検索エンジン上位表示
ドアページ
通常「ドアウェイ(Doorway)ページ」、「アンカー(Anchor)ページ」、「ブリッジ(NBridge)ページ」と言われることもあるドア(Door)ページ。ドアページとは、特定の検索エンジンで特定のキーワードで上位表示されるために意識的に最適化して作成するウェブサイト内のページのことです。ドアページは検索エンジン最適化の初期段階から、そして現在も幅広く利用されているテクニックです。
ドアページの必要性
ドアページが利用される背景の1つに現在の検索エンジンの多くが、CGIやASP、PHPでリアルタイムに生成される動的ページをうまく登録してくれないことにあります。最近のウェブサイトには従来のHTML、テキストファイルだけの単純な仕組みと違い、データベース連動型でユーザーアクションに応じてリアルタイムでページを生成する仕組みが増えています。
これらの動的ウェブサイトはせっかく何千、何万と言う商品やサービスを紹介、販売しているにも関わらず各ページが動的に生成されているため、検索エンジンのデータベースに各詳細ページまでうまく登録されないと言う問題があります。結果的にウェブサイトが提供している商品やサービス名でユーザーが検索エンジンでキーワード検索を行った際に、せっかくの内容がうまく表示されないと言うケースが多々あります。
またデータベース連動型サイトだけでなくともFLASHやDHTML、JAVAなどの技術を利用したウェブサイトやレイアウトデザインに凝ったウェブサイトなどは、検索エンジンがキーワード検索時の判断対象とするキーワードなどの文字情報をウェブページに記述することが難しい場合があります。
上記のような問題がある際に、ウェブサーバー内に商品やサービス、関連キーワードに特化したテキストベースのウェブページを多数作成することで、検索エンジンにこれらのページが登録され、特定の商品やサービス名でキーワード検索された際に検索エンジンの結果ページに表示されると言うわけです。ユーザーはまずそのページにアクセスし、そのページ経由で実際のウェブサイトにアクセスする形になります。つまり本サイトへユーザーを検索エンジン経由で誘導するための入り口的なページと言う意味合いで「ドア」ページと言う名称が付いているのです。
ドアページの作成方法
ドアページを実際に作成する際は様々な注意点が存在します。1つは本サイトへユーザーを誘導するためのページであることから、ユーザーが検索エンジン経由でアクセスした際に、検索エンジン対策で別に用意された入り口ページを目にすることで、サイトに対する不信感をつのる場合が無いとも言ません。これはドアページを如何に本サイトと連動した形で、ユーザーにウェブサイトの完全な1コンテンツとして自然な形で見せることができるか、と言う仕組み作り、デザインが必要になります。
またドアページを作成する際、検索エンジンが確実に登録してくれるような作り方をする必要があります。ドアページは過去様々な利用がされており、検索エンジンの検索結果の利便性を阻害するようなドアページ生成を行っていたサイトも多数存在しました。例えばアダルトサイトが女優の名前全てでドアページを作成してどの女優名でキーワード検索してもそのアダルトサイトのドアページが上位に表示されたり、特定のキーワードでキーワード検索すると、特定のサイト内のドアページが何ページにも渡って表示されるようなケースもありました。
ドアページ vs 検索エンジン 検索エンジンはユーザーの検索結果に対する信頼性が第一ですから、ドアページの氾濫、濫用に対策を取るべく、ウェブサイトに関連性が少ない、検索エンジン対策のためだけのドアページのためだけに作成されたドアページは無視するようなアルゴリズムを取り込むようになっています。結果せっかくドアページを作成しても検索エンジンに無視されたり、検索結果の上位に全く表示されない場合もあります。
また最近の検索エンジンが技術が進化しており、検索アルゴリズムを単純なウェブページに対する判断から、ウェブサイト全体での判断、また各ウェブページとウェブサイトの関連性の中での判断を総合的に行うようになってきています。結果として単純に特定のキーワードで最適化したドアページを用意しても全く効果がない場合が増えています。
とは言え、データベース連動やデザイン重視などウェブサイトの性質上、何らかの形でドアページを作成しない限り、検索エンジンマーケティングが有効に行えないウェブサイトも多数存在しており、その数も増えています。ドアページの必要性はある種、進化し続ける検索エンジン技術とウェブサイト技術の間で発生したある種の矛盾、ゆがみとも言えるかもしれませんが、だからと言ってドアページ対策を無視しまってはせっかくのウェブサイトがユーザーの目に触れる機会を損失してしまうだけです。ウェブサイトが最適なドアページを作成し、有効に検索エンジンをインターネットマーケティングに活用していくための必要性は益々高まっていくでしょう。
リンクポピュラリティとは?
