郵趣用語辞書
あ / い / う / え / お / か / き / く / け / こ / さ / し / す / せ / そ / た / ち / つ / て / と / な / に / ぬ / ね / の / は / ひ / ふ / へ / ほ / ま / み / む / め / も / や / ゆ / よ / ら / り / る / れ / ろ / わ
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[あ]
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アイ・ジェー・ピー・オー(I.J.P.O)
Imperial Japanese Post Officeの略。中国、朝鮮などの在外日本局の名称に用いられた。
青い鳥はがき(あおいとりはがき)
身体障害者への国民の理解と認識を高める目的で日本郵政省が1976年から毎年発行しているはがき。1983年より「青い鳥葉書」が正式名称となる。身障者は申請により、20枚無料交付される。
アキュムレーション(accumulation)
整理や分類していない切手類を枚数、秤売りで販売するもの。
悪消し(あくげし)
汚い印象を与える消印とそれが押された切手。
アクセサリー(accessary)
切手収集のために必要な道具。ピンセットなど。
芦ノ湖航空(あしのここうくう)
日本切手で、1929年に発行された芦ノ湖の上を飛ぶフォッカー7型飛行機を描く航空切手の通称名。
後押し(あとおし)
日付を遡って押された日付印。
アドバンスト・コレクター(advanced collector)
収集の進んでいる指導的収集家。
アプ帳(あぷちょう)
切手貼り込み帳。
アプルーバル(approvals)
切手を貼り込んだアプ帳に価格を書いて買い手に郵送し、買い手は必要な切手だけ抜き取って売り手に返送する方法の通信販売。
雨傘(あまがさ)
日本が1958年に発行した「切手趣味週間」記念切手。清長画の浮世絵「雨中湯帰り」図が描かれていることからこの呼び名がついた。切手ブームが最高潮に達したときに発売され、郵政省は2500万枚と大量発行したため、市場価格が暴落。このため、当時は「破れ傘」などと呼ばれた。
アラビアゴムのり
アラビアゴムノキからとった半透明・黄色ののり。略称A。
アラブ土侯国(あらぶどこうこく)
現在のアラブ首長国連邦を構成するアジマン、フジェイラ、ラスアルカイマ、ドバイ、アブダビ、ウムアルキワイン、マナマ、コールファッカンと、オマーン属領、イエメン王国などの国々を総称する。1960年代から70年代にかけて、欧州の業者と組んでラベル切手を乱発。このため、世界切手カタログから大部分が排除され、競争展でこれらの切手を使用すると減点の対象となる。
アルバム(album)
切手の整理に使う専用の帳面。ルーズリーフ式のバインダーが一般的。
アルバム・リーフ(album leaf)
切手の整理・展示に使われる用紙。アルバムに収納して保存できるルーズリーフが一般的。欧州での規格は8.5X11インチ。米国ではA4サイズが一般化。
アルミ箔切手(あるみはくきって)
アルミ箔に印刷された切手。ソ連、ハンガリーなどが発行。
アレンジ(arrange)
アルバム・リーフに切手を配列すること。
アロー・マーク(arrow mark)
(1)印刷や目打の目印のために印刷所がシートの耳紙につける矢印などのマーク。トンボとも呼ばれる。(2)切手整理用品の一つで、特定のものを指し示す際に使う矢印シール。
アンユーズド(unused)
ヒンジの跡があるなしにかかわらず未使用切手を総称。
[い]
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EMS
国際郵便の一種。コンピューター管理で数日内に世界各地に届けるサービス。
イベール(Yvert)
フランスの世界切手カタログ。フランスと旧フランス領切手が詳しい。
イヤーブック(yearbook)
郵政当局が出版するその国に発行した切手とその解説を書いた本。豪華本が多い。
色検知方式(いろけんちほうしき)
郵便物自動押印機で切手の色で普通郵便、速達郵便などの区分も行う方式。東芝が開発。1968年、川崎郵便局で試験開始。日本切手では、青・緑系列が普通、赤系列が速達。
印影(いんえい)
(1)郵便印の図案。(2)紙の上に押された郵便印の跡。
印刷エラー
印刷過程で生じたエラー。1色逆刷りなど。
印刷シート
窓口用のシートをするための元のシート。窓口シート数面分を一度に刷り、裁断する。
インパーフ(imperforation)
無目打。主に目打ありの切手と別に収集家向けに特別に発行された無目打切手を指す場合が多い。
[う]
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ウェル・センター(well center)
切手の印面が、の4辺の目打に対して中央に正確に位置している切手。この状態の切手のことを「センターがよい」などという。古い切手では、センターのよいものは少なく、標準的な評価より高く取引されている。
ウォーター・マーク(watermark)
すかし。
ウォント・リスト(want list)
入手したい切手の名称やカタログ番号などを書いたメモ。これを送付することで必要な切手を探してくれるサービスをしている切手商も多い。
浮き出し印刷(うきだしいんさつ)
紙を変形させて、一部を浮き立たせた切手。インクは使わない。点字を使った切手もこの一種。
牛の目
ブラジルの最初の切手。
うなぎ
1947年に日本で発行された「東京切手展」記念の小型シートの通称名。1円20銭切手を15枚並べた小型シートは横長で、うなぎに形が似ていることからこの呼び名がついた。
裏写り(うらうつり)
印刷の不手際で、切手の裏側に反転した切手の図案が裏返しの模様で写っているもの。
裏のり(うらのり)
切手の裏面についているのり。アラビアゴムのりからはじまり、デキストリンのり、アラビアのりとデキストリンのりを混ぜたADのりがあり、戦後登場した合成樹脂のりのポリビニールアルコールのり(PVA)は現在主流。
