ホテルの部屋へ戻った私は、このホテルで初めて風呂に入ることにしました。
街頭をさまよったせいで、履いていたソックスにも泥水が跳ね上がっていました。
私がバスルームの入浴用品を見てみると、シャンプーがありませんでした。
そこで、私はルームサービスへ電話してみると、ハウスキーピングへ言ってくれとのことでした。
しかたなく、私がもう一度ハウスキーピングへ電話すると、10分以上たってからシャンプーが届きました。
今夜の夕食はホテル内のレストランで食べることにしました。
マニラ パビリオンは、主に一階と三階に複数のレストランがあります。
部屋にあるホテルのガイドに目を通すと、それらの高級レストランでは「サンダル禁止、襟のついた上着着用」と書かれていました。
|
| シニガン・ラプラプ |
|
|
|
午後7時30分、私は三階にあるレストラン Rotisserie へ行きました。
案内にフィリピン料理があると書かれていたからです。
三階には、そのレストランの隣に、もう一つの中華レストランがありました。
私はレストランへ入り、希望して喫煙席に座りました。
ウエイターが、テーブルのろうそくに火を灯してくれました。
薄暗い内部は高級感があり、女性ピアニストがピアノを演奏しています。
私はウエイターにフィリピン料理を食べたいと告げました。
彼はメニューの「シニガン」を紹介しましたが、私にはもう一つ料理の中身が分かりませんでした。
そのようなことがあって、別のウエイターが「シェフのお薦めはシニガン・ラプラプです」と言うので、私はその料理を注文しました。
私がホテルにチェックインした際に、二枚のウエルカムドリンク券を受け取り、そのうちの一枚でビールを頼みました。
そして、写真(少しピンボケですが)左上のクラッカーとパンが出されました。
メイン料理が出てくるまで、30分ほどかかったように感じます。
先客として、四組のグループがいました。
一組は子供を含む家族連れ、もう一組の家族連れ、ビジネス風の男性グループの二組です。
私の席に近い男性グループには、白人が一人いました。
客の全てが英語を話しているようです。
そして、私の耳には彼らの会話が、アメリカ英語のイントネーションと発音に近いと思えました。
最初に名前は忘れましたが、小さな皿で前菜が出されました。
そして、写真中央の「シニガン・ラプラプ(Sinigang Na Lapu-Lapu)」と、手前のご飯とが出されました。
「ラプラプ」とは海で獲れる白身魚の名前です。
「シニガン・ラプラプ」は、日本の土鍋のような容器に「ラプラプ」一尾と、キャベツ、なす、トマト、赤ピーマン、いんげん、大根等を煮た食べ物です。
酸味のあるスープの量が多く、日本には無い味わいです。
魚は淡泊でくせがありませんでした。
ご飯はインディカ米ですが、ぱさつきを抑えてありました。
ウエイターが「シニガンの味はどうですか」と聞きにきました。
私は「Good!(良い)」と返答しました。
デザートにはチョコレートが出されました。
費用は税・サービス料込みで1270.22ペソ(=\2,540)でした。
街中のレストランでは、もっと安く頂くことができるでしょう。
ガイドのネルさんに後で聞いてみたところ、「シニガン・ラプラプ」はこの蒸し暑い雨期の時期に好んで食べられ、そして栄養価の高い料理だということでした。
部屋に戻ってテレビをつけると、NHKの国際放送で小泉首相の郵政法案否決のニュースをやっていました。