| 旅の喫茶室 | ||||
![]() | |
私は、ジャカルタから東に60Km程度の、カラワン (Karawang) という街で、サービス・アパートメントに滞在しました。 日系の会社が経営し、食事・洗濯等のサービスが付属した長期滞在用の施設です。
クリスマスが近づき、アパートメントのロビーに、高さ2メートル程度の立派なクリスマスツリーが、飾り付けられました。 そのツリーの枝には、白い綿で「雪」が飾られていました。
ところで、ジャカルタやシンガポールは、熱帯に位置しています。 クリスマスの時期でも、日中の気温は30℃を超えます。 シンガポールに長期滞在された日本の方に聞くと、シンガポールでも、ツリーに「雪」が飾り付けられるとのことです。
ある時、私はそのクリスマスツリーを眺めていました。
すると、顔見知りのレストランのウエイターが、傍を通り過ぎようとしました。
私は、ツリーの枝に飾られた白い「雪」を指さして、インドネシア人の彼に尋ねてみました。
"What is this?"(ワット・イズ・ディス) 「これは何ですか?」
"Cotton"(コットン) 「綿」と、彼は答えました。
貴方は、もうお分かりですか? ...
そうです。
私は彼に、"Snow"(スノー) 「雪」という言葉を期待していたのです。
熱帯に住む人々で、本物の「雪」を目にしたことがある人は少ないでしょう。 この地域の人に、日本の冬の「銀世界」を見せると、「All white(オール・ホワイト)」と言って、喜んでくれます。
そういえば、サンタクロースは、雪の上を、トナカイの引くそりに乗って、厚着でやって来ます。 クリスマスツリーは、そのような寒い気候の風習を再現しているのでしょう。
インドネシアのジャワ島は、| ジャワ・ティー | が有名です。
私は、バンドゥン (Bandung) という都市に近い、標高が1,000m程度のスバン (Subang) という地区で、広大な茶畑を目にしたことがあります。
![]() |
2004年1月