裏へげ(うらへげ)
切手の裏側の紙の一部がはがれて薄くなっているもの。表面は美品でも2級品となる。
上書き(うわがき)
封筒やはがきの表面のあて名のこと。
[え]
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エアメール(air mail)
航空郵便。
エアレター(air letter)
エログラム。
エアラベル(air label)
航空票符。
エアロフィラテリー(aerophilatery)
航空郵趣。航空郵便関係専門の収集。
絵入り官葉(えいりかんよう)
官製はがきの表面下部か裏面などに、行事や催しに関連した絵や文字を刷り込み、販売した私製加刷はがき。
絵入りはがき(えいりはがき)
(1)日本の地方郵政局が観光地の風景やイラストなどを描いた絵はがきを印面つきで額面より20円増しで販売しているもの(2)切手つき絵はがきの総称。(1)も(2)に含まれる。
絵入りハト印(えいりはといん)
シリーズ切手の初日用消印。特印が国家的行事などを記念して使用されることになっているため、切手の発行だけをテーマに作られる特印的なものとして使用されている。当初は初日午前中のみの使用だったが、終日使用に改められた。
絵官(えかん)
絵入り官葉の略語。
エキスプレス(express)
速達。
駅逓寮(えきていりょう)
郵政省の前身。明治4年から同10年まで存在。
エコノミー航空(えこのみーこうくう)
SAL郵便の愛称。SAL郵便は、受入国と配達国の国内を平面路輸送し、相手国までの間を航空輸送する郵便。Surface Air Liftの略。
エコーはがき
1981年から発売されている日本の広告つきはがき。広告出稿者が切手代の一部を負担する形で額面より5円安く販売。はがき表面の下3分の1ほどに広告が掲載されている。全国版、準全国版、地方版がある。また、環境保護の寄付金付き広告はがきもある。
ADのり
アラビアゴムとデキストリンのりを混ぜて作ったのり。日本では昭和30年代の切手に利用。
エッセイ(essay)
切手の原図で、不採用となったもの、あるいは未修正のもの。
FFC(First Flight Cover)
初飛行カバー。定期航空路線の開通や試験飛行の実施などの際、それを使って運んだカバー。特別の記念印などが押されるケースが多い。
FCOLL(エフコル)
Nifty−Serveのコレクターズ・フォーラム。切手の会議室がある。
FDC(First Day Cover)
初日カバーの略称。
MC(maximum card)
マキシマム・カードの略称。
エラー(error)
図案や刷色、用紙、目打などで、本来あるべき姿でない形に誤作したもの。
エログラム(aerogramme)
航空書簡。UPUで定められた世界統一規格の海外向け切手つき封かんはがき。紙片などを入れて送ることはできない。
エングレイビング(engraving)
(1)彫刻。(2)Engr.で凹版の略称。
エンタイア(entire)
発行されたままの未使用のステーショナリー。旧来の文献では、実逓郵便物のことを指していたが、これは誤り。
エンタ・カット
切手つき封筒やはがきの料額印面の部分をカットしたもの。アメリカの切手つき封筒はこの整理法が一般的。
エンベロープ(envelope)
封筒、封皮。
エンボス(embossed,embossing)
浮き出し。
[お]
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押印切手(おういんきって)
加刷の一形式で(1)認印などの印判を加捺した切手。八重山切手など。(2)会社名などの社名イニシアルや記号などの印判を押した切手。記号入り切手参照。
凹版(おうはん)
印刷版では図柄がくぼんでおり、印刷された切手はインクが浮き出したように印刷される。略記号、Engr.
欧文印(おうぶんいん)
日本で、外国郵便用に使われる局名を英語で表記した手押し消印。年月日も西暦表示になっている。外信印。
欧文消(おうぶんけし)
日本切手で、欧文印で消印されたもの。外信消。
大型欧文印(おおがたおうぶんいん)
日本最初の欧文印。直径約28ミリ。年号表示はない。
大型検査済(おおがたけんさずみ)
明治初期に使われた郵便印。2x4.5センチの大きさ。このほか、「賃銭切手済」「大型地名入り検査済」消印がある。
大蔵省印刷局(おおくらしょういんさつきょく)
日本の切手、紙幣、証券などを印刷する機関。日本の紙幣のすべてと、日本の切手の大部分をここで印刷している。
沖縄切手(おきなわきって)
アメリカ占領下の沖縄で発行された切手。初期の切手は円単位、のちにドル単位になる。1972年の復帰後、使用中止。一時期、切手投機業者が買い占め、価格のつり上げを図ったが、日本郵趣協会などが反投機運動を行い、失敗。現在は一部を除き安く入手できる。
オークション(auction)
競売。切手に関しては、大小様々な団体が行っている。専用のカタログを発行している団体も多く、珍品などの存在が明らかになるケースが多い。
オーダー・キャンセル(cancelled to order)
注文消。(1)未使用切手に消印を押した使用済切手を郵政当局があらかじめ作り、額面より安く販売したもの。ソ連・東欧諸国などでかつて行われた方式。(2)収集家が使用済を作るため、未使用切手に消印を押したもの。(3)消印収集のために、未使用切手に消印を押したもの。(1)の場合、実際に使われた使用済より安く評価され、(3)の場合、台切手よりむしろ消印の価値で評価が決まる。(2)は欧州諸国の収集家が奇麗な使用済を作るために行うケースが多い。
オーバープリント(overprinted)
加刷。
帯封(おびふう)
新聞、雑誌を郵送する際、封筒の代わりに用いる帯状の紙。日本で第3種郵便で使用される。収集家は、実際に使用されたものを呼ぶ。
オフィシャル(officials)
公用。政府・官公庁などが使用するために発行された切手。インド、パキスタンではSERVICEと加刷。フィリピンではOBと加刷。
オフィシャル・カシェ(official cachet)
官製印章。
オフィシャル・リプリント(official reprint)
