1日目 成田からシンガポールを経てコタキナバルへ

 2011年3月1日0時47分シンガポール航空SO633便はシンガポールに向けて羽田空港を飛び立った。今回の旅はボルネオの蝶や野生生物の写真を撮ることが目的の22日間の旅で、訪れる場所の大部分は一昨年の5月に訪れているのだが(旅行記)、期待していたほど蝶がいなかったので雨季の3月に再度訪れることにしたのである。

 機内はほぼ満席だったが最後尾に近い席だったので隣の席が開いていて楽に座れた。離陸後15分ほどしてサンドイッチと飲み物が配られてから機内灯が消された。目をつむって眠ろうとしたがよく眠れなかった。

  
サンドイッチと飲み物         消灯したキャビン

 4時20分機内灯が点灯され飲み物が配られさらに15分ほどして機内食が配られた。洋食と日本食があったので日本食にしたら白身の魚の煮物と野菜、ご飯、フルーツ、ケーキだった。


機内食

 時計を1時間遅らせSQ633便はほぼ定刻の6時50分にシンガポールのチャンギ国際空港に着陸した。コタキナバル行きのSQ5096便の出発時間まで7時間もあるのでシンガポールの市内観光をしようとシンガポールの入国手続きをする。

 
チャンギ空港コンコース(拡大)         入国審査場前(拡大)

 構内の銀行で100ドルを124.1シンガポールドルに両替してから地下2階の荷物預かり所に行ってリュックを預ける。近くにかき氷の店があったのでイチゴ入り掻き氷を食べてみた。代金は2.4シンガポールドル(160円)でなかなか美味しかった。


イチゴ入り掻き氷

 長い通路を歩いてMRT乗り場に行き2.9シンガポールドル払って乗車カードを買い市内に向かう。乗車料金は1.9シンガポールドル(130円)だがカードの代金として1シンガポールドル余分に払い、後でカードを返して戻してもらえる。


MRT改札口前

 当初は市内からタクシーに乗ってシンガポール動物園を訪れる予定だったがMRTの乗車時間が予想以上かかったので町の中を散策することにし、マリナベイの手前のシティーホール駅で降りてみた。駅の近くに聖アンドリュー大聖堂があった。ミサをしていたので中に入らなかったが石造りの重厚な建物だった。

 
聖アンドリュー大聖堂(拡大)      聖アンドリュー大聖堂(拡大)

 聖アンドリュー大聖堂の裏に高さ200m57階建ての3つのビルの屋上を船でつないだ形のマリーナベイサンズが見えた。世界最大のカジノと2561室のホテル、ショッピングモール、美術館、シアターなどがある総合リゾートである。写真を撮ろうと中望遠レンズをつけたカメラを向けると「レンズの接点の掃除をしてください」という表示が出て撮れない。接点の掃除を何度かしてみたがなおらないので広角レンズに付け替えて撮る。このレンズは10日前のフィリピン旅行では正常に動作していてそれから1度も使かっていないのだ。昨年は2台のEOS7Dの内部が腐食して壊れてしまった。1台のEOS7Dは買ったばかりで初めて使ったので自然の故障とは考えにくく身内のストーカーが腐食性の薬品をカメラの内部に塗った可能性が高い。このレンズも身内のストーカーに腐食性の薬品を塗られたようだ。身内のストーカーはピッキング対策の鍵をかけても入ってくるしSECOMはまったく役に立たないので長時間外出するときは旅行に持っていくパソコンとカメラはリュックに入れて持っていくのだが、それでも被害を受けてしまう。悪の天才みたいな男だ。


マリーナベイ・サンズ(拡大)

 このあとシティーホールやビクトリア劇場など石造りの建物を見ながら歩くいた。

  
シティーホール(拡大)          ビクトリア劇場(拡大)         石塔(拡大)

 歩いていくとシンガポール川とカベナグ橋があり対岸にフラートン・ホテルが建っていた。

 
カベナグ橋(拡大)          フラートン・ホテル(拡大)

 シンガポール川の岸辺には昔の風景が銅像で再現されていた。

  
商談(拡大)          荷の積み込み(拡大)          子供(拡大)

 岸辺にはバーバドスナッツやルリマツリなどの南国の花が咲いていた。

 
バーバドスナッツ(拡大)          ルリマツリ(拡大)

