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アットホーム&ハイクオリティな歯科医院を目指す熊本市で開業している歯科医師です。
お口の健康はとっても大切!
みなさまが少しでもお口の健康に興味がでるように歯科のトピックを書いていきます。

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格安健康法「口テープ」

 さて、冬到来!インフルエンザ流行!乾燥する季節になりましたね。この乾燥する季節を健康で過ごすための、格安の健康法をご紹介します。

 それは「口テープ」。お口のまわりの筋肉が弛緩して口呼吸になりやすい就寝時に、医療用テープを下の写真のように張るだけです、簡単でしょ!

 私は5年ほど前から実践しています。口テープ健康法を実践する前は、冬など加湿器を使用しないと喉が炎症をおこしていたのですが、口テープ健康法実践後はまったく炎症を起こすことがなくなりました。

 医療用テープは、薬局で200~300円で販売されていますし、一つで2ヶ月くらいは持つので費用対効果は抜群です。年齢に関係なく効果がありますので、ぜひお試しください。薬局に行くのが大変な方は、スタッフに言ってください。当院でも250円/個で販売しております。

※和紙・ホワイト紙バンはやや粘着力が弱いようです。幅12㎜のホワイトテープかサージカルテープがよさそうです。

「一つでも当てはまったら口呼吸の危険性が!」

・無意識のうちに口が半開きになる
・朝起きた時喉が痛む
・歯並びが悪い、又は出っ歯である
・口内炎ができやすい
・クチャクチャと食べる時に音を立てて食べる
・唇が乾燥し易い
・どちらか片方の歯で食べる癖がある
・唇を閉じた時、あごの先に梅干しの様なシワができる
・いびきをかく
・口が「へ」の字になっている
・唇の上下で厚さに大きく差がある
・受け口である
・鼻の穴を意識して動かせない


2019年01月31日

人生の1/3は睡眠

高齢者において、歯がない、歯が少ない人は、長時間、短時間睡眠のリスクが1.3倍以上。

いつも朝起きて思うこと…動物のように外敵のことも心配せずにぐっすり眠ることのできる人間・日本人に生まれてきたことに感謝!ということで、今回は睡眠に関する興味深い記事があったので掲載します。
 
 高齢者において睡眠時間は重要だが、長すぎても短すぎても死亡率上昇・循環器疾患・肥満などの健康問題に影響を及ぼすという研究結果が多数報告されている。また、歯と睡眠との関係ということでは、歯は咬み合わせを保つ役割も担っており、歯が少ない人では下の顎が上方回転し、気道に影響を与えて睡眠時の呼吸を妨げる可能性があるとも言われている。
 しかし、これまで高齢者の歯の数と睡眠時間の関係を調べた研究がなかった。東北大学大学院歯学研究科国際歯科保健学分野の相田潤准教授、小山史穂子医員が平均年齢73.7歳の20548名の高齢者を対象に行った研究によると、歯が20本以上ある高齢者に比べ、歯が全くない人では4時間以下の短時間睡眠のリスクが1.4倍、10時間以上の長時間睡眠のリスクが1.8倍と、両極端な睡眠時間のリスクが高いことが判明。同様に、歯が1~9本しか残っていない人でも、短時間睡眠のリスクが1.3倍、長時間睡眠のリスクが1.5倍と高く、歯の本数と睡眠時間についてU字型の関連性が見られた。
 高齢化社会が進む中、より多くの歯を残せるよう歯の健康を保つことが適切な睡眠時間の維持、ひいては健康長寿につながるのではないかと考えられる。



2018年12月30日

今さら聞けない お口のホント、歯の真実!

はやいもので12月になりました。毎年なのですが12月になると多くなるのが、むし歯や歯周病で受診される患者様、体が疲れて免疫力が下がってくるのでしょうね。

 伊東歯科口腔病院で8年間救急対応や口腔外科で鍛えられたので、だいたいの痛みの対応はできるのですが、さすがに骨の中に炎症が波及すると手におえない。患者様には「痛みはいつなくなるの?」ときかれても「本人の治癒力次第だから、今は我慢してください」としか言えない…というわけで、「口の中がおかしい…」と思ったら受診してくださいね、むし歯は治りませんから!

 痛みのある患者様全員診たいのですが、当院の受け入れ体制にも限界がありますのでご迷惑おかけしますが、定期メインテナンス&早期の受診への協力お願いします。あっ、外傷はすぐ診ます。


2018年12月01日

咀嚼は健康長寿と豊かな幸せ!


よく噛めば噛むほどに食材をよく味わうことができます。そして、唾液の分泌が促進されます。この唾液は、消化・吸収を促進するため、栄養摂取に大きな役割を持ちます。また、肥満の予防や脳の活性化を促します。さらには、生活習慣病を予防し、認知症の発症や要介護への移行を抑制することにもなります。すなわち、十分な咀嚼が、健康長寿に多大な可能性を与えてくれます。
 食事は栄養とカロリーのバランスを考え、よく噛む習慣をつけること。加えて、適度な運動習慣を身につけることが、糖尿病、脳卒中、心筋梗塞、ガンや認知症などの病気の予防につながります。
 つまり、子どもの頃からよく噛む習慣をつけることは、将来のオーラルフレイルの予防へとつながっていくことが期待できるのです。





2018年11月03日

歯周病は炎症・傷!

 

米国大衆紙 USA Todayに「Floss or Die」、日本語では「フロス(糸ようじ)をするか死を選ぶか」という趣旨のメッセージが発せられました。

歯周病(炎)と糖尿病、心血管系疾患、腎臓病、非アルコール性脂肪肝炎、早産・低体重児出産、誤嚥性肺炎などとの関連が明らかになってきたからです。つまり、デンタルプラーク(歯垢)の中の細菌が身体の中に入り込み、全身的な病気をひきおこしてしまうことがわかってきたのです。


では、なぜデンタルプラーク中の細菌が身体の中に入るのでしょうか?答えは、歯周病(炎)の病態が「傷」だからです。 生物の場合、上皮(皮膚・粘膜)が裂けた部分のことを「傷」とよびます。その傷とは、上皮(皮膚)がないため、上皮下の血管と結合組織が露出した状態といえます。ですから、血管から細菌が入ってしまい、細菌が血流にのって全身に回って体に悪さをしてしまうのです。


歯周病も、エナメル質という歯の表面の上皮と歯ぐきの上皮が裂けた状態ですから、同じく「傷」なのです。

さてその「傷」ですが病態的にいえば、この「傷」は「炎症」です。炎症は生体の防衛反応ですから、細菌に対して血管結合組織そして白血球が反応して、生体が腫脹・発赤・発熱・疼痛などを起こすわけです。この生体の警告を無視して放置すれば、身体の中の臓器が炎症を起こすわけですね!つまり、歯ぐきが腫れても放置している時には、体中に細菌が侵入していっているというわけですよね。

中等度の歯周病の場合、その歯周ポケットの炎症を広げてみると手のひらの大きさになります。皆さま手のひらが炎症おこしていたらすぐに病院に駆け込みますよね。そう考えると歯周病は本当に怖い生活習慣病なのですよ。

 


2018年09月30日
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