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自分の記憶力が凄い勢いで衰えている、というのは公言してはばからないことです。昨日食べたものが思い出せない、なんてのはビギナーの言う事で、M氏から聞いた話を本レポートで再現出来ずにパソコンの前で頭を抱えることもしばしばです、
つい最近では、風呂を洗って栓をするのを忘れて湯を張ろうとして大量のお湯を無駄にしました。シュンとする管理人を見て子供が「パパが悪いんだけど、なんか可哀そう」という位にヨメからマジギレされました。しかし風呂の栓をし忘れて大量のお湯を垂れ流す行為が今までに幾度となくあるとなると、管理人が怒られるのも致し方ないのかもしれません。
それはそれなのですが、先週は本レポート更新をしませんでした。
M氏とは先週も会っています。いくつかの思惑、諸事情を考慮した上での選択でした。
で、今回は前回M氏に会った時の内容と合わせたものにしようと思っていました。
が…前回話した内容が全く思い出せません。
こんなにも清々しいまでに忘れているのかと、我ながら感嘆しました。
さすが、年に1、2度は風呂の栓をせずに湯を張ろうとする男は違います。
レポートを書く必要が無いとなると、こんなにも記憶に歯止めが効かないものなのかと戦慄もしました。
M氏に言わせますと、毎回ここ、あそこと事実と相違する箇所がいくつも見られるという(戦略的に事実と相違させて書いている所もありますが)レポートでも、管理人的には記憶のトレーニングになっていたという事実。これをどう受け取ったら良いのか…何考えてたか忘れたのでこの辺にしときます。
という訳で今週もM氏に取材してきました!
このところ待ち合わせには先に来ているM氏ですが、本日も既に待っていました。
M氏 「あさ、始めに謝らなければならないことが…すみません。」
管理人 「な、なんですか?開口一番に。」
M氏 「今週ですね、市外の某所まで用事があって何回か行ってきたんですけど、自転車で行ったんですね。あさから貰った。」
管理人 「と言いますか、かなり使い込んだ状態の自転車をあげてしまって、何年もご迷惑をお掛けしているというあの自転車ですか。そのせいで何かあったんですか!?」
M氏 「行きは良かったんですけど、帰りに漕いでたら突然…部品が壊れて走行不能になったんですよ。」
管理人 「あぁ…なんとお詫びしたらよいか…。」
M氏 「いえ、それはまだ序章でして。自転車を押して歩いていたら、なんか左足の感触がおかしいんですよ。
それで見たら…」
管理人 「見たら…!?」

M氏 「こんな感じで靴の底が抜けてました!もう裂けたところがくるぶしまで上がってて(笑)。」
管理人 「(笑)。いや『(笑)』じゃないよ。ついつられて笑っちゃったけど。」
M氏 「デイバッグに凄い幸運にも先日買ったガムテープを入れっぱなしにしてたんで、それでぐるぐる巻きにして歩いて帰ってきました。この靴もあさからプレゼントされたものだったんで。すみまsねんが、この状態ではもう修理のしようが無いので廃棄させていただきました。」
管理人 「いえいえ、こちらこそなんかすみません。靴はすぐにダメになっちゃったねぇ。M氏が歩く量はお手頃価格の靴では持たない位なんだろうね。」
と、のっけからクライマックス級のネタが投下されました。
その後の不幸ネタの連打(本人にとっては不幸の連鎖でしょうが)は続きます…。
M氏 「今週は事情により昼夜逆転の生活をしてまして。昼に寝る訳ですが、まぁー寝れない。月曜は前日の日曜が地元の小学校の文化祭だったみたいで、その振替で学区の子供たちが休みだったんですね。
近所にある、子供たちが利用する施設には朝からクソガ…いえ、お子様たちが卓球なんぞしくさって…お戯れになってるせいで、『シャー!』とか『チョレイ!』とか叫び声が聞こえるもんですから全く寝られない。
ですから、生活のリズムが狂ってずっと眠い状態です。
それと今週、3か月と6日ぶりにエアコンが入りました。あの酷暑の中、電器屋が室外機を落としてそれっきりになっていた、あのエアコンです。『お待たせしましてすみません』とかの一言くらいあるかと思いましたが、『エアコン取付に来ましたので上がっても良いですか?』の言葉だけ。こちらはようやく寝れるかと思ってたのに寝室で作業をする電器屋のせいで、寝れません。しかも午前に来ていながら仕事が遅いこと!結局帰ったのは夕方の4時ですよ!こっちはその間、全く寝れませんでした。おかげでその後も含め36時間寝てない状態で。死ぬかと思いました。」
相変わらず災難ばかりです…。
そろそろこういうエピソードとも、おさらばしなければいけません。
そんなM氏の近況を聞きながら取材場所に着きました。
最近のお気に入りで、よく取材場所に設定することになっている古墳に似た場所です。車を降りていつものベンチへと歩いている途中、M氏がしきりに振り返っています。
管理人 「ん?なんかあったの(M氏の勘の鋭さを知るだけに、悪いことかとビビっている)。」
M氏 「ここにこんな木、ありましたっけ?」
ベンチに向かう1本道の左側に気が1本植えてあります。いつも我々は並んで歩いてベンチへと向かうのですが、管理人は右側、M氏は左側を歩きます。木はM氏が歩く左側にあるので、管理人にははっきりとした記憶がありません。
ただ、考えれば考える程、その木はなかったように思えてきます。
M氏 「あさは右側歩いてますけど、私はいつも左側歩いてるんでよく覚えてるんですよ。歩いてて自分を遮るものがあった感覚がないんですよ。」