郵政当局が記念品などの目的ですでに発行を止めた切手を再版すること。
オフセット(offset)
油脂性のインキが水をはじくことを利用した印刷方式。平版。
オフ・センター(off center)
切手の印面が4辺に対して中心がらずれているもの。ウェル・センターの切手に比べて評価は低い。極端にオフ・センターのものは避けたい。「センターが悪い」などと使う。
オフ・ペーパー(off paper)
封筒などからはがした切手。使用済切手を計り売りする際、紙はがし済の切手をいう場合に使うケースが多い。
オン・ピース(on piece)
消印の印影を残すように、余白をもって封筒からカットされた切手。
オン・ペーパー(on paper)
紙つき切手。
[か]
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改色(かいしょく)
切手の図案を変更しないで、色だけ変更すること。
外信印(がいしんいん)
欧文印参照。
外信カバー
海外宛のカバー。
改値加刷(かいちかさつ)
添刷を参照。
改訂加刷(かいていかさつ)
添刷を参照。
ガイド・マーク(guide mark)
ガイド・ライン参照。
ガイド・ライン(guide line)
凹版転写の際、彫刻者あるいは作業員の目安のために印刷原版上につける細かい短線。一部が実用版に残るケースがある。
灰白紙(かいはくし)
(1)灰味を帯びた白紙(2)粗紙と白紙の中間の紙。
解放区切手(かいほうくきって)
中国共産党が革命戦争を戦っている時期に、共産党軍(八路軍)が勝ち取った領土内で使わせていた切手。同じような例はベトナムの南ベトナム解放戦線による南ベトナム臨時革命政府の切手、ラオスのパテト・ラオの切手などがこれに当たる。
外郵印(がいゆういん)
欧文印を参照。
外郵カバー
外信カバーを参照。
書留切手(かきとめきって)
書留郵便専用の切手。
書留ラベル(かきとめらべる)
書留受付番号を表示するためのラベル。書留郵便物に貼る。
額面(がくめん)
切手の印面に表示されている料額。
額面割れ(がくめんわれ)
額面より低い価格で取り引きされている切手。
加刷(かさつ)
完成している切手に新しい額面や記念名、新国家名などを上から印刷した切手。台切手は必ずしも発行済みのものとは限らない。
加刷ずれ
正規の位置から大きくずれて加刷された切手。
カシェ(cachet)
初日カバーなどの余白に描かれたり、押印されたり、印刷された切手と関係のある絵や図。
カタログ(catalogue)
切手のデータを記録した本で、定期的に刊行されるもの。全世界の切手を対象にしたもののほか、国別、地域別、図案別、特定の時期別などがある。
カタログ・コレクション(catalogue collection)
カタログに記載されている通りに1種ずつ切手を収集すること。またそのコレクション。
カタログ・ナンバー(catalogue number)
カタログに記載されている切手類の番号。
カタログ・バリュー(catalogue value)
カタログに記載されている切手類の評価額。普通、未使用と使用済の評価を記載。最近はヒンジ跡なしの評価もある。かならずしも、これが実勢価格とはならないが目安にはなる。切手商の買入値は通常これよりずっと低くなる。
加貼(かちょう)
規定の料金に対し不足分の切手を貼ること。41円はがきに9円切手を加貼する、などと使う。
過貼(かちょう)
規定の料金以上の切手を貼った郵便物。
過貼承認(かちょうしょうにん)
初日カバーなどでセットで貼ると郵便物の料金以上の額面になる場合など、差出人が承知の上で貼っていることを明示したものを指す。
活印(かついん)
金属製の消印。
ガッター(gutter)
切手の印面と印面の間にある空白部分。
ガッター・ペア(gutter pair)
連刷で切手と切手の間に空白部分があるもの。空白部分に絵や文字が印刷されているものもある。
ガッター・マージン(gutter margin)
いくつかのペーンに分割するために入れられたマージン。
加捺(かなつ)
加刷を参照。
カバー(cover)
郵便で送られた封筒類。
紙つき(かみつき)
封筒から切り取ったまま、はがしていない切手。
ガム(gum)
のり、裏のり。
かもめーる
暑中見舞いはがき。くじつき。
カラー・ガイド(color guide)
カタログに記された刷色が実際に分かるようにした色見本帳。
唐草印(からくさいん)
日本の郵便物自動取揃え押印機に使われる和文印。現在は唐草模様はない。
カラー・ゲージ(color gauge)
カラー・ガイドと同義。
カラー・トライアル(color trial)
切手の刷色を決めるため、同じ原版を使っていろいろな色で試し刷りをしたもの。色試刷、カラー・プルーフ。
カラー・プルーフ(color proof)
カラー・トライアル参照。
カラー・マーク(color mark)
刷色を確認するために、切手シートの特定の位置の耳紙に印刷される色表示。
仮貼り(かりばり)
切手をアルバム・リーフに貼る前に整理・分類のため貼る作業。
カレンダー(calender)
切手用紙の表面のつや出し装置。
為替消(かわせげし)
郵便貯金など非郵便用で使われた消印。それの押された使用済切手。
変わり種切手(かわりだねきって)
新聞などで珍しい図案、材質の切手が紹介される際、必ず使われる用語。必ずしも収集家が変わり種切手を珍しがって集めているわけではなく、むしろ収集家目当ての乱発切手として敬遠されることが多い。
簡易書簡(かんいしょかん)
通信文を書く用紙に、第1種料金用の料額印面を印刷した日本のステーショナリー。昭和24年から29年にかけて2種が発行された。
簡易てがみ(かんいてがみ)
現在の郵便書簡の前身。昭和33年に1種発行された。
完集(かんしゅう)
収集対象を完全に集めてしまうこと。
官製印章(かんせいいんしょう)
郵政当局自身、あるいはその承認・認可の下で作成されたカシェ。
官製はがき(かんせいはがき)
郵政当局でつくられた料額印面つきのはがき。
官製模造(かんせいもぞう)
郵政当局が記念などのために新たに作成した模造品。「大日本郵便沿革史」に貼られている手彫切手の模造がその例。
完全セット(かんぜんせっと)
