翌朝7時過ぎに私は家族で一番早く、プーケット島での始めての朝を迎えました。 ほどなくしてモンスーンの嵐が始まりました。 昨夜、飛行機で着陸前に感じた揺れはこのモンスーンのせいだったのです。 モンスーン (monsoon) とは、 (南アジア・インド洋の) 季節風という意味です。
7階で海に面し西向きの私たちの部屋のバルコニーに、すさまじいモンスーンの嵐 (強風を伴う激しい雨) がやってきました。
雨が斜めに吹きつけ、コンクリート製の床一面にみるみる水が溜まっていきます。
来島して始めての朝は、日本的な表現で小台風のような嵐で始まりました。
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プーケット島はタイの南部にあり、北緯8度、東経98度でマレー半島の中央部西岸に位置します。 マレー半島は南からシンガポール・マレーシア・タイ・ミャンマーの4カ国が順に国境を接し、西側にアンダマン海、東側に南シナ海を分ける南北方向の半島です。
プーケット島をとりまく地域は、熱帯季節風 (モンスーン) 気候帯と定義されています。 この地域では毎年4月頃から10月頃までは、海洋の影響で南西からの風が吹き、雨が多く降るのが特徴です。
このように雨がよく降る時期を雨期 (rainy season) といい、日本では例えば梅雨の時期が雨期に相当します。
多くのホテルが立地しリゾート地域であるプーケット島南部の西海岸一帯は、アンダマン海から遠くインド洋に面し、モンスーンの影響をまともに受けます。
11月頃から3月頃にはプーケット島は弱い乾期にあたります。
プーケット島の旬の時期 (ベストシーズン) は日本の冬に相当する期間です。
一方で赤道を挟んで南半球に位置するインドネシアのジャワ島側は、4月頃から10月頃まで乾期にあたり、11月頃から3月頃は雨期にあたります。 東南アジア地域では赤道付近の特有の気候や、プーケット島とジャワ島のように赤道を挟むことによっても、同じマレー半島と島々でも緯度や地域により気候が大きく異なります。 夏休みに東南アジアの海で泳ごうと計画する場合には、地域と気候をよく考慮して選択する必要があります。
[ スマトラ島北部の地図 (スマトラ島沖地震) ]
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私たちはモンスーンの季節の真っ最中で、プーケット島のオフシーズン (off-season) に来島したわけです。 一般論として、この時期のプーケット島は海水浴やビーチでの遊びには適さないようです。 但し、日本でも梅雨の一休みがあるように、来島のタイミングにもよると思います。
私たちの滞在中は海が荒れ、波の高い海岸にずっと遊泳禁止の赤旗が立っていました。
写真の旗は海からの風、方角では西風を現しています。
熱帯に属していても雨や曇りの日は涼しく、太陽の日差しがない限りプールで遊ぶことができませんでした。
私たちにとっては海岸やプールで遊ぶことを希望していましたので期待外れでした。