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◆ウェディングケーキの歴史


 ウェディングケーキの歴史は大変古く、古代ギリシャ時代までさかのぼります。古代ギリシャ時代のケーキは、生きていくのに欠かせなかった、主食の小麦で作られた小さく堅いビスケットでした。ひとかけらのビスケットを粉々に砕き、良き収穫と子宝に恵まれるようにと願いを込めて花嫁の頭上に撒いたそうです、そして、花嫁の頭上で砕かれたかけらには幸運が宿るとされ、招待客は、競って拾い集める習慣があったそうです。
 その後もスコーンのようなものだったり、ぶどうパンのようなものだったり、土地により時代により形は変わりますが、ウェディングケーキには、豊かで幸福な人生への願いとそれをみんなで分かち合おうという思いが込められています。

 現在のウェディングケーキのスタイルは、18世紀、イギリスのビクトリア女王の結婚式のケーキが、その始まりだと言われています。当時、はるばる海を渡って諸外国から運ばれたフルーツや砂糖をたくさん使って作られたケーキは、とても贅沢なものでした。

 ウエディングケーキの正式の形は3段で、一番下はウェディングパーティーにご出席のお客さまに。真ん中は、遠方のご親戚やお友達に。そして一番上の段は、ふたりの赤ちゃんが生まれるまで大切に保管されます。 砂糖とフルーツ、ブランデーをたっぷり使った日持ちのするケーキは更にシュガーに覆われて、長期間保存が出来るようになります。

 披露宴でケーキ入刀後、最初の一切れをお互いに食べさせ合うのは、「最初の食事を分かち合う」という意味が込められているそうです。
 そもそもは、欧米の習慣ですが、日本でも取り入れるカップルが増えているようです。
 最近では、一段の生ケーキ、花嫁の手作りケーキ、プチシュークリームをカラメルで積み上げたクロカンブッシュなども人気のようです。
 また、花嫁が結婚式に自分で焼いたケーキを持参して「私はこんなに、お料理上手です」という事を証明したのが始まりという説も。まだ当時、甘い食べ物がまだ貴重だった時代、結婚式に親族や友人達が「せめてこの日だけは」と甘い食べ物を持ち寄り、みんなで高く積み上げて作ったのがウエディングケーキという説もあります。


【各国語の呼び名】
英語 wedding cake(ウェディング ケーキ)
仏語 gateau de noces(ガトー ド ノース)
独語 Hochzeitskuchen(ホッハツァイツクーヘン)




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