シリーズやセットで発行された切手のすべてそろったもの。
完全揃(かんぜんそろい)
シリーズなどで発行された切手のすべてそろったもの。あるいは、バラエティをすべてそろえたもの。
寒中見舞いはがき(かんちゅうみまいはがき)
昭和天皇の病状悪化で年賀状を自粛するムードができたため、きゅうきょこれに代わる挨拶状はがきとして、昭和天皇死後の1989年1月10日発行された。
鑑定(かんてい)
切手の真偽を判定し、結果を文書でまとめること。
官白(かんぱく)
官製はがきに郵便印のみを押したもの。風景印官白など。
官封(かんぷう)
切手やはがきが郵便局に送られる時の束ねた封筒に入ったままの状態のもの。
官葉(かんよう)
官製はがきの略。
官用切手(かんようきって)
公用切手を参照。
[き]
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機械印(きかいいん)
自動押印機に使われている郵便印。
記号入り切手(きごういりきって)
官庁や会社などで切手の流用を防ぐため、郵便局の許可を受け、切手に穿孔、あるいは会社略称などを捺印したり浮き出し加工した切手。使用者管理記号入り切手ともいう。日本の記号入り切手については「記号入り切手図鑑」が出ている。
季節局(きせつきょく)
一年のうち、一定の期間だけ開局する郵便局。富士山頂郵便局など。
偽造(ぎぞう)
にせもの。切手として通用させるためのものと、収集家を狙ったものがある。
切手(きって)
郵便料金の前納を示す証票。
「切手」(きって)
郵便文化振興協会発行の週刊切手新聞。同協会は全国郵便切手普及協会の改称。
切手趣味週間(きってしゅみしゅうかん)
郵政省が切手の趣味と普及のため、毎年4月20日の逓信記念日の前後をこの週間としている。
切手帳(きってちょう)
携帯などに便利なために、利用頻度の高い切手を組み合わせてペーンにし、表紙をつけたもの。日本では「ゆうペーン」と称する。
切手帳ペーン(きってちょうぺーん)
切手帳を構成している切手シート。複数枚の切手が印刷されている。
切手つき封筒(きってつきふうとう)
切手に似た額面が印刷されている封筒。切り取って使用できたものもあった。
切手の博物館
東京・目白にある博物館。世界の切手約50万種のうち20万種以上を所蔵。展示は定期的に入れ替えており、収集家による切手展も定期的に開催。切手の広報センター的役割をになう。財団法人フィラテリーセンター運営。
記念印(きねんいん)
行事・催しを記念して作成された絵入りの消印。
記念切手(きねんきって)
行事や事象を記念する目的で発行される発行枚数の定められた切手。
記念スタンプ(きねんすたんぷ)
記念印参照。
記念葉書(きねんはがき)
行事や事象を記念する目的で発行される発行枚数の定められた葉書。
寄付金つき切手(きふきんつききって)
料額のほかに特定の目的のための募金額を付加、表示して発売する切手。はがきもある。
ギボンズ(Gibbons)
イギリスのスタンレー・ギボンズ社が発行する世界切手カタログ。地域別、図案別のカタログもある。
「ギボンズ・スタンプ・マンスリー」(Gibbons Stamp Monthry)
ギボンズ社が発行している月刊切手雑誌。英領が強い。
逆加刷(ぎゃくかさつ)
台切手の天地を間違えて逆に加刷した切手。
逆刷(ぎゃくさつ)
2色以上で刷られた切手の中の印刷の一部が逆向きに印刷されているもの。
キャンセル(cancel)
切手に消印をすること。
キャンセレーション(cancellation)
消印。
旧毛紙(きゅうけがみ)
田沢切手のうち、旧大正毛紙切手の略称。
旧ソ連加刷切手(きゅうそれんかさつきって)
ソ連の通常切手などに独立した共和国の名や地名、新額面を加刷したものの総称。ウクライナでは独立1、2年で数千種に達した。必ずしも中央郵政が関与しているものばかりではなく、にせ加刷も多い。
強制収容所郵便(きょうせいしゅうようじょゆうびん)
第2次世界大戦下、ナチスの作ったユダヤ人強制収容所から差し出された郵便。チェコスロバキアのテレジン強制収容所では、小包を収容者に送るための認可切手(テレジエンシュタット切手)も発行された。
局式凹版(きょくしきおうはん)
日本の印刷局で開発された特殊な凹版印刷。スクリーンのないグラビア印刷。
局めぐ(きょくめぐ)
郵便局を回って風景印などを集めること。
切れ込み入りはがき(きれこみいりはがき)
目の不自由な人のために、はがきの下部に切れ込みの入ったはがきを1990年から発売している。
キロウェア(kiloware)
紙つき使用済を秤売りするもの。箱に入ったものはキロボックスという。
金箔切手(きんぱくきって)
金箔を貼り込んだ切手。乱発国が変わり種切手として発行するもので、あまり収集の価値はない。
銀箔切手(ぎんぱくきって)
銀箔を貼り込んだ切手。金箔切手参照。
[く]
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偶発変種(ぐうはつへんしゅ)
切手の製造過程でたまたま生じた変種。原版にごみが付着するなどで、一部に白抜け点が出来るなど。
櫛型印(くしがたいん)
明治39年から昭和60年ごろまで使用された消印。上の局名を書いた部分をA欄、日付を書いた部分をB欄、時刻を書いた部分をC欄、AとBの間の部分をD欄、BとCの間の部分をE欄と呼んで説明する。
櫛型目打(くしがためうち)
目打器に目打針が連続したコの字型に植えられる。1回の操作で切手シート1列分の目打を開ける。
くじつき年賀切手(くじつきねんがきって)
年賀はがきやかもめーるのように切手にもくじをつけようと1989年から実施。世界でも例がない。
国別コレクション(くにべつこれくしょん)
特定の国を対象に収集すること。
クラシック(classic)
19世紀発行の切手。20世紀前半のものはセミ・クラシックと呼ぶ。
グラシン紙(ぐらしんし)
乳白色の半透明な特殊紙。アラビアのりが使われていたころは切手の間紙として利用されていた。この紙は湿気で縮むため、切手をつつむには不適切。
グラビア(photogravure)
凹版の一種だが、写真製版で濃淡を作るため、印刷部に凹凸はない。略称、Photo.
