声帯
声帯は私たち歌手にとっても、歌に携わっていない人にとっても非常に大切なモノである。
という事を理解しなければいけません。
普段私達は言葉を使ってコミュニケーションをはかっています。突然声が使えなくなったなら、恐らく
精神的にもダメージを受けるでしょう。
ここでは、声帯がどういうモノなのかを俺自身の経験も交えて話して行こうと思います。
今、俺は20代前半でまだ声帯も発達している段階です。声帯は30歳くらいまで成長するらしです。
今から6年ほど前、高校1年の頃俺は本気で歌手になりたいと思いボイストレーニングを受けたり
独自で本を読み漁り発声学について勉強と練習に明け暮れました。
当時俺は、声帯について勘違いしていました。声帯は筋肉の一種で鍛えれば鍛えるほど、声を出せば
出すほど強靭になり高音域も手に入れる事が出来ると信じていました。バンドの練習やカラオケに週に二日
行ったり、毎日家で声を出していました。毎日声がしゃがれるまで歌っていたんです。
声帯は喉頭、いわゆる喉仏(アダムズアップル)の中にあります。
声帯は親指の爪を半分にしたくらいの大きさのヒダが2枚対になっているだけのものです。けして大きなモノでは
ありませんよね?そんなものが一秒間に何百回も振動するなんて・・・って思いません?
二の腕やたるんだお腹のお肉に一秒間に何百回も振動するくらいの風を当てたなら、きっとめちゃめちゃ痛いで!?
流石の声帯もずっと震えてると赤く腫れ上がります。その腫れが慢性的になりさらにタコのようになると厄介です。
俺自身、高校生の頃に一週間以上声が出なくなった事もありますし、専門学校に行っていた頃に数ヶ月まともに声が出なく
なるという事態を招いた事もあります。どちらも声帯の酷使によるモノで、後々医者に行ったら声帯に出血の痕があると言われましたしね。
自由に唄うことが出来なくなった頃に支えてくれた友達や彼女には本当に感謝しているし、友達は大切にしたいなと感じた時でした。
メジャーで活躍する歌手でも多忙なスケジュールにより声帯を痛めてしまったりポリープが出来てしまったという話は
珍しくありません。プロの歌手でも使い過ぎると痛めてしまうのですから、アマチュアの人間はもっと注意してもいいのではないでしょうか?
声帯は眠る事でしか休まらないのです。もし声の調子が著しく悪くなり声帯を痛めた可能性があるのならば、その時は多めに水分を摂り
沈黙療法を薦めます。豆知識ですが、音が耳から入る時も声帯はかすかに震えるそうです。
声帯はどんな時でも声が出るように準備して待っています。なんども言いますが声帯を休めるには寝るのが一番です。