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ボルネオ島(コタキナバル)旅行記
 
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 8. ラフレシア(幻の花)

 私たちはポーリン温泉の観光を終え、温泉の敷地の外の道路で、コタキナバルに帰るバスに、乗り込んでいました。 そこに、本日二つ目で、そして嬉しいハプニングが、ガイドから知らされました。
 それは、この近くで、世界最大で幻の花である、開花して三日後のラフレシアが、見られるとの朗報でした。 もちろん、最初からスケジュールに入っていたものではありません。

 熱帯雨林の中を歩きます 
 ラフレシアです 
 ラフレシアです 
 ラフレシアの蕾です 
 バスを降りた私たちは、見物料として一人 RM15(\450)を、男性に支払いました。
 そして、ポーリン温泉出口のすぐ近くの脇道から、写真一番上の案内の少女について、熱帯雨林の中を早足で歩き始めました。
 バナナの葉が茂る草むらを抜けたり、小川に架かる丸木の橋を渡ったりして、15分くらい早足で歩き続けました。
 写真には写っていませんが、素足でサンダル履きの8才の地元の男子が一緒に途中まで案内してくれました。 私が簡単なマレー語で話しかけると、彼は素直に返事をしてくれました。 また、英語も少し理解できるようでした。

 真ん中の二つの写真が、幻の花といわれるラフレシア(Rafflesia)です。 同じ花を、距離を変えて撮影しています。 蒸し暑い熱帯雨林の竹林の中で、ラフレシアはひっそりと咲いていました。
 間近で撮影するために、私は花から60cm程度まで身を乗り出して近づきましたが、その範囲で臭いは感じませんでした。
 花の近くの写真の女性は、マレー系の観光客です。 花の周囲には、簡単な柵が設けられていて、中に入れないようにしています。 彼女だけがどうして、柵の中へ入れたのかは分かりません。

 一番下の写真は、ラフレシアの蕾です。 付近には、4個から5個の蕾が観察できましたが、写真の蕾はその中で一番大きく、直径10cmくらいのものでした。 ラフレシアの蕾は丸く、深い紫色に近い色彩でした。

 ラフレシアについて、日本の著名な辞書である広辞苑(岩波書店 第五版)は、次のように記述しています。 「(発見者ラッフルズの名に因む属名) ラフレシア科の多年生植物。ブドウ科植物の根に寄生し、無葉緑。地上部は花だけ。花全体は扁球形で、直径一・五メートルに達し、世界最大。五枚の多肉な花弁は赤橙色で、黄色のいぼが並び、悪臭を放つ。スマトラ島など熱帯アジアの林下に生じる。」

 私たちは、幸運な約40分間のラフレシア見物を終え、17:35 にバスは帰途につきました。 ところが、バスが10分ほど走った時、本日三回目のハプニングに遭遇しました。
 私たちと同じ日本の大手旅行社系のバスが、故障のために立ち往生していました。 私たちのバスのドライバーが降りて、後部のエンジン部を確認しています。 エンジンは動くのですが、クラッチ系統の故障のようでした。
 故障したバスの乗客の一部を乗せて、私たちのバスは、18:06 に再び帰途につきました。 これから、まだ2時間以上かかる、長い道のりです。
 途中で日没を迎え、バスは道路照明のない真っ暗な山道を、ひたすら走り続けました。 途中の曲がりくねった山道から、キナバル山中腹に位置する複数の山小屋の明かりが、はっきりと見えたのがこの時でした。
 20:24 に、バスはトゥアラン(Tuaran)の10Kmほど北に位置する、シャングリ・ラ・ラサ・リア・リゾート(Shangri-la's Rasa Ria Resort)に到着しました。 次に、ネクサス リゾートに寄って、バスがベルジャヤ パレスに到着したのは、午後9時を過ぎてからでした。

 
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