グリーンエコー(ぐりーんえこー)
寄付金つき広告はがきの愛称。
クレムタッシェン(Klemmtaschen)
マウント。
黒い切手(くろいきって)
国際郵趣連合(FIP)、国際切手商組合連合(ISFDA)、国際郵便カタログ編集者協会(ASCAT)の3団体がUPU郵趣倫理規定に違反する切手として広報している切手。その国に何も関係のない事柄を描いて乱発された切手や必要以上に額面、付加金などが高い切手などを指す。
黒活(くろかつ)
活字印のことを郵便局員が呼んでいた名前。
軍事加刷(ぐんじかさつ)
軍事郵便に使うために加刷された切手。
軍事切手(ぐんじきって)
外地に勤務する兵士が郵便を一定数無料で差し出すように出来るための証票。
軍事郵便(ぐんじゆうびん)
戦時に海外に派遣された兵士が本国とやりとりする郵便で戦時は原則無料。
[け]
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蛍光切手(けいこうきって)
郵便物に貼られた切手への自動押印などのため、切手の印刷の一部を蛍光性のインクで行ったもの。
計数番号(けいすうばんごう)
シート耳紙に印刷された印刷枚数を数えるためのナンバリング。
毛紙(けがみ)
染色された微少な繊維片をすき込んだ紙。偽造防止のため、使われる。
ゲージ
目打ゲージを参照。
消印(けしいん)
(1)郵便印の別名。(2)郵便印で切手を抹消すること。
消印もれ消印(けしいんもれけしいん)
配達局で消印が押し忘れている郵便物を見つけた際、切手を抹消するために使用される小円形のスタンプ。
ゲーベル(Goebel)
(1)ドイツの印刷機製造会社。(2)ゲーベル社の凸版2色輪転印刷機。(3)ゲーベル輪転印刷機で刷られた切手。
検閲印(けんえついん)
郵便物を国、占領軍など、公的機関が検閲したことを示す印。日本では、戦争中の国による検閲はもちろん、第2次大戦後には、連合軍によって大々的に実施された。現在は日本国憲法で禁止されている。
検閲封緘紙(けんえつふうかんし)
検閲のため開封した郵便物の封を再び閉じるための紙。紙のほか、証紙、セロハンテープなどもある。
検閲郵便(けんえつゆうびん)
検閲された郵便物。
現金書留(げんきんかきとめ)
現金を郵便で送るための制度。昭和26年からこの名称。
現行切手(げんこうきって)
現在発行され、通用している切手とその関連切手。
原図(げんず)
切手のもとになる図案。原画ともいう。
原版(げんぱん)
凹版や凸版切手を作る時に作られる最初の切手1枚分の原寸大の版。
[こ]
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コイル切手(こいるきって)
自動販売機用に作られた巻切手で、1巻数百枚から千枚単位。日本の場合、左右の目打がないため、シート切手との区別は容易。ドイツでは、数枚ごとに切手裏に管理番号が入っている。ロール切手ともいう。
後期印刷(こうきいんさつ)
長期間にわたって発行された切手では初期と刷色に違いのでるものがあるため、後期に印刷された切手を特に分けて呼ぶ。
後期使用例(こうきしようれい)
長期にわたって発行された切手の後期の使用例。あるいはその郵便物。
航空書簡(こうくうしょかん)
エログラムを参照。
航空票符(こうくうひょうふ)
航空郵便であることを示すために封筒に貼られるラベル。エアラベルともいう。
広告入りはがき(こうこくいりはがき)
エコーはがき参照。
広告入り日付印(こうこくいりひづけいん)
機械印の一種で、日本では昭和25年ごろから27年ごろまで使われた。テーマチク・コレクターが収集対象にする例が多い。専門のカタログも出ていた。
公用切手(こうようきって)
政府機関で使用するために発行された切手。オフィシャルを参照。
小型印(こがたいん)
小型スタンプとも呼ばれ、地域的な記念行事などの際、使われる。直径32ミリと特印より小さい。
小型シート(こがたしーと)
記念のため、1枚あるいは数枚の切手を1つのシートに印刷したもの。スーベニア・シート。
小型スタンプ
小型印参照。
国際切手展(こくさいきっててん)
世界中の国から参加がある切手展。日本では10年に一回開かれる。
国際電子郵便(こくさいでんしゆうびん)
電子郵便の外国宛て。旧称インテルポスト。
国際返信切手券(こくさいへんしんきってけん)
船便書状料金分の切手と交換できる引換券。外国へ返信用の切手を送る必要がある場合、相手国の切手を入手できない事情から、UPUを通じ、同加盟国で発売されている。
国際ミニレタックス(こくさいみにれたっくす)
A4判用紙1枚だけで送る国際レタックスのこと。旧称ミニインテル。
国立公園切手(こくりつこうえんきって)
日本の国立公園をシリーズで紹介する切手で、1936年に第1次として富士箱根国立公園が出たのを皮切りに1972年に西表国立公園まで続いた。
国定公園切手(こくていこうえんきって)
1958年、当時の郵政大臣だった田中角栄が地元の佐渡や彦国定公園の切手を発行させたのがきっかけで、1973年まで続いた。
国連切手(こくれんきって)
国際連合が発行する切手。ニューヨーク本部用とジュネーブ事務局用、ウィーン国連ビル用があり、国連の差し出す郵便物以外に、館内から差し出した民間の郵便物にも使用できる。
コーナー(corner)
(1)シートの4角の切手。(2)カバー類をアルバムリーフに留めるための道具。フィラート・コーナー。
コメット(Comet)
仮貼りアルバムの商品名。カバーアルバムの商品名。
コレクターズ・フォーラム(Collectors' Forum)
Nifty−Serveのフォーラム。切手の会議室がある。
混貼(こんちょう)
(1)種類の異なる切手を1枚の封筒に混ぜて貼ること。(2)コンビネーション・カバーのこと。
コンディション(condition)
状態。切手やカバーの状態を指し、折れ、傷などがないものを「コンディションがよい」と呼ぶ。
コンビネーション・カバー(combination cover)
2カ国以上の切手の貼られたカバー。記念のため作られたものと、国際郵便が出せない国で外国切手と国内切手を合わせて貼ったもの、旧体制の切手との混貼、協定を結んだ国の切手の使用など。
コンピューター郵便(こんぴゅーたーゆうびん)
通信文や相手の住所などを記録した磁気テープやフロッピーディスクで差し出すことが出来る郵便。
コンプリート・セット(complete set)
完全セット。
[さ]
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在外局(ざいがいきょく)
植民地、居留地などにおかれた郵便局。
