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◆ウェディングドレスの歴史

 

 中世ロマネスク時代、ゴシック時代、近世ルネッサンス時代の王族の歴史に残されている結婚式や戴冠式などセレモニーのための式服は、大変豪華なもので、家系の豊かさと富を表現するために贅を尽くされました。
 家系の由来を表現する「色目」と「紋章」を、金糸・銀糸で織り込んだ厚手の生地に、色とりどりの宝石を縫いつけた重々しいドレスで、さらにアーミンなどの毛皮を縁取って裏打ちしたマントを羽織り、代々伝わる宝石を全身に身につけ、権威の象徴である宝冠をかぶり、手には宝杖を持ちました。
 近代になり、18世紀フランスを中心としたロココ時代、当時のファッショナブルカラーの1つとして「白」が流行るようになります。ロココの女王と言われたフランス王太子妃マリー・アントワネットをはじめ、王族貴族が競って白いドレスを身につけ舞踏会に明け暮れました。
 「白」布地は当時、一度でも着れば汚れてしまうことから、贅沢品で、大変高価なものでした。しかし、古代ローマの遺跡の発掘により、そこから古代の衣装が発見され色あせてはいたが本来は純白だったと考えられていたが、実際はサフラン色(黄色)でした。

 現在のウェディングドレススタイルの始まりは、19世紀(1840年)英国ヴィクトリア女王が、アルバート公と結婚した際、シルクの真っ白なヴィクトリアンスタイルのウエディングドレスを着たことことに始まります。
 ウェディングドレスの装飾は、宝石ではなく繁栄の印とされたオレンジの花のみを飾り、宝冠の代わりに英国製のレースのベールを被り、宝杖の代わりに手には小さなコロニアルブーケのみを持っていました。純真で清純な若き英国王のウエディングファッションは、ヨーロッパはもちろんのこと、諸外国にも憧れのスタイルとして広まり、現在のウエディングドレス・スタイルの始まりと考えられています。


【各国語の呼び名】
英語 wedding dress(ウェディング ドレス)
仏語 robe de mariage(ローブ ドゥ マリアージュ)
独語 hochzeitskleid
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