0067 (2)鈴尾井〜杉の井〜小目井 |
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石井のさらに西、宮部(若宮二丁目) の樫村民宅の中に、鈴尾井があります。今は、庭園になっていますが、良く見ると苔が生え、清水の湧き出た痕跡が認められます。 宮部なる 瑠璃の光の 薬とて 口にくくめる 鈴尾井の水(前大納言実之) 国分寺から、国分町踏切を過ぎ、杉並へ向かう左手に、杉の井があります。そこには井戸のコガと杉の井と書かれた石碑があり、奥に弘法大師を奉った両が見えます。 今の世に 塵もとどめぬ 杉の井の 清きをおのが こころともがな(今泉砕厳) 小目井は、田島の外城と呼ばれる台地の崖下にあります。古くは茨城の郡役所があり、鎌倉時代には石岡城がつくられたといわれる場所です。 かつて、″六井さま ″として親しまれ、その水は眼病やいぼ取りに効用があると伝えられていました。 見ぬ人は 汲みて知るらむ 小目井の 清き流れの 千代の行末(大江政国) 府中六井、それは人々が水道を使う以前、水という生命の源を与えてくれた場であり、信仰やコミニユニケーションの場でもありました。はるかなる昔から、この石岡の歴史を静かに見守って来たのです。
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