| 旅の喫茶室 | ||||
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そのホテルは5階建ての100室程度で、従業員は全員がインドネシア人です。
インドネシアは、| マンデリン |(Mandheline)と | トラジャ・コーヒー |(Toraja coffee)が有名です。
朝食時に、レストランで出されていたコーヒーは、多分、マンデリンだったと思います。
私は四回このホテルを利用しましたが、宿泊したいずれの部屋にも、浴槽がありませんでした。
バスルームの一角に、シャーワー室があり、湯量は十分でした。
ところが、一ヶ月ほどの滞在中に、「あー、風呂に入りたいなー」と思うことがありました。
無い物ねだりというか、無いと思えば浴槽を恋しく思うものです。
私の同僚の一人も、同じ思いでした。
ある時私は、日本の幼児用のビニール製のプールがあれば、浴槽の代用になると話しました。
しかし、地元のスーパーで、幼児用のプールが販売されているかは不明でした。
また、共用するにばホテルの廊下を、プールをずるずると引きずって、歩く必要があるなどと彼と話しました。
その案は、話だけで終わりました。
しかしながら、別の機会に、大浴場付きのサービス・アパートメントに滞在しました。 その際には、私は大浴場よりも、部屋にあるシャワーを多く利用しました。
インドネシアは熱帯に位置し、暑い国です。
日本でも、暑い夏の期間は、シャワーだけで済ますことがあるのと同じことです。
東南アジアの熱帯地域では、体を洗うだけであれば、必ずしも浴槽を必要としません。
日本人が風呂や温泉を好む理由は様々だと思います。
日本の冬の寒い気候は、暖かい浴槽を必要とする理由の一つでしょう。
日常の疲れを、風呂や温泉でゆっくり癒すという習慣は、日本の文化であるということを、異国での経験が私に教えてくれました。
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2004年1月