二人でマジマジと道の左側に立った木を見ましたが、昔から植えてあるように根は張って、下草も自然に生えています。
管理人 「実はこの場所来た時に思ったんだけど、いつもと違った雰囲気というか、まるでCGかアニメのように綺麗な色合いに見えてるんですよ。」
この事象についてすぐに想起する件があります。
最近、M氏の近況で「風景がウソっぽく見えるときがある」という話がありました。
「ウォーキングしていると、空や山が絵みたいに見える」というM氏の話がトンデモ好きな管理人は気になっていました。
その後、日常で気にして周りを見ていましたが、管理人がそんな感覚に襲われることはありませんでした。
ところが、この取材でM氏と合流して取材場所へと向かう途中から、あまりにキレイな山と空の色合いが逆に人造的に思える瞬間がありました。
夜明け直前のオレンジ色の空と夜の藍色が混在する空、雲、山がまるで歌川広重の浮世絵のように見えました。
そして取材場所の色合いの美しさと静謐さ。
そしてそして、前からあったかのように見える木…。
管理人 「我々、並行宇宙に分岐中なんですかね?」
M氏 「うーん、苦しくて辛いのはもういいんで、並行宇宙でお願いします!」
違和感を感じつつ、ベンチで話を始めました。
M氏 「あさ、これはですね、我々スタジオに今いまして生中継で世界同時発信されているんですよ。」
管理人 「あぁ!これはスタジオのセットか!カメラはどこ!?」
M氏 「ほら、あの辺にあるんですよ。そしてあさはポケットから乾燥した草を出してですね…。」
管理人 「それ、M氏が見た夢じゃん(笑)!」
M氏 「そしたら男の人が何人もやってきて『ポケットの中のもの全部出せ』と。」
管理人 「やっぱりワタシ、捕まるんですかね(笑)?その未来だけはヤだよ!草とか葉っぱとか吸ってないし!」
こんなことを話しているうちに、木を始めとした違和感のことは忘れました(←能天気)。
M氏 「どうもおかしな夢は夜に寝たときしか見ないみたいで、昼夜逆転の生活をしていた今週は全く見ませんでした。
ですが、あれらの夢が並行宇宙の光景だったとしたら、あれは全く別の宇宙ではなく、ここ、この宇宙と同じものだという見当はつきました。」
管理人 「へ?それはどういうこと…。」
M氏 「反対側の宇宙だとしたら、全てはこちらと真逆になっている筈なんです。反作用ですね。ですが、あちらで筋トレするとこちらの宇宙の肉体に筋肉がつくというのは同じ宇宙であることになります。違う宇宙ならば、この宇宙の肉体はどんどん筋肉が落ちて痩せていくはずですから。
同じ宇宙というか、重なっている宇宙というか。理論的にはそうことになります。」
管理人 「ということは、やっぱりあのビジョンはこの宇宙の未来ってことですか?」
M氏 「いえ、時系列でこの先、ということかは分かりませんが、同じ宇宙、ってことです。」
管理人 「なるほど。今よく分からないけど『なるほど』って言っちゃったよ。まぁそんな感じで、フワッとしたところで同じと。もう全く中身のないコメントしてるが自分でも分かるよ。」
というところで、魂メールの報告をしました。
管理人 「魂兄ザイオン氏から魂メールをいただいたのよ!これがまた今回凄い面白い内容で。M氏の話で『自由意志』って言葉が出てから、我々の間でよく使われますけど、お知り合いの方にこの自由意志というのは実際は存在するのか、と訊かれたそうです。
そうしますと『存在はする』というお答えだったそうです。」
M氏 「存在『は』する…」
管理人 「思考・記憶する前に脳内のニューロンが発火して筋肉を動かし行動した後に意志の発動があると研究結果により立証されているそうです。この手を動かしたのは自分の意志じゃなくて、脳が動かしてた、と。なのに自分の意志で動かしていると思い込んでいるという訳です。
つまりはこの状態は『コントロールされている』とも言えますよね?」
M氏 「なるほど~。ザイオン氏の魂メールには『自由意志の否定実験で知られるベンジャミン・リベット医師』って書かれてましたが、この方は医師だったんですね。私が関係の本を読んだときは生理学者(すみません、例によってM氏が正確には何と言ったかは確証がありません)と書かれていた記憶があったんですけど、そうか医師だったんだ。」
管理人からすれば「そこ?」というポイントで感心するM氏。
とにかく「ええ、自分のポリシーですから」とドヤ顔で言い切りながら、流行に乗っかったファッションにしか見えない若者を見るにつけ、自由意志でみんなと同じに格好をして安心しているんだな、じゃあ自由意志あっても同じじゃん、と思ったりする自分が腑に落ちたり落ちなかったり、そんな感じです。
管理人 「それでも脳が命令を下すまでに0.5~0.8秒のタイムラグがあり、その間は自分の意志が介在できるそうです。つまり瞬間瞬間を生きている人には自由意志が存在するということですかね。」
もう管理人の頭の中には、スーパーイントロクイズで解答ボタンを押す芸能人か、「越後製菓!」と叫ぶ高橋英樹さん位しかイメージが湧いてきません。多分、他のイメージが湧こうとすると脳が記憶を消すんでしょうね。
ということで、ザイオン兄さんには大変貴重なお話をありがとうございます!と御礼申し上げます。
ところで取材場所がなんか…、と言ってた気がしますが特に変わらない、いつもの取材場所でしたね。
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