本学会は199110月に発足し、本学会では、国際的日本人養成のための言語・文化教育の向上をめざし、研究・研修及びその推進活動を行うことを目的としています。世界情勢が刻々と変化する中で、グローバル社会に生きる日本人には、世界の多種多様な人々と協調しながら積極的にコミュニケーションを図っていくことが出来る資質・能力が求められています。グローバル社会の加速の中で、日本の将来を担う人材育成が焦眉の課題となっています。当研究所では、このような課題を幅広い観点から考える為に、他学会との共催セミナーを年1回開催することになりました。10月は日本リメディアル教育学会英語部会との共催セミナーを開催を予定しています。

平成29年度の月例研究会は、一貫したテーマとして「英語教育を通してのグローバル人材の育成」を視野に入れて、幅広い観点から、我国の教育現場で当面する問題解決に向けた課題に取り組んでいければと思っています。本学会では、教師でありながら、同時にグローバルな視野を持つ研究者であり続けたい者が集まり、新時代の最先端を行く研修と研究の期間として活動しています。ここに平成29年度の月例研究会のご案内をさせて頂きます。皆様の多数のご参加をお待ちしています。*諸般の事情で講師変更やテーマの一部変更の可能性もありますので予めご了承ください。

*下記の10月29日(日)に実施される当別企画のセミナーは、10月の月例研究会を兼ねることになりました。ご参加をお待ちしています。




国際教育研究所所長・顧問からのご挨拶



国際教育研究所所長からのご挨拶

山岸信義(Ph.D.言語学・元大学英語教育学会理事)
























羽鳥博愛

国際教育研究所顧問 東京学芸大学名誉教授

  国際教育研究所では、教師でグローバルな視野を持つ研究者であり続けたい仲間が集ま
り、一緒に新時代の最先端を行く研修と研究の機関として活動しています。中央教育審議会の
答申を踏まえ、中学校学習指導要領の改訂が行なわれ、高等学校での改訂の大筋も既に明
らかにされています。
 中学校では、週当たり3時間から4時間となり、4技能を統合的に育成することが求められて
います。高校では、英語による授業や内容的にまとまった考えを発信できる自己表現力要請
が求められています。教育現場では、生徒のやる気を引き出すことが大きな課題となってお
り、授業力と教師力をアップさせて、学力を高めていくことに多くのエネルギーが使われていま
す。
 生徒や学生の多様化に応じていくためには、単なる指導技術ではなく、授業の理念の見直
しが求められています。当研究所では、このような時代的背景を踏まえて、教育現場での現実
的課題を中心に、テーマを設定して、幅広い観点から問題提起をしていただける講師をお招き
して月例研究会を開催しております。平成17年度からは、新たに座談会方式による月例研究
会も含めることになりました。この方式では、決められたテーマに関心のある人達が集まって、
自由に語り合って問題点を探り、解決の糸口を見出していこうとする新しい試みです。このよう
な方針にご賛同いただける方々にぜひご参加頂きたくご案内申しあげます。


【 平成25年度の活動概要 】



 当研究所は1991年10月に発足し、昨年は創立20周年を迎え記念行事を挙行しました。当研
究所では、言語・文化の教育の根本は人間教育であることに留意しつつ、望ましい人間像、教
師像を探求することを研究と研修の基本的態度としてきています。中学・高校の新しい学習指
導要領でも言語や文化に対する理解を深めることが強調され、双方向のコミュニケーション能
力の育成が求められています。英語は既に世界共通語として用いられており、国際化推進の
上で重要な役割を果たしています。そのような状況の中で、地球上のどの国においても確実に
英語教育は進化してきています。我が国でも例外であってはいけないと思います。そこで今年
度は、近年ヨーロッパで急速に広まっている、様々な教科学習と英語学習を統合した内容言
語統合型学習(Content and Language Integrated Learning), すなわちCLIL(クリル)のアプロ
ーチに基づいた新しい英語学習法を取り上げることになりました。我が国の今後の英語教育
改善に大いに役立つ教育方法について共に考えていければと思っています。皆様の多数のご
参加をお待ちしています。