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プーケット島旅行記
 
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 12. パトンの町

雨の朝です
[ 相変わらず雨の朝です ]

 昨夜もモンスーンが吹き荒れていたようです。 翌朝目覚めると雨が小止みになっても、ベランダのビニール貼りの椅子に水が溜まっていて座ることができません。

 今朝もベランダに黒っぽくてくちばしが黄色い鳥がやって来たので、妻が一昨日の朝食後に持って帰っておいたパンの残りを与えてみました。 一羽がくわえられるだけのパンくずをくちばしにくわえて飛び去りました。

 9時半過ぎにプールサイドのレストランへ降りました。 明日は日本へ向け早朝の出発ですので朝食が食べられず、今朝がこのホテルでの最後の朝食になります。 宿泊客が増えたのか屋外の席が一杯です。 屋内の禁煙側で8人ぐらい着席できる丸テーブルの空いた席に、三人が飛び飛びに席を取りました。
 私はタイ風のご飯を大きめのスプーンで皿にすくいます。 ぱらぱらしていて粘りませんが、硬くはありません。 他にソーセージ・ベーコン・ハムに卵料理を取り、日替わりのトロピカルで辛いペーストを少しづつ付けながら頂きます。 タイ風の澄まし風スープもなかなかの味です。 デザートに熱帯の果物とジュースを頂きました。 これだけ食べると毎朝お腹が一杯になります。

 11時過ぎにロビーへ降り、パトンビーチ (Patong beach) までホテルのドライバー付きの車を頼みます。 料金は300バーツで、島に来てセダン型の車に乗るのは初めてでした。 ホテルのあるカロンビーチから南のパトンビーチまでは、くねくねとした急な坂道が連続して続き車で15分ほどかかります。

 この島の行政の中心はプーケットタウンですが、パトンビーチはリゾートの中心になります。 海岸線のすぐ脇を道路が通り、海と反対側の道路沿いにホテルやデパート・バー・土産物屋などが軒を連ねて歓楽街を形成しています。

 パトン・ショッピングセンターの前で車を降りました。 カロン周辺でも同じですが海が目と鼻の先にありながら、海の香りがしないのは熱帯地域の特徴なのでしょうか。 人通りはカロンと比べようになく多く、欧米人が大半を占めます。 雨は時々小やみになっても、晴れ上がることはありません。

 朝、フロントへ電話でパトン行きのシャトルバスの時刻を聞いたところ、午前10時と午後7時の二本だけということでした。 午後7時の便はこの場所へ食事を兼ねて夜遊びに出かけるためのものでしょう。 島に着いた夜にこの道路を通過しましたが、遅い時間にこの辺りは賑やかでネオンがきらめいていました。

 ショッピングセンターや小型のデパート、それに軒先を連ねて迷路のようにひしめき合う土産物屋を回り、品定めでひやかしたりします。 さんざん回って、一軒の土産物屋で妻が値段交渉の末、小型の木彫りの象の置物を買いました。 ショッピングセンターで木製の三輪のトゥクトゥクの置物などを買います。 ショッピングセンターやデパートは定価販売で値切れません。

 外は雨で他に行くところも無いからでしょうか、ショッピングセンターの店内は観光客で混み合っています。 欧米の子供がポケモンやゲームボーイをしながら親の後について歩いていく姿を見かけます。
   他の店も回り、キーホルダーや子供のTシャツなども購入しました。 ここはデパートや土産物屋が狭い地域に集中していますので、近い範囲内で効率良く買物を済ませることができました。 日本に無い物を購入しましたので直接比較はできませんが、Tシャツなどを除けばそれほど安いとは思いませんでした。

