糖尿病は一生付き合っていく病気です。しかし、良好な血糖コントロールを持続することにより合併症の発症や進行を遅らせる事ができる病気です。
そのためには患者様自身やご家族の正しい理解が必要です。ご自分の合併症を一度確認し、目標とすべき血糖コントロールを保てるように何をすべきかを見直しましょう!
また、入院と聞くと重症な病気を想像される方が多いですが教育入院はそのような入院とは異なります。運動療法のため散歩に出たり、食事療法を体験したり、スタッフに気兼ねなく糖尿病について質問し知識を高めることが主な内容です。
日程調整や必要な検査内容を確認しスムーズな入院生活をおくるために教育入院を希望される患者様は事前に一度糖尿病専門医の外来を受診して頂きます。
初診外来は電話にて予約可能です。予約なしでも診察は可能ですがお待ち頂く時間が長くなる場合がありますのでご了承ください。
糖尿病学習用テキストを使用し専門のスタッフと糖尿病と合併症について理解を深めて頂きます。また糖尿病教室、ビデオ学習に参加して頂き集団での指導も行います。
糖尿病が非常に悪い場合、1〜2%の割合で悪性腫瘍(癌)が原因であるケースがあるため一般的な癌のスクリーニング検査を行います。(便潜血や腹部エコー)
必要性がある場合、胃カメラ、大腸カメラ、腹部造影CTなどを行います。
| 栄養指導 | 管理栄養師による食事指導と入院治療食体験 |
|---|---|
| 薬剤指導 | インスリン使用者には自己注射指導とシックデイ指導 |
患者さんの合併症や年齢、能力に応じた運動処方箋を作成し退院後の運動の仕方を一緒に考えていきます。りんりんロードを使用した散歩コースを自由に散策して頂けます。
1日の血糖測定を行うことで食前食後の血糖を安定した血糖に致します。血糖コントロールが非常に悪い場合は糖毒性(高血糖そのものが血糖の下がりにくい状態を引き起こし、さらなる高血糖を呼ぶという悪循環)が関与している場合があるので一時的にインスリンを使用することによりすみやかつ安全に血糖を下げます。
糖尿病の治療は食事、運動、薬剤の三本柱になりますが個人によりどこに問題があるかは異なります。入院される方には生活状況を確認するため質問用紙を用意しております。ご自身に応じた治療法をスタッフと一緒に考えていきましょう。
当院で教育入院のみをご希望の方で、外来はかかりつけの医療機関に戻られる場合は、当院から合併症など検査したすべての結果をかかりつけの医療機関に提出しますのでスムーズにもとの医療機関に戻ることが可能です。
インスリン使用中の方でインスリンから離脱して内服加療での血糖コントロールをつけようとする方、入院中に他の疾患が発覚した場合などは希望より入院期間が延びる可能性がありますのでご了承ください。
| 2泊3日入院 (ご希望により3泊4日等も可能です。) |
血糖コントロールは難しいので血糖コントロールが安定した方(HbA1c 7%台程度)が対象です。合併症検査をまとめて行いたいという方にお勧めです。 |
|---|---|
| 1週間入院 | 合併症検査の他に糖尿病や合併症の知識をつけて実際に食事療法や運動療法を実感して頂けます。 |
| 2週間入院 | 血糖コントロールをしっかりとつけたい方は2週間以上の入院がお勧めです。 |
個室利用、2週間以上の入院、入院中必要な検査が増えた方は下記料金と異なる場合があります。下記料金は大部屋入院における大まかな目安となりますのでご了承ください。
| 自己負担割合 | 2泊3日 | 1週間 | 2週間 |
|---|---|---|---|
| 1割負担の方 | 約13,000円 | 約27,000円 | 約52,000円 |
| 3割負担の方 | 約30,000円 | 約60,000円 | 約110,000円 |
※上記は食事費用とアメニティ利用料込みとした場合の概算額です。
※2週間を超える入院期間が予想される方の場合、限度額適用認定証の利用で自己負担を抑えられる場合があります。限度額適用認定証については入院前に各保険者へ申請してください。
糖尿病の主治医はあなたです!ご自身にとってストレスが少なく継続できる正しい治療法を一緒に見つけましょう!



