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たさく しょうこ藍染め作品集「ふたり」どこか懐かしく、
著 者 たさく しょうこ
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ありがとう
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たさく しょうこ さん に初めて会ったのは、松本技術専門校の木工科の教室でした。夫のしげほ さんとふたりで大阪から信州に引っ越して来たと云うことでした。しげほ さんは前の年に建築科を出ていました。ほんとうは木工科を希望したそうですが、競争率が高くてしかたなく建築科にしたそうです。そこで次の年につまり私が木工科に入った年に、「田舎暮らしをするには家の修理をしたり、薪をつくったりするから木工機械くらい使えた方が便利だ」とか言って しょうこさんを木工科に送り込んできました。というわけで、私とは同期生です。
卒業後、額縁を作ったり、時計を作ったりしていました。ふたりとも木彫りは上手でしたが家具のように木を組んできっちりした物を作ることは苦手なようでした。そのうちに、しょうこさん は、自己流で藍染を始め、服やストールなどを染めていました。もともと絵が好きでしたので藍染で絵を描いてタペストリィをたくさん作りました。藍染の絵本も作りました。
今回出版した本は、藍染タペストリィの写真にしょうこさんがしげほさんへの思い(彼は10年前に天国へ、「おれは幸せものだ」と言いつつ……てる注)を綴った詩や文をを添えたものです。本にしようと準備をすすめていたのですが、出版に至る前に夫のもとへ旅立って行きました。昨年の9月の十五夜の日でした。
姉の れいこさん が作業を引き継ぎ、原稿のまとめや、出版社とのやりとりなどをして、このたび文芸社から出版されることになりました。 なお 2004.10.30