コモド・ドラゴンが生息するインドネシアのコモド島はどこにあるのでしょうか。
下の左側の地図で、ジャワ島の東側に位置するスンバワ島とフローレス島の間を拡大すると右側の地図になります。
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コモド(Komodo)島はジャワ島の東方向、東ヌサ・トゥンガラ(East Nusa Tenggara または Nusa Tenggara Timur)州の中で、スンバワ(Sumbawa)島とフローレス(Flores)島の間に位置します。
コモド島の大きさは、南北が約40Km、東西が約19Kmあり、面積は約460K平方mでジャングルに覆われ、人口は約1,400人とされています。
コモド島のある東ヌサ・トゥンガラ州は500を越える島々からなり、州の人口は約350万人です。
ヌサ・トゥンガラは、ウォーレス線(Wallace Line)という生物境界線で、西側のジャワ島やバリ島とは区切られ、オーストラリア的な領域となっています。
コモド・ドラゴン(Komodo dragon:コモド竜)は、学名が"Varanus komodoensis"、で日本語では「コモドオオトカゲ」と呼ばれます。 「コモドオオトカゲ」に対応する英語は、"Komode monitor"(コモド・モニター)あるいは "Komode monitor lizard"(コモド・モニター・リザード)となります。 英語の"monitor" (モニター) は、商品のモニター、監視用テレビ画面などの他に、「オオトカゲ」という意味があります。 「オオトカゲ」は、単に"Big lizard"(ビッグ・リザード)とも言えます。
いろんな書物などによれば、オオトカゲ(大蜥蜴)は爬中網有鱗目オオトカゲ科に属するトカゲの総称で、現在生息する最大のオオトカゲの一種がコモドオオトカゲ(コモド・ドラゴン)です。 オオトカゲの仲間は、細かな鱗(うろこ)と美しい斑紋(まだら模様)があり、木に登ったり水に入ったりします。
コモド・ドラゴンは、1912年に科学的に報告され、その後コモド島が有名になりました。
現在では政府によって保護されており、現地では「"Ora"(オラ = 兄弟)」と呼んで大切にされています。
コモド・ドラゴンは大きなもので、体長3m、体重160Kg以上に達します。
太い胴体、力の強い尾、発達した四肢と鋭い爪が特徴です。
コモド・ドラゴンは餌として、昆虫や小動物から、鹿、イノシシ、猿、山羊などを捕らえて食べます。
上の地図でコモド島以外にも、近くのリンチャ(Rinca)島、フローレス島などにも生息しています。
コモド島、リンチャ島、及びフローレス(Flores)島の一部が、コモド国立公園(Komodo National Park)を形成します。
コモド国立公園は、1991年にUNESCO(ユネスコ:国連教育科学文化機関)の世界遺産委員会によって、世界遺産に登録されています。
私はコモド・ドラゴンを、| シンガポール動物園 |、ボゴール(ジャワ島)近郊の | タマン・サファリ・インドネシア |、ジャカルタの | ラグナン動物園 | で見ることができました。
下にそれらの動物園で撮影したコモド・ドラゴンの写真を掲載します。
上の二つの写真は、コモド・ドラゴンまでの距離があって光線の具合からも、体の色がややうすく見えます。
より近くで撮影した下のラグナン動物園での三枚は、皮膚の鱗の色具合や斑紋などがはっきり写っています。
ラグナン動物園で撮影したコモド・ドラゴンの体長は、いずれも2m以上ありました。
近くで観察すると迫力があり、貴重な稀少動物です。