2008年12月24日 (一人寂しいイブ、風邪引いた)
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謎の写真
静鉄100年記念の写真展に謎の写真が展示してあった。
タイトルは「中吉田−草薙間の電車複線化工事(旧東海道から工事中の専用軌道に入る電車)」となっている。画面左にゆるくカーブしながら工事中の複線が延びている。右奥から単線がこの工事中の複線敷地に延びてきて、電車が一台傾きながら恐らく手前に進入してきている。この場所はどこか、鉄腕ダッシュに倣って、探してみよう。
まずは、現地調査を行う前に、静岡鉄道の歴史を振り返ってみないと行くあてがないことになってしまう。
静岡鉄道は明治41年5月に大日本軌道(株)静岡支社によって、江尻新道(現新清水)と波止場(現清水埠頭付近)間に貨物輸送を開始したのが嚆矢である。12月には鷹匠町(現新静岡)−江尻新道間が開通し、旅客輸送を開始した。このときは軽便鉄道で蒸気機関車で運行された。そして、静岡−清水間は旧東海道であったらしい。つまり、路面鉄道であったらしい。大正9年に電化され、ちんちん電車の愛称で親しまれたそうで、名実ともに路面電車となった。大正14年から複線化工事が始まり、まず、鷹匠町−きよみず公園前(現音羽町)から複線工事が始まり、新清水まで複線が完成したのは昭和9年であった。
この歴史と写真のタイトルから考えると、この写真は複線化工事中の写真で右奥に延びている単線は旧東海道に続く旧線ということになる。果たして、どこだろうか?いま、その跡は痕跡がのこっているだろうか?
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