 カベナグ橋の近くにアジア文明博物館があった。カベナグ橋の先にマリナベイがあり有名なマーライオンの像があるが現在見られないのでこの博物館を見学することにした。一般の料金は8シンガポールドルだがシニアなので半額ですんだ。


アジア文明博物館(拡大)

 内部にはいろいろな国の展示物が並んでいたがいずれも非常にレベルが高い。

  
銅鼓(拡大)          壺(拡大)          銅鼓(拡大)
   
瓶(拡大)          瓶(拡大)        壺(拡大)          壺(拡大)

 クメール系の像も展示されていた。

 
クメール系の像(拡大)      クメール系の像(拡大)

 仏頭や仏足石も展示されていたが他では見たことのない精巧な像であった。

 
仏頭(拡大)          仏足石(拡大)

 中国の瓶や祭具も見事なものであった。

  
瓶(拡大)          瓶(拡大)       祭具(拡大)

 アフリカのコンゴ川沿岸の民芸品の特別展が開かれていたが、これも興味深いものであった。

  
仮面(拡大)          仮面(拡大)         仮面(拡大)
  
仮面(拡大)          仮面(拡大)          仮面(拡大)
  
仮面(拡大)          仮面(拡大)          人形(拡大)
  
人形(拡大)          人形(拡大)          人形(拡大)

 このあとシンガポール川の川岸を歩いていくと1819年に初めてシンガポールに上陸したイギリス人のスタンフォード・ラファエルの像が建っていた。像の前からはシンガポール川の対岸の高層ビル群が見える。

 
スタンフォード・ラファエル像     高層ビル群(拡大)

 スタンフォード・ラファエル像の近くにも昔の生活を再現した銅像が置かれていた。さらに歩いていくと近代的な橋があり先ほどの高層ビルなどが眺められた。

  
取り引き(拡大)          取り引き(拡大)        橋からの眺め(拡大)

 歩いているうちに空腹になったので川岸の大衆食堂で1肉2菜の定食を食べタマリンドジュースを飲む。代金は定食が2.6シンガポールドル(175円)、タマリンドジュースが1.6シンガポールドル(110円)だった。

 
定食        タマリンドジュース

 余裕を見て11時30分にチャンギ空港に戻ったが荷物預け所が見つからない。案内係に聞くと今いるところは第2ターミナルで荷物預け場所は第3ターミナルだというのでスカイトレインに乗って第3ターミナルに向かう。スカイトレインはターミナル間を連絡するモノレールで無料で使えるが乗車場がターミナルの中心部からかなり離れたところにあるのが難点だ。


スカイトレイン

 荷物を受け取ってからまた掻き氷を食べる今度はマンゴー入り掻き氷にしたが。時間があまりないので急いで食べようとしたら頭が痛くなってしまったので半分残して再度スカイトレインに乗って第2ターミナルに移動する。ターミナル間の移動には30分近くかかってしまうのだ。


マンゴー入り掻き氷

 シンガポールの出国手続きをしコタキナバル行きのSQ5096便の搭乗待合室に向かう。SQ5096便は14時35分に離陸、30分ほどして飲み物が配られ続いて機内食が配られた。チキンとフィッシュがあったのでフィッシュにした。


機内食

 SQ5096便は16時40分にコタキナバル空港に着陸した。ターミナルが2つになって2年前よりずっと大きくなっている。


コタキナバル空港

 今回の旅を手配してもらったガイドの松木さんとドライバーの岡田さんに迎えられ市内のシイティテル・エキスプレス・ホテルに向かう。道路が広くなっているが2年前より大幅に車が増えている。15分ほどでシイティテル・エキスプレス・ホテル到着した。宿泊代は朝食付きで1泊110リンギットであったが客室は狭くビジネスホテルといった感じである。

 
シイティテル・エキスプレス・ホテル       客室

 ホテルに荷物を預けて両替所に行き3万円両替したら2140リンギットになった。1リンギットが27.8円になる。機内でよく眠れなかったのでひどく眠く、それに今日はデジタル一眼レフ2台を首にぶら下げて25000歩以上歩いて疲れたのでホテルに戻ってデジカメのデータをパソコンにコピーしてからすぐ休む。


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