在外局切手(ざいがいきょくきって)
中国、朝鮮に開局していた日本郵便局で使用するため発行された切手を指してこう呼ぶ。米国、英国などでもこうした切手がある。
最古使用例(さいこしようれい)
最も古い使用例のこと。
再生紙はがき(さいせいしはがき)
寄付金つき広告はがきで採用された再生紙を使ったはがき。ほかのはがきにも広がっている。
最低値(さいていね)
オークションの入札価格の下限。リストに表示されている。
サイド・コレクション(side collection)
収集家がメインのコレクション以外に収集しているコレクション。
在日外国局(ざいにちがいこくきょく)
幕末から明治初年にかけて日本の長崎、横浜、兵庫などに開局した米、英、仏の各郵便局。
再発行(さいはっこう)
需要の増大などによって一旦製造を打ち切った切手を再び印刷、販売すること。初版切手と区別できるものもある。増刷。再版。
柵型目打(さくがためうち)
目打を柵型に植え、一回で4列の目打を行うようにしたもの。
「さくら日本切手カタログ」(さくらにほんきってかたろぐ)
日本郵趣協会が編集した日本切手の基本的なカタログ。オールカラー。
さくらめーる
春のおよろこびはがき。くじはない。
サザーランド切手(Southeland Stamp)
明治初年、横浜にあったサザーランド馬車会社が、私営の郵便のために発行した私製切手。横浜−東京間で郵便事業を行っていたとされており、1/2Boo、1Booの2種の切手を発行していた。
サータックス(surtax)
付加金。
サーチャージ(surcharge)
添刷。額面変更の加刷。
刷色(さっしょく)
切手の刷り色。
サーフェイス・メール(surface mail)
普通郵便、船便。原意は航空便に対する平面路便。
サブジェクト(subject)
トピカル、テーマチク収集における主題(theme)。
サブナンバー(subnumber)
カタログでメインナンバーの切手に従属して与えられているナンバーを持つ切手。#246の無目打が#246aなど。
三角切手(さんかくきって)
三角形の形をした切手。現在は収集家の興味を引くために発行されることが多いが、当初の発行目的は英領希望峰(Cape of Good Hope)の郵便局員が英本国の切手と希望峰の切手を区別するために、希望峰の切手を三角形にしたのが始まり。
産業図案切手(さんぎょうずあんきって)
戦後まもなく発行された労働者などの姿を描く通常切手。
参考値(さんこうね)
オークションカタログで目安として表示した価格。最低値と違いこの価格以下でも入札可能。
暫定切手(ざんていきって)
応急的につくられた切手。加刷切手など。
ザンメル凹版(sammelおうはん)
1版で多色刷りが出来る凹版印刷。
[し]
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JPS(Japan Philatelic Society)
日本郵趣協会を参照。
シェード(shade)
基本的な刷色に対して見られる色合いの差。
試行印(しこういん)
櫛型印の印影が切手を汚すと不評だったため、櫛の部分を空欄にして使用された消印。1986年に丸型印に切り替わり、徐々に姿を消した。那覇郵便局の試行印などは試用期間が短く、高値で取引されることもある。
SIG切手クラブ(しぐきってくらぶ)
PC−VANの切手クラブ。日本で唯一の切手専門のパソコン通信フォーラムでテーマチクや日本切手、外国切手などテーマ別に会議室が設けられている。
シークレット・マーク(secret mark)
切手の偽造防止のために図案の一部に微妙な線、マークなどを描き、真偽を判定できるようにしたもの。
事故印(じこいん)
逓送中の事故を表示するための印。
事故カバー(じこかばー)
事故に遭った郵便物。飛行機事故などのカバーは航空郵便史の一部として重用される。
試刷(しずり)
プルーフ。
私製はがき(しせいはがき)
民間で作った料額印面の印刷されていないはがき。
私製目打(しせいめうち)
無目打で発行された切手に使用者が独自で入れた目打。
慈善切手(じぜんきって)
付加金付き切手参照。
実逓(じってい)
実際に郵便で送られている郵便物。それに貼られた切手。
ジップ・コード(zip code)
米国の郵便番号。Zoning Improvement Planの略。
ジップ・ブロック(zip block)
ジップ・コードのシンボルマーク「ジップ君」が刷られている耳紙を含む田型ブロック。
実用版(じつようばん)
切手を印刷するための印刷版。長期に渡って、あるいは大量に製造する切手には、実用版は複数あり、分類できるものもある。
シティ・ポスト(してぃ・ぽすと)
大都市型簡易郵便局。繁華街のデパートやオフィスビルなどの中に設置される郵便局。
シート(sheet)
(1)窓口シート。(2)印刷シート。
シート構成(しーとこうせい)
シート内の印面の数。よこxたてで表記する。
シート・ブック(sheet book)
切手シートを折らずに収納できる大型のファイル。
自動化切手(じどうかきって)
フラマ参照。
支那加刷(しなかさつ)
在中国日本郵便局で使用するために発行された切手。
JAPEX(ジャペックス)
日本郵趣協会が主催する全国切手展。11月ごろ開催される。
ジャポニカ(Japonica)
日本に関係した図案を描く外国の切手。
JUNEX(ジュネックス)
日本郵趣協会が主催するジュニア切手展。夏休みに開催される。
重品(じゅうひん)
2枚以上所有している切手。交換などで使う。
私葉(しよう)
私製はがきの略。
上消(じょうけし)
(1)切手の使用時期などが分かる使用済切手。(2)テーマチクで題材となる図案を隠さないような消印のされ方をした使用済切手。
使用済(しようずみ)
消印された切手。
状態(じょうたい)
コンディション参照。
昭和透かし(しょうわすかし)
半円と直線をつなぎ合わせた波状模様の透かし。昭和12年の昭和切手登場と同時に使われ始めた。昭和25年ごろ、切手への透かし使用が廃止されるまで使用された。現在も印紙などに使用されている。
暑中見舞いはがき(しょちゅうみまいはがき)
暑中見舞い状用のはがき。1986年からくじつきとなった。かもめーる。
ショート・セット(short set)
セットになった切手のうち、低額面だけなど一部をまとめたもの。
初日(しょにち)
切手などの発売第1日。
初日印(しょにちいん)
切手の発行初日にその切手に押された消印。
初日カバー(しょにちかばー)
切手発行初日に使用されたカバー。本来は実逓であることが条件。一般には横型のカシエのついた封筒に切手を貼って記念印を押したものを指す。略称FDC。