 お昼が過ぎて、メインの海岸沿いの道路から直角に入ったすぐのキャンティーン式のレストランへ入りました。 客は私たち以外に二組ぐらいしかいません。 もうタイ式の注文の仕方などに慣れて、最初は飲物で私はためらわずにビールを注文しました。
 ここでも写真付きのメニューを見ながら三人でタイ風のごはん二つ (小ライス)、ポークの炒め物、サテー、シーフードサラダを頼みます。 サテー (Satay) とはたれに漬け込んだ肉などを竹の串に刺して焼いたものを、ピーナッツ・ソースなどに浸けて頂くもので、私の知る範囲ではインドネシア・シンガポール・マレーシア・タイなど東南アジアの広い地域で食べることができます。 この店のサテーはチキンとポークの選択制になっていましたので、私はウエーターに二種類を混ぜてもらえないかと聞いたところ、彼は店の奥に聞きに行き了承してくれました。

 料理が出てくるまで、ビールや飲物を飲みながら15分ほど待ちます。 あくせくして急いで食事を済ませるような島ではありません。 まだ小雨が降り続いています。 小ライスの量が結構あり、妻に三分の一ほど分けます。 あとは頼んだ料理を各自で分けて食べます。 サテーは独特の甘いたれで味付けがしてあります。 皿が空になるとウエーターが片付けにきますが、食事後もゆっくりできます。

 食事が済んでメインの道路に出て、道路の脇に客待ちをする何台ものトゥクトゥクから、正直そうなおにいさんを選び、アルカディアまでの料金を交渉します。 200バーツと言うので、お金を先に払って乗せてもらいます。 軽のトラックを改造したもので、雨が入らないように透明で厚手のビニールで幌が掛けられていました。 先に乗ってきたセダンとは異なり、上り道ですごい騒音がしますがスピードが出ません。 午後2時半頃にホテルへ戻って来ました。

 私は午後3時半前に予約していたタイ式伝統マッサージの2時間コースに出かけました。 妻と子供は付近の散歩へ出かけたようです。 妻の話によれば、近くのスーパーまで出かけた後、ホテル正面の道路と海の堤防との間を流れる水路で男達が数人集まって何かをしていました。 近寄って見てみると、男達はウナギを捕っていたとのことです。

 午後6時半過ぎに地階へ降り、三人で同じ敷地内で別棟のタイコンレストラン (Tai kong restaurant) へシーフードを食べに出かけます。
 店に着くと電気が消えていて 「日曜日は休みなり」 と書かれています。 一瞬がっかりしましたが、すぐ隣のタボン・パーム・ビーチホテル (Thavorn Palm Beach Hotel) にもシーフードレストランがあったことを思い出しそちらへ行きました。 このレストランも海側に解放されたキャンティーンの作りで、テーブルに着いた時には客は私たちだけでした。

ロブスターのグリルとシーフードバーベキューです
[ ロブスターのグリルとシーフードバーベキュー ]

 すでに日が暮れていて、テーブル上の綺麗な飾りの付いたロマンチックなランプに火を付けてくれます。 今晩は有名なプーケットロブスターを食べる予定です。
 プーケットロブスターのグリルとシーフードバーベキューというセットメニューを二つ注文し、それにタイ風のご飯とサラダが付きます。 私たち三人にはこれで十分です。 飲み物は私はビール、妻と子供はこのホテルのスペシャルジュースを注文します。

 30センチ近いロブスターは大皿に盛られ、シーフードバーベキューは籐の食台に盛り付けられて出てきました。 これに唐辛子ペーストなどの三種の薬味が出され、お好みの味付けで頂きます。 明日の帰国を前に、今晩は豪華な夕食となりました。 私たちのあとから二組の客がやってきましたが、白人男性二人組は私たちと同じメニューを頂いておりました。

 夕食に出かける前後に、明日の早朝の出発に備えて荷物をかたづけました。 一番大きな土産物は子供のスケート・バイクですが、カートンから出して大型のトランクに納めました。 トランク二つを持参したことが役に立ちます。 また日本から梱包に使用するため新聞紙とガムテープとを持って来ましたので、置物などは新聞紙で包みガムテープを巻きます。 衣類なども専用の袋に詰め終わり、明日の帰国準備は完了しました。

 
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