漆器の作り方
道具
材料
漆の扱い方
拭き漆(摺り漆)
木地溜塗り (準備中)
錆下地
堅地 (準備中)
蒔地 (準備中)
呂色塗り (準備中)
花塗り(塗立)(準備中)
 
 
 
参考文献

道具

定盤

  この上で下地を調整したり、漆を練ったりします。座って作業する場合は、箱型の小卓の天板に漆を塗った箱型定盤を使います。引き出しが付いています。作業台を使う場合は、漆を塗った45cm*30cmくらいの厚板を作業台の上に置いて使います。ガラス板でもよいです。

箆(へら)

  下地や漆の調整や練、下地付け、布着せ、漆塗り、などの他に漆を桶から取り出すときとか容器の掃除などいろいろの場面で使います。                   漆箆のいろいろ
  下地など水分の多いものを扱う時には、狂いの少ないヒノキ柾目板で作ったヒノキ箆を使います。色漆を練るときに使う練り箆はねばりのあるニレ、チシャ、マユミなどで作ります。穴に刻苧を詰めたりするする場合は竹箆を使います。
  形はAをよく使います。箆の大きさは用途によって使い分けます。@はすき箆ではみ出した下地や漆を取り除きます。BCはお椀の内側のような曲面につかいます。DEは角の内側に錆付けする時に使う剣箆です。
塗師刀

塗師刀(ぬしがたな、ぬしとう)

  主に箆を削るために使います。見て分かるように普通の小刀と違って前にも刃が付いています。刃物としては他に切り出し小刀、小鉋、裁ち鋏などです。

漆刷毛

  人毛束を糊漆で固めヒノキ板で挟んで作ってある「通し刷毛」を使います。全長に渡って毛束が通っている全通しと半分だけの半通しがあります。鉛筆のように削り出して使います。長さが短くなれば全通しの場合は持ち手を継ぎ足して使います。

濾し紙

  漆の中に入っているゴミを取り除くために濾し紙を使います。吉野紙、麻布紙、合成紙などを数枚重ねて使います。

茶碗

  濾した漆を入れたり、作業終了後に残った漆を保管するためにどんぶり、茶碗、湯のみなどを使います。表面の滑らかな磁器製のものがよいです。漆は空気に触れると固まるので、保管するときには蓋紙で漆に密着するように蓋をします。

漆風呂(漆室)

  漆が固まることを乾くと言いますが、漆から溶剤や水分が蒸発して(乾いて)固まる分けではなくて、重合反応により小さな漆の分子が沢山くっ付いて大きな分子となり固まるのです。この重合反応には温度(20℃程度)と湿度(60%以上)が必要です。この温度と湿度を保つために風呂(ふろ)又は室(むろ)と云う設備をつかいます。木製の箱で中を水で湿し、棚板に塗り物を載せて乾かします。大きな風呂は押入れくらいの大きさです。茶箱やダンボール箱でも間に合います。
  
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