塗り物 updated on 2005.01.17
茶漬け椀 蕎麦猪口 雑炊丼
 
雑炊丼

雑炊丼
 (長辺:25cm、短辺:16cm、高さ:7.5cm、容量:摺切で1200cc、
  素地:麻布乾漆)

 内側は本朱、外側は本朱の上に透き漆を塗った溜塗りです。

 作りは「内朱溜蕎麦猪口」と同じです。

2005.01.17      △top
 
内朱溜蕎麦猪口

内朱溜蕎麦猪口
 (直径:8cm、高さ:6.5cm、容量:摺切で200cc、素地:麻布乾漆)

 内側は本朱、外側は本朱の上に透き漆を塗った溜塗りです。

 木型に 目の荒い麻布を2回巻き付けて糊漆で接着し、布目を地の粉で埋めて素地を作りました。外側は布目を残すように軽く、内側は布目が消える程度に錆付けをして下地とし、下塗り、中塗りの後本朱漆で上塗りをしました。外側はこの上に透き漆を塗って溜塗りとし、内側外側とも研ぎの後、摺り漆で拭き跡を残して仕上げました。
2004.10.27      △top
 
根来茶漬け椀

根来茶漬け椀
 (直径:15cm、高さ:8cm、容量:摺切で700cc、素地:木)

 黒漆の上に朱漆を塗ったものを根来塗りと云います。永く使っていると朱漆が磨り減って下の黒漆が出てきます。根来文様を研ぎ出したものは、研ぎ出し根来とか云いますが、現在ではこれを根来塗りと呼ぶことが多いようです。

曙茶漬け椀

曙茶漬け椀
 (直径:15cm、高さ:8cm、容量:摺切で700cc、素地:木)

 黄色がかった朱漆(曙色)の上に黒漆を塗って研ぎ出したものを曙塗りと云います。朝日が昇る時の色です。左の椀は曙色ではなくて、本朱の上に黒漆を塗って研ぎ出しています。

 上の二つの椀は最後の塗りが朱漆か黒漆かの違いで他は全く同じ工程で作りました。
 下地は堅地で、天縁・高台縁・見付には麻布を着せてあります。この椀のような厚手の器には麻布を着せますが、縁を薄くしたいときには和紙を着せます。下塗り、中塗り、上塗り、文様研ぎ出しの後、摺り漆で拭き跡を残して仕上げました。
2004.10.25      △top