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マニラ(ルソン島)旅行記
 
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 13. 日本へ向かう

 散歩から戻った私は入浴し、スーツケースとショルダーバックに荷物を片づけました。 私は、ロビーに降りてフロントデスクで、カードキーを返さないで仮のチェックアウトを済ませました。 無料のミネラルウオーターを利用しただけで、ホテルに支払う金額は皆無でした。

 私がエレベーターでフロントデスクへ降りる際に、地元の小学生一人が乗り合わせていました。 私と目が合うと、彼は私に巧みに話しかけ、日本人かと訪ねました。 私がそうだと答えると、"Give me money!"(お金をちょうだい)です。 普通の服装の男子で、私は無視しました。 海外で気前が良くなり、お金を渡す日本人がいるのかも知れません。 しかし、むやみにお金を渡すという行為は日本人の品位を下げ、日本人全体に対し誤ったった印象を与えることになります。 私は後で、この子がホテルマンに叱られて、ホテルから追い出される場面を目にしました。

 仮のチェックアウトを済ませた私は、もう一度2038号室へ戻り、眼下の景観を眺めながら、冷蔵庫に残った一缶のサンミゲル・スーパードライをゆっくりと味わいました。 このビールは、アルコール度数が5%で、軽い口当りです。 反面、苦みが少なく、こくが無いとも感じます。

 11時20分頃、私はフロントデスクでカードキーを返し、それからガイドのネルさんとドライバーと共にマニラ パビリオンから空港へと向かいました。
 途中、日本大使館の前でデモが見られました。 ガイドさんの説明では、日本へ出稼ぎに行くことができる女性の数を増やして欲しいと訴えているとのことでした。
 私たちは12時15分にターミナル2に到着し、その入口でガイドのネルさんと分かれました。 マニラ国際空港の警備が厳しく、パスポートと航空券を持っていないと空港ビルに入れないからです。
 次に一回目のセキュリティ検査がありました。 時計とズボンのベルトを外し、鍵はもちろんのこと、小銭入れの硬貨まで出さされました。 私はフィリピン航空のカウンターに向かい、チェックインを済ませました。 女性係員が、私に席の希望を聞きましたので、トイレに行きやすい通路側を取ってもらいました。
 出国のため550ペソ(=\1,100)を支払って、出国手続きも済ませました。 搭乗ロビーヘ入るために、もう一度先ほどと同じセキュリティ検査を受けました。 靴を脱がされて金属探知機を通る女性を目にしました。

 フィリピン航空 PR408便です 
フィリピン航空 PR408便

 搭乗ロビーには、無料喫煙室がありません。 私は The Tinder Box という喫茶室へ入って、 80ペソ(=\160)のコーヒーを頼んで煙草をふかしました。 私は土産物を販売する小さな店や小規模の免税店で、残ったペソを使い切りました。 私はこの旅行で、オプショナルツアーの費用を含め、ちょうど2万円の現金を使い切りました。 クレジットカードは一切使用しませんでした。

 写真のPR408便は、午後1時50分に搭乗開始となりました。 機体は、AIR BUS A340-300(264人乗り)で、エンジンが4発です。 エコノミークラスは横に、2列、4列、2列のシートで、私は後方で26Cのシートでした。 たまたま、私の席は4列の席に二人しか乗客がいませんでした。 来るときのA320-200の機体より、前後のシート間隔が広く楽に座ることができました。

 フィリピン時間の2時35分にPR408便は離陸しました。 巡航高度 37,000フィート(11,300m)を、最高速度 887Km/時で飛行します。 関空までの飛行時間は3時間20分で、日本時間の午後7時ちょうどに到着予定となりました。

 
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