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  何で僕が先生? (台北にて)
 
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 私と妻は、1986年の7月31日から5日間、台湾の | 台北 | を訪れたことがあります。

 私たちは二日目の午後から、北部の「基隆港と野柳自然公園」のツアーに出かけることにしました。 ホテルまで、男性の日本語ガイド兼ドライバーが迎えに来て、三人はセダン型の車で出発しました。

 基隆(キールン:Keelung)は、台湾で第二の港で、中正公園(チョンチョンコンユエン:Chung Cheng Park)などがあります。 野柳自然公園(イエリュウ自然公園:Yehliu Park)は、様々な形をした奇岩が見られる観光地です。

 観光中に、台湾人のガイドは、先ほどから私のことを、日本語で「先生(せんせい)」と呼んでいます。 例えば、彼は「先生、カバンをお持ちしましょう。」と、私に話しかけます。
 何で僕が先生? ... 私は、驚いていました。 私は、「先生」と呼ばれる職業ではないからです。

 この時の体験は、ずっと私の記憶に残っていました。 そして、随分後になって、その時に「先生」と呼ばれた理由が分かりました。

 その理由は簡単でした。 「先生」の意味が、日本語と中国語で異なるからでした。 中国語の「先生」(シェンション:Sheng Shong)は、男性に対する「・・・さん」という意味です。

 日本語の「先生」に対応する中国語は、「老師」(ラオシー:Raoshi)です。
日本と台湾は、同じ漢字を使う民族ですが、意味が異なる漢字が多くあります。

 台湾は飲物として、ウーロン茶(烏龍茶:Oolong tea)が有名です。 緑茶、ウーロン茶、紅茶は、同じ茶葉から作られます。 発酵させていない茶が緑茶で、完全に発酵させた茶が紅茶です。 ウーロン茶は、適度に発酵させた半発酵茶です。

ウーロン茶をいかがですか。


 2004年1月

 
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