| 今回の合宿は名古屋言友会が主催ということで、私も微力ながら運営に携わら |
| せていただきました。運営という主体的な立場に立つことで、より一層身を入れ |
| 合宿参加ができたのではないかと思います。 |
| 吃音改善研究会の合宿にはこれが初参加となるのですが、以前より数回実施され |
| ている名古屋の吃音改善研究会には参加したことがあったため、正直な話、私の合 |
| 宿参加前のモチベーションは「他所の吃改研はどんなことをしているのか気になっ |
| た」という程度のものでした。しかし、講壇に立たれた東京吃改研代表の堀寛さん |
| のご講演を聴いて、非常に合理化された堅実な理論と、その理論に基づいた実践的 |
| な練習プログラム内容に心底驚かされました。 |
| 特に印象に残ったのは「どんな練習をするか自分で考え、主体的に取り組む。改 |
| 善するのは自分自身、積極的で主体的な取り組みが必要。」という吃音改善研究会 |
| への基本姿勢に関するお話でした。今まで参加した名古屋の吃音改善研究会では、 |
| 私自身かなり受動的な立場で、提示していただいた訓練内容に沿って、淡々と訓練 |
| をこなしていましたが、堀さんのお話を聴いて、折角の吃音者同士が複数人集まっ |
| て練習できるという貴重な場を、無為に過ごしてしまったように思えました。今回 |
| の合宿で運営体制や訓練のマンネリ化など、様々な問題を抱える名古屋の吃音改善 |
| 研究会の課題解決の糸口が見つかったのではないかと思います。 |
| また、お食事やフリータイムの時間は、はるばる春日井市までお越しくださった |
| 多くの方々と、とても楽しく交流することができました。同じ吃音という境遇を持 |
| つ者同士、話は尽きず、就寝したのは朝4時となってしまいましたが、お互いに |
| 胸襟を開いて語り合う大変貴重な時間を過ごせました。/名古屋言友会会員 |