私は2038号室に戻ってくつろぎ、窓から外の景色と人通りを眺めてみました。 朝から断続的な雨が降っています。 外を歩くマニラの人々は、小雨程度では傘をささない人が多いようです。 但し、雨脚が強くなると、皆一斉に雨宿りに走り去ってしまいます。
午後5時頃、私はマニラ湾に向かってホテルを後にしました。
私はホテルの横を通る国連通り(U.N.Ave. St.)を海側へ歩き、途中で左折しデル・ピラール通り(M. H. del Pilar St.)を歩きました。
私が街路を歩いていて、三回、客引きに声をかけられました。
一度目は「ぽん引き」です。
「ぽん引き」とは、広辞苑(第五版、岩波書店)によれば、「(2)私娼窟などで、不案内の者をつれこむ客引き。」です。
二回目と三回目は、両替商などの客引きです。
三回目はしつこい客引きで、私の肩を指先でつつき、私が断って小走りに逃げても追いかけてくるほどで、大変不快な思いをしました。
私は途中で右に曲がり、マニラ湾に面するロハス通り(Press M.Roxas Blvd. )に出て、マニラ・ダイヤモンド・ホテルの方向へ歩き始めました。
するといきなり強い雨と、マニラ湾からの強風が吹き付けてきました。
傘がさせないほどの風で、私は雨宿りのため、マニラ湾に面する一つの商業ビルの玄関に駆け込みました。
玄関の階段を上がったひさしの下には、10名ほどのマニラの人たちが雨宿りをしていました。
母と子の親子連れも、雨が上がるのを待っていました。
ロハス通りを挟んで向かいのマニラ湾側では、大木の下で雨宿りする人も見えます。
15分ほど待って、雨が小降りになったので、私は広いロハス通りを横断して海岸へ出ました。
下の写真は荒れるマニラ湾と、雨の遊歩道を撮影したものです。
ここは、天気が良ければ有名な「マニラ湾の夕日」が見られる観光スポットです。
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| マニラ湾(西の方向) | マニラ湾(北の方向) | |
私は次に、マニラ・ダイヤモンド・ホテルの角を曲がって、日本料理店「居酒屋 けん太」へ向かいました。
「けん太」は開店時間を過ぎたばかりで、入口でミニスカートにはっぴを着た数名の若いフィリピン女性が一列に並び、一斉に「いらっしゃいませ」と迎えてくれました。
私は、ビール(生二杯)、刺身の三種盛り、ししゃも、それに明太子とたくあんの手巻き寿司、お茶を注文しました。
費用は、946ペソ(=\1,892)でした。
私はホテルへ戻るため、「けん太」で呼んでもらったタクシーに乗車しました。
私がメーターが付いていないことをドライバーに告げると、彼は100ペソ(=\200)でどうかと言うので了解しました。
ドライバーは私に、マニラ パビリオンのカジノへ行くのかと聞きます。
私が、私は宿泊者だと答えると、今度はナイトクラブへ行きませんかと聞いてきます。
私は「今日はスケジュールが忙しくとても疲れた。ホテルへ帰ってゆっくり休みたい。」と答えました。