ラッテストーン広場の近くに何本かのハイビスカス (hibiscus) の木がありました。 ハイビスカスはアオイ科に属し、東南アジアなどの熱帯でよく見かけられます。
ガイドが野生のハイビスカスの意外な利用法を教えてくれました。
木の枝を折って、樹皮をむいて見せてくれます。
白い繊維の部分はフラダンスなどの舞踊で、女性が腰に巻きつける衣装に使用されるそうです。
少し歩くと、二匹のイグアナが別々の檻に入れられていました。
次に私たちは近くの小屋へ移動しました。 チャモロの女性達が椰子の葉っぱで、帽子・物入れ・うちわ・バッグなどを編み上げていました。
写真右側で緑色に見えるものが、椰子の葉で編んだ民芸品です。
椰子の葉の芯は、日本の竹ぼうきと同じように、椰子ぼうきに使用されます。
手前にハイビスカスの木の樹皮で作った腰みのが写っています。
私たちが小屋に着いた時、船の中で陽気に冗談を言ったり、いたずらしたりして楽しませてくれた彼が、地上に落ちた古い椰子の実を二つに割って中の細かい繊維をほぐしていました。 彼はこのチャモロビレッジのショーマンだったのです。
彼の司会で一人の日本人女性客が椰子の葉で編んだ民芸品を身につけるショーの後、彼自身の「火おこしショー」が始まりました。 ハイビスカスの木で作った台木に、同じくハイビスカスの木の棒を前後に擦りつけます。 この日は湿気を感じる日でしたが、しばらくして見事に椰子の実の細かい繊維に火がつきました。 彼の説明では椰子の実の繊維をいぶした煙には、虫除けの効果があるとのことです。 彼がくすぶっている半分に割った椰子の実を、ひもに付けて左右に振り回すとボォーと炎が上がりショーが終わりました。
最後に椰子の葉で編んだ民芸品が観光客にプレゼントされることになりました。 観光客の数に対し、椰子の葉の民芸品はあまりも少なく、全員でじゃんけんをします。 私と妻は早々とじゃんけんに負けましたが、勝ち残った息子が直径10cm強の物入れのひとつを手に入れました。
私たちは再び船に乗ってタロフォフォ川を下りました。
河口近くでバスに乗換え、往路で立ち寄ったイパンビーチのレストランで甘いアイスクリームを食べて休憩し、ホテルへ向かいました。