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ジャカルタ及び近郊の回想
 
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 7. ボゴール

ボゴールの地図です
 ジャカルタから南へ、高速道路で約55Kmの所に、ボゴール(Bogor)という風光明媚な都市があります。
 町並みも美しく清潔で、落ち着いた感じがする都市です。
 ボゴールは地元では 「雨の都市(City of rain)」 として知られ、サラク山(Mt.Salak:2,211m)と、パングランゴ山 (Mt.Pangrango:3,081m) の北側の麓に位置し、ジャカルタより涼しい土地です。

(1) 植物園と大統領宮殿
ボゴールの宮殿です
[ ボゴールの宮殿 ]

 ボゴールの魅力は、1817年に完成した植物園(Botanical Garden)にあります。 植物園は約80ヘクタール(約24万坪)の広さがあり、15,000種を越える植物と樹木が栽培されています。 園内に足を踏み入れると、巨木と芝生それに池や鹿が目に付き、ふと日本の奈良公園を思わせる味わいがあります。
 植物園内に1894年に完成した動物博物館 (Zoological Museum) があり、650種の動物、1,100種の鳥類、それに数多くの爬虫類と昆虫類などがコレクションされています。

 植物園に隣接して大統領宮殿 (Presidential Palace) があります。 写真は宮殿の入口から、遠くに宮殿の建物が見えており、緑の芝の上にたくさんの鹿が見えます。 この建物は植民地時代にオランダの総督が使用していました。 別の方角から宮殿を眺めると白亜の建物が池の水面に映り、たいへん豪華な建造物です。 この建物で1995年度のAPEC会議(アジア太平洋経済協力会議)が実施されました。

(2) タマン・サファリ・インドネシア

 ボゴール市内から車で約20分のところに、ホテルを併設したタマン・サファリ・インドネシア(Taman Safari Indonesia:インドネシア・サファリ公園の意)があります。 サファリ内は見物客が自家用車のままか、あるいは専用バスで通路を巡って動物を見るサファリコースと、歩きながら見学したり動物たちと触れあう領域の二つに分かれています。

オラン・ウータンです
[ オラン・ウータン ]  左の写真は人によく慣れたオラン・ウータンで、有料で一緒に写真を写すことができます。 オランウータン(Orang Utan)は、インドネシア語で 「森の人」 の意味です。 カリマンタン島(Kalimantan:(ボルネオ島))とスマトラ島(Pulau Sumatra)の森林だけに住み、体は人間の大人より小さく赤褐色の長い毛を持つ貴重な哺乳類です。 最近では森林の伐採により生息地が減少し、野生動物としては絶滅の危機にある動物です。

コモド・ドラゴンです
[ コモド・ドラゴン ]   | コモド・ドラゴン |(Komodo dragon)はインドネシアの東ヌサ・トゥンガラ(East Nusa Tenggara)群島のフローレス島(Pulau Flores)の東に位置するコモド島などに生息し、現生する世界最大のトカゲです。 日本語でコモド大とかげ、英語でコモド・モニターやコモド・ドラゴンと呼ばれています。

 自然の生態では鹿・猪・猿などを餌にする肉食の大トカゲで、大きいものは人間より大きく体長3メートル以上、体重160Kg以上といわれます。 うす茶色のざらついてはいますが綺麗な肌をしています。 見物客が近づいても、余り動かず岩のようにじっとしているのが特徴です。 見ていてこわい動物ではありません。

スマトラ・タイガーです
[ スマトラ・タイガー ]  左はスマトラ島に生息するスマトラ・タイガーです。 人に慣れて撮影用にチェーンで繋がれた若い虎は、ただ今昼寝中です。

象乗りです
[ 象乗り ]  動物たちとの触れあいとして象乗りが行われていて、大きな象の横に設けられた階段を上り、象の背中に乗り込みます。 私たちがテレビなどで目にする象乗りは、象の背中に横長の椅子がくくりつけてあるスタイルですが、ここは象の背中に敷いた敷物の上にまたがる乗り方でした。

 白熊(北極ぐま)の施設の前に観覧席が設けられていて、地元の人たちが集まって来ていました。 餌付けのショーなのでしょうが、暑い国なので寒い地域の動物に人気があるのでしょうか。

 サファリ・パークは山の麓につくられており、少々けわしく曲がりくねった山道(無料の車で上れる)を息を切らせて上ると、一番奥に "Curug Jaksa water fall" という名の大きな滝があります。 落差が約45mほどの水量豊かな滝です。 ジャカルタ周辺の田園地帯で目にする川の水は土の色が付いていますが、この滝の水はまぎれもなく清流の流れです。 大きな岩が多い広い滝壺の近くで、滝からの細かい水しぶきに触れました。 滝壺から流れる清流を目にし涼しい風を感じると、ジャカルタでは味わえないボゴールの深みに触れたような感覚がします。

 
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