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プーケット島旅行記
 
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 8. タイ料理を味わう

 午後6時過ぎ、南隣のタボン・パーム・ビーチホテル (Thavorn Palm Beach Hotel) 内にあるレストランへ早めの夕食に出かけます。 ガイドブックには必ず掲載されているタイ料理のオールド・サイアム (Old Siam) という有名な店です。

 オールド・サイアムは「古きシャム」という意味で、「シャム (サイアム)」 はタイ (Thailand) の旧名です。 海沿いの道路から入るレストランの通路の入口から、タイの民族衣装を身にまとったおねえさんに案内されて、店に続く急な階段を上がります。
 通路の途中でおねえさんが、天井から下がった紐を引っ張った瞬間 「どん・・!」 と太鼓が響きました。 店内に客が来たことを知らせる仕組みのようです。

 店の作りはオープンなキャンティーンとなっており、海際は一段高くなっていて板の間にあぐらをかいて座るかなり広い部屋があります。 外には芝生の上で夕日と海を眺めながら食べられるようになっていますが、この日はオフシーズンのせいで店内だけの営業となっていました。 ガイドブックなどによればシーズン中は、曜日により板の間でタイの民族舞踊が披露され、予約も必要だと記載されています。

 私たちはタイ風の店内の一番奥側に位置するテーブル席の手前側に着座しました。 奥側ですが私たちの席からも海が見えるようになっています。 オフシーズンで時間も早いせいか、店内は私たち以外に三組だけです。 壁には昔のタイの風景や、おそらく昔の王族と思われる肖像画などがずらりと並んでいます。

 赤系で多彩な色が鮮やかな民族衣装の上品なウエイトレスが、最初は飲物の注文だけを聞きに来ます。 妻と子供はタボン・パーム・ビーチホテル特製の果物ジュースを私はシンガービールを注文します。
 次に食事の注文となり、ウエイトレスのおねえさんに写真が入った英語のメニューを渡され三人で相談していると、 「あなた達は日本人ですか」 と聞かれ「そうです」 と返答します。 すると今度は日本語と英語で記されたメニューを持って来ました。

 三人で話し合い、牛肉のサラダ (ヤム・ヌア Yum Nuea)、海老のスープのトム・ヤム・クン (Tom Yum Kung)、チキンの料理、渡り蟹のカレー風味いため、ご飯のカオ・パット・サパロット(Khao Phat Sapparod)の5品を注文しました。 トム・ヤム・クンは世界三大スープの一つに挙げられるタイ名物の海老のスープです。 カオ・パット・サパロットはパイナップルを縦に半切した容器に、タイ風焼き飯を盛り付けた料理です。

 やがて料理が運ばれて、テーブルの上に並び始めました。 どの料理も見た目にきれいな色や盛り付けで食欲を誘います。 「頂きまーす...」。 私は料理を順番に食べ、どれも日本には無い複雑でおいしい味付けでした。
 ところがトム・ヤム・クンをスプーンで数杯頂いて、なんとなく酸っぱくて甘くて・・・暫くすると口の中が火事になりました、「辛っらー・・・!」。 その後どの皿の料理を食べても口の中の辛さが消えず、首から上の平生は出ないような所から汗が噴き出してきます。 ハンカチが汗で湿ってきました。 子供も同じように辛さから汗をかいています。 私たちは本場のトム・ヤム・クンの味と料理を頂いたのです。
 家内は不思議なことにこの辛さには平気なようですが、足を蚊に刺されてしまったようです。 油断して虫除けスプレーを噴霧してくるのを忘れてしまったのです。 やはりオープンなキャンティーンでの夕食には虫除けが必要なようです。 料理にはご飯 (カオ:白米) が付いていました、さきほどのウエイトレスがお櫃から皿に盛り付けてくれます。

 暫くすると男性のガイドが二人の日本人観光客を案内して入って来ました。 二人の日本人は板の間に席を取り、日本の大手旅行社の腕章を巻いたタイ人ガイドが、私たちから近いテーブル席の壁際に座りました。
 ガイドの食べ方を見ていると、おかずのたれを皿のご飯にからめるようにして食べています。 ああして食べる習慣なのだなと学習した次第です。 辛さもありましたが、私たちは品数を頼み過ぎたようです。 一品の量が多く、全部を平らげることはできませんでした。 ともかく本場のタイ料理を味わうことが出来ました、「ごちそうさまでした」。

 
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