0098アルコール工場

国営アルコール工場が石岡に建設され、稼働を始めたのは昭和13年5月のことでした。原料はサツマイモ、大煙突からは黒い煙が立ち上がりました。

 アルコール専売制度は、昭和12年にアルコール専売法が施行され、多くの工業用原料としてのアルコールを供給するために創設された。戦時中、昭和17年に大蔵省から商工省に移管された後、昭和18年11月〜昭和20年8月まで軍需省が管理しました。その後、現在まで通商産業省の所管の下で運営されていました。

    アルコール専売制度は、今日まで産業政策的観点から、幅広い用途に用いられる基礎的な物質である工業用アルコールについて、国が製造・輸入・販売等の業務を一元的に実施することによりその安定的な供給を図るとともに、酒税が課されていない工業用アルコールについて、流通を厳格に管理し、低廉な価格での供給を確保するという役割を果たしてきました。


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