0057市内のおもしろ地名 |
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◇鬼越峠(おにごえとうげ) 染谷から龍神山の脇を抜けて根小屋へ通じる峠を、鬼越峠といいほす。 山深くはないもののひっそりとした場所で、昔はこの山の岩屋に鬼たちが住んでいたそうです。その鬼は茨城童子といい、村里へ出ては人をさらい食べるので、人々は恐れていました。 ところが、ある日のこと、西国から強力な一隊が征伐に来るとの噂がたち、茨城童子は 「イヤこれはたまらん、百計逃げるに如かず」とばかり、一目散に山を越えて鹿島方面へ逃げ去りました。その時越えた峠が鬼越峠で、龍神山の西の三角山を鬼越山と呼ぶようになったのです。 ◇茶屋場(ちゃやば) 現在地の杉並4丁目のあたりで、江戸時代に水戸の殿様方が休憩した場所でした。 住宅地として開発される昭和30年以前は、高さ1mほどの土手で三方が囲まれた200坪ぐらいの茶屋場跡が山林の中に残されていました。 周辺には、杉並木跡や一里塚、万能塚、鉄砲塚などの史跡があります。 ◇星ノ宮 府中4丁目の一角に、かつて星の宮神社がありました。日天宮・月天宮と共に三社の一つで、毎年旧暦3月にお祭があり、火渡の行事や露店商も出て賑やかでした。香丸町の氏神で、旧香丸上町の人たちが代々まつってきました。 その後、香丸町稲荷と一緒に合祀されて総社宮境内に移されました。戦前は神社跡に一本の杉が立っていましたが、現在は住宅地で昔をしのぶものは地名のみです。
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