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| ジャワ原人の骨のレプリカ | |
ジャカルタ市中心を東西にタムリン通り(Jl.Thamrin)がはしり、通りの両側に高級ホテルやデパートをはじめとするビルが林立しています。
またこの通りには日本国大使館があり、西側の突当たりには大統領宮殿(Istana Merdeka)があります。
大統領宮殿のすぐ近くに広い敷地をもつ高さ137mの独立記念塔モナス(National Monument, Monas)があり、周囲はムルデカ広場(Medan Merdeka)になっています。
モナスから通りをはさんだ向かい側にインドネシア国立博物館(Museum Nasional)があります。
写真は国立博物館内部で、ジャワ原人といわれるピテカントロプス・エレクトゥス(Pithecanthropus erectus = 直立猿人)の脳頭蓋と大腿骨の化石のレプリカ(複製品)を示します。
博物館入口で入場料とは別にカメラの撮影料を支払うことで、2階の特別展示室等を除いて撮影が許されています。
ジャワ原人の骨は1891年〜1893年にオランダ人教授のユージーン・デュボア(Eugene Dubois: 1858-1940)が、中部ジャワのソロ川(Solo River)近くのトリニール(Trinil)で発見しました。
写真左上の肖像はユージーン・デュボアです。
原人は今から約160万年前に出現し、アジアやヨーロッパへ進出したと考えられています。
国立博物館内部に芝生の広い中庭があり、中庭と周囲にたくさんの古い石像等が展示されています。
他の展示室ではインドネシアの文化、そして特に多様な民族の集まりである今日のインドネシアの基礎を知ることができます。
2階に写真撮影不可で警備の厳重な特別展示室があり、古い王朝時代の財宝類(装飾品や刀剣類等)が展示されていて見ごたえがあります。
博物館といえば堅苦しい感じを受けたり、現地の人でも「えー、博物館へ行くんですか!」という印象ですが、インドネシアの歴史の深さや民族の多様性を感じられるでしょう。駆け足ではなく、2時間から3時間かけて、じっくり見て回るとよいでしょう。