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   日本人にはお風呂が必要? (インドネシアにて)
 
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風呂は日本人の心と体を癒します。 
 私は以前に仕事で、インドネシアのジャカルタから高速道路を東に30分ほどの郊外で、地元のホテルに滞在したことがあります。
 西ジャワ州ブカシ(Bekasi)県にある、リッポーチカラン(Lippo Cikarang)という街でした。

 そのホテルは5階建ての100室程度で、従業員は全員がインドネシア人です。
 インドネシアは、| マンデリン |(Mandheline)と | トラジャ・コーヒー |(Toraja coffee)が有名です。 朝食時に、レストランで出されていたコーヒーは、多分、マンデリンだったと思います。

 私は四回このホテルを利用しましたが、宿泊したいずれの部屋にも、浴槽がありませんでした。 バスルームの一角に、シャーワー室があり、湯量は十分でした。
 ところが、一ヶ月ほどの滞在中に、「あー、風呂に入りたいなー」と思うことがありました。 無い物ねだりというか、無いと思えば浴槽を恋しく思うものです。

 私の同僚の一人も、同じ思いでした。 ある時私は、日本の幼児用のビニール製のプールがあれば、浴槽の代用になると話しました。
 しかし、地元のスーパーで、幼児用のプールが販売されているかは不明でした。 また、共用するにばホテルの廊下を、プールをずるずると引きずって、歩く必要があるなどと彼と話しました。 その案は、話だけで終わりました。

 しかしながら、別の機会に、大浴場付きのサービス・アパートメントに滞在しました。 その際には、私は大浴場よりも、部屋にあるシャワーを多く利用しました。

 インドネシアは熱帯に位置し、暑い国です。 日本でも、暑い夏の期間は、シャワーだけで済ますことがあるのと同じことです。
 東南アジアの熱帯地域では、体を洗うだけであれば、必ずしも浴槽を必要としません。

 日本人が風呂や温泉を好む理由は様々だと思います。 日本の冬の寒い気候は、暖かい浴槽を必要とする理由の一つでしょう。
 日常の疲れを、風呂や温泉でゆっくり癒すという習慣は、日本の文化であるということを、異国での経験が私に教えてくれました。

インドネシアはコーヒーの生産地です。


 2004年1月

 
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