初日用通信日付印(しょにちようつうしんひづけいん)
ハトの模様の入っている日付印。
震災切手(しんさいきって)
関東大震災で印刷局が焼けたことから、民間の会社に作らせた暫定切手。目打、のりがない。
シンデレラ(cinderella)
架空の国の切手。ボーガス。
[す]
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図入りアルバム(ずいりあるばむ)
アルバム・リーフにすでに切手を貼る枠などが印刷されているもの。
透かし(すかし)
にせものを防ぐため、切手の用紙にすき込まれた模様。
透かし検出器(すかしけんしゅつき)
小さな黒色の皿。ベンジンを垂らして透かしを浮き上がらせる。
スクリーン(screen)
グラビア印刷の製版に用いる透明なフィルムで、印刷されると網点になる。この網点の角度の違いなどで切手を分類する人もいる。
スコット(Scott)
アメリカで発売されている日本で最もポピュラーな世界切手カタログ。アメリカ切手専門版、クラシック切手専門版もある。
「スコット・スタンプ・マンスリー」(Scott Stamp Monthly)
スコットの月刊切手誌。
スコット・ナンバー(Scott number)
スコットカタログで使われているナンバー。SC#と略す。
スタンプ(stamp)
(1)切手。(2)印判。
スタンプショウ(すたんぷしょう)
日本郵趣協会が主催する切手祭り。展示やイベントなどを行う。毎年4月末に行われる。
「スタンプマガジン」(すたんぷまがじん)
郵趣サービス社の発行する月刊切手雑誌。販売広告も兼ねる。
スタンプレスカバー(stampless cover)
切手発行以前の郵便物。
ステーショナリー(stationery)
官製の封筒、はがき、帯紙、エログラムなどの総称。
ステンレス切手(すてんれすきって)
ステンレス・スチールで出来た切手。ブータンが発行。
ストックブック(stock book)
切手の未整理品などを一時的に保管しておく小さなポケットが各ページごとにならんでいる冊子。
ストライキ切手(すとらいききって)
英国で郵便ストが起きた1971年、一時的に民間会社が郵便業務を代行した。この際、民間業者から多様に発行された切手
ストリップ(strip)
たてに複数枚つながったブロック。
ストレート・エッジ(straight edge)
切手帳ペーンなどにみられる1片あるいは2辺に目打がない切手。
スペシャリスト(specialist)
専門家。
スーベニア・カード(souvenior card)
切手の印面などを厚手の紙に印刷し、記念文字などを刷り込んだカード。贈呈カード。記念カード。
[せ]
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正刷切手(せいさつきって)
暫定切手を発行した後、正規に印刷、発行された切手。
制定シート(せいていしーと)
昭和9年に発行された逓信記念日の記念小型シートの略称。
背固め(せがため)
切手帳でペーンと表紙をのり付けしたもの。
セット(set)
シリーズになっている切手。
ゼネラル・コレクション(general collection)
全世界の全部の切手を対象にした収集。
セルフのり(せるふのり)
シールのような台紙からはがして貼るタイプの切手。現在の日本の普通切手帳(普通切手のゆうペーン)はこのタイプ。アフリカのシエラレオネが最初に採用。トンガなどが発行を続けていた。
ゼロつき(ぜろつき)
動植物国宝図案の普通切手で通貨単位が円単位以下の額面まで表記した切手。50円切手の場合、50ooとなっていたため。銭単位の表記のないのはゼロなしという。 ̄ ̄
選挙事務証紙(せんきょじむしょうし)
昭和24年に行われた総選挙で衆議院議員立候補者に無料で交付された官製はがき交換証。選挙事務用の切手としても使用できた。産業図案切手の2円に「選挙事務」と縦書きで加刷されている。
選挙はがき(せんきょはがき)
公職選挙法にもとづく立候補者の無料差し出しできるはがきで、選挙と書かれた消印が押される。
穿孔切手(せんこうきって)
切手に使用者のイニシャルや頭文字、屋号などを穴空けで表示した切手。
センター(center)
切手などで目打部分の余白を残し、印刷された中央面のみを指すことば。
船内印(せんないいん)
東南アジア青年の船などの船内郵便局で使われる消印。
船内局(せんないきょく)
電波法により無線電信施設を必要とする船舶に設けられた郵便局。航海中のみ開設。
全日展(ぜんにちてん)
郵政省が主催する全国切手展。4月ごろ開催される。
占領地切手(せんりょうちきって)
占領地だけで使う目的で発行された切手。
[そ]
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贈呈シート(ぞうていしーと)
政府関係者や外国からの賓客などに配るための切手シート。韓国で1960年代以前盛んに行われていたほか、フランスやフランス領でも盛ん。
速達切手(そくたつきって)
速達用の切手。日本では発行はないが米国占領下の沖縄で発行されたことがある。
[た]
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台切手(だいきって)
加刷の元となる切手。
大正透かし(たいしょうすかし)
大正3年から昭和12年まで使われたいなずま模様の透かし。
タイトル・リーフ(tytle leaf)
切手展での展示作品の1ページ目のリーフで、その作品のタイトル、テーマについての解説などを書く。
タイプ(type)
型、種類。
ダイ・プルーフ(die proof)
原版の試刷。
田型(たがた)
たて・横2枚ずつつながった切手。
たとう
小型シートなどを入れるための2つ折りの厚手の用紙。最近では皇太子ご成婚小型シートで別売りで発売された例がある。
タブ(tab)
切手と同じ体裁か、あるいは耳紙を利用して、同一シート内に記念文字や図案、引用句などを刷り込んだもの。タブそれ自体では価値はなく、切手とつながった形で集める。これをタブつきという。最近では「世界防災会議記念」の切手がこの形で発行。イスラエルでは毎回タブをつけて発行している。
駄物(だもの)
ありふれた安い切手やはがき、カバーなど。
[ち]
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着色紙(ちゃくしょくし)
用紙に色がついているもの。
中継印(ちゅうけいいん)
郵便物の中継地で押された消印。
注文消(ちゅうもんけし)
オーダー・キャンセル。
チェックリスト(check list)
ウォントリスト参照。