Google、ページランクの重要性が高まると同時に、ウェブページ自体の内容を最適化する検索エンジン対策は効果は現在ほとんど効果がなくなりつつあるのが現状です。そこで検索エンジンマーケティング上必要となってくるのが、対象ウェブサイトに対してリンクを掲載してくれる外部ウェブサイトを1つでも多く増やし、対象ウェブサイトの「リンクポピュラリティ」を向上する作業です。 日本では「被リンク数」と通常言われますが、被リンク数では単純な「リンクの数」を意味する印象を受けるため、ここではあえてリンクポピュラリティと記述しています。もちろん被リンク数もページランクを支える大きな要素ですがそれ以上にリンクに関わる様々な要素を含めて「リンクポピュラリティ」がページランクを決定する重要な要素になります。
リンクポピュラリティとわざわざ呼ぶからには、単純にサイトへのリンク数を増やせばページランクが上がると言うものではありません。ページランクの項でも説明した通り、リンク元のウェブサイト、ウェブページ自体がページランクの高いサイトであることと、そして自分のウェブサイトに関連する種類のサイトであることが必要になってきます。
これはある意味、ビジネスサイトにとっては非常に難しい課題です。と言うのも同じ内容を取り扱っているサイトでさらにページランクが高いサイトとなると、多くの場合、競合相手と言う場合も多々あります。そのようなケースで簡単にリンク依頼を承諾してくれるケースは少ないでしょう。地道にネットサーフィンを行い、個人サイトなどリンクを掲載してくれそうなサイトに対してアプローチを行う必要があります。ただ一般的に個人サイトは被リンク数も少なくページランクが低い傾向にありますから、一定以上の数の個人サイトからリンクを得ない限り、ページランク向上を実現することは難しいでしょう。
つまりウェブサイトが意識的にリンクポピュラリティを向上することは非常に難しく、効果的なGoogle対策を実現することは一筋縄ではいかないのが現状です。裏返せば自然発生的にリンク数が増えた人気サイトのリンクポピュラリティ、ページランクが高くなり、Googleの検索結果がより多くのユーザーに高い支持を得た結果が今日のGoogle人気につながっていると言えます。つまりリンクポピュラリティを向上させるには、関連サイトを検索しリンク依頼の電子メールを送ると言う作業もありますが、より多くのユーザーに利用される、自然にリンクを掲載してもらえるような充実したウェブサイトを作成する、と言うことに最終的にはつきるとも言えます。
もちろんだからと言ってこのサイトで何ページにも渡って解説している検索エンジン最適化作業、検索エンジンマーケティングンのノウハウが一切必要ないわけではありません。最適化を行うことでリンクポピュラリティが高いサイトが確実に検索エンジンに登録されるための基盤を作り、せっかくのリンクポピュラリティを最大限に生かすことができるのです。
リンクファームの登場と衰退
Googleが普及すると共に米国ではこのリンクポピュラリティを逆手に取ったサービスも多数登場しました。一般的に「リンクファーム(Link Farm)」と言われるこれらのサービスでは、ウェブサイトが数万円を支払って登録すると他に登録している複数のウェブサイトにリンクを掲載してもらえると言う恩恵を受けることができました。つまり地道なリンク獲得の努力を行うことなしに、数万円を支払うだけで自動的に一定数の被リンクを獲得できると言う仕組みです。さらにウェブサイトのジャンル別に同様のサービスを行いリンクポピュラリティも大幅に向上させる、と言うサービスも存在しました。
しかしリンクファームが人気を集め出したと同時に、Googleはこれらのサービスを一種のSPAMと見なし、リンクファーム経由のリンクを無視したり、またはリンクファームを利用しているサイトのページランクを無効にする、データベースから削除する、と言う対策手段を講じています。日本で同種のサービスが流行る前に米国で効力が無くなってしまったサービスですが、将来的に同様のサービスが日本で立ち上がったとしてもいずれGoogleは対応するものと考えられます。
▲ ページトップへ
HOME
前のページへ