朝鮮加刷(ちょうせんかさつ)
在朝鮮日本郵便局で使われた切手。
珍品(ちんぴん)
珍しい切手やはがき、カバーなど。
[つ]
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追放切手(ついほうきって)
昭和22年に戦前の軍国主義的な図案の切手の使用が禁止された。その禁止された切手。
通常切手(つうじょうきって)
記念切手に対して、日常の郵便業務で使用するための切手。発行数に制限はない。普通切手。
ツームシュタイン(Zumstein)
スイスで発行されているヨーロッパの切手カタログ。
[て]
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定常変種(ていじょうへんしゅ)
ひとつの実用版にずっと存在していたとみなせる変種。
ディズニー切手(Dysney切手)
ウォルト・ディズニー・プロダクションに使用料を払い各国から発行されているディズニーキャラクターの記念切手。米国の切手エージェントが一枚かむパターンがほとんど。
ディーラー(dealer)
切手商。
手押印(ておしいん)
機械印に対し、手で押す印。
適応局(てきおうきょく)
新発行の切手にもっとも関係の深い地域にある郵便局。初日カバーを作る時ふさわしい局。
適応使用例(てきおうしようれい)
郵便料金の改正で当初のその切手の発行目的と異なった利用をその1枚の切手で果たしている例。50グラム以上の封書料金用で発行された水仙の60円切手が料金改正で25グラム以上の封書料金となった場合、この切手を貼った25グラム以上の封筒使用例は適応使用例となる。
適正使用例(てきせいしようれい)
速達の郵便料金が200円の時に発行された200円切手を貼って速達として差し出すように、その切手の当初の発行目的とその使用法が合致している郵便物。
日本最初の切手専門インターネットWWWホームページ。http://www.philatelist.com/
デジタル・リーフ(desital leaf)
コンピューターソフトを使い作成・印刷されたアルバム・リーフ。
デッド・カントリー(dead country)
領土の併合などで切手の発行をやめた国、地域。
鉄郵(てつゆう)
鉄道郵便の略。
鉄郵印(てつゆういん)
鉄道郵便で使う消印。
テート・ベッシュ(tete-beche)
シートで隣同士に並んだ切手が互いに逆方向に向くように印刷された切手。1972年の札幌五輪記念切手はこの形で発行。
手彫切手(てぼりきって)
明治初年に発行された竜、鳥、桜の各切手。切手の実用版をひとつひとつ手で彫刻したことからこの名がある。
テーマチク(themetic)
テーマを決め、それに関係のある切手・はがきやカバー、消印などを使って作るコレクション。
電子郵便(でんしゆうびん)
配達局で受付けた文書をFAX利用によって配達局に送信、配達局が封筒に詰め替えて配達する郵便。専用の切手がある。愛称レタックス。
電信切手(でんしんきって)
電報料金を納めるための専用切手。
[と]
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到着印(とうちゃくいん)
配達局に到着した郵便物に押される消印。現在、日本では速達便に押印される。
1991年、湾岸戦争の際、日本の掃海艇がペルシャ湾に向かったが、その補給艦に設置された船内局。
特印(とくいん)
特殊通信日付印参照。
特殊通信日付印(とくしゅつうしんひづけいん)
全国的な行事などを記念し使われる直径36ミリの図案入り消印。印の色はトビ色。最近は記念切手の発行にあわせて使用される。
凸版(とっぱん)
印刷版の基本形式のひとつで、表面のでっぱったところだけにインクをつけ、印刷される。活字もこの一種。
留置(とめおき)
配達局において受取人がその手紙を取りに来るのを一定期間待つ郵便。期間経過後は発送者に返還される。
トピカル(topical)
図案別の収集。
「トピカル・タイム」(Topical Time)
ATA(American Topical Association)が2カ月に一度発行する切手雑誌。
カンボジアPKOに派遣された自衛隊が乗り込んだ補給船の郵便局。
[な]
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波消(なみげし)
料金別納郵便を切手で支払った場合、その切手を消印するための波状の消印。その後、局名が入り、最近では棒状の消印も使われている。
ナンバリング印(なんばりんぐいん)
昭和47年4月20日に発行された切手趣味週間の記念切手から使われたハト印。局名、日付けがゴシックになった手押印。現在、振替、為替などで使用。
南方占領地切手(なんぽうせんりょうちきって)
日本軍が第2次世界大戦下占領した香港、ビルマ、マライ、北ボルネオ、オランダ領東インド、フィリピンで発行した切手。
[に]
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二重印刷(にじゅういんさつ)
(1)意図的でない形で印刷の途中でだぶって印刷されたもの。(2)刷色を変えるため、一度作った切手に別の色を印刷すること。
日本切手専門カタログ(にほんきってせんもんかたろぐ)
日本切手の専門カタログ。日専。JSCA。
日本郵趣エージェンシー(にほんゆうしゅえーじぇんしー)
日本の切手専門商社。
日本郵趣協会(にほんゆうしゅきょうかい)
日本最大の切手収集家の団体。財団法人で、本部は東京都豊島区目白。機関誌「郵趣」を発行するほか、JAPEX、JUNEX、スタンプショウなどの切手展を開催、各種コレクターが集う部会や例会があり、地域ごとには支部がある。理事長・立川憲吉。
日本郵趣出版(にほんゆうしゅしゅっぱん)
切手関係の出版社。
ニュー・イッシュー(new issue)
新発行の切手。
入札(にゅうさつ)
オークションで目録に記載された切手を欲しい時、買値を書いてオークション業者に送ること。一番高値の人が落札する。
[ぬ]
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[ね]
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ネバー・ヒンジ(never hindged)
ヒンジの跡のない切手。
年賀印(ねんがいん)
年賀郵便物に押される消印。
年賀小型シート(ねんがこがたしーと)
戦後の小型シートはいずれも年賀はがき(切手)の賞品。
年賀ゴム印(ねんがごむいん)
電子郵便で年賀扱いのものに消印するため、無集配局、簡易局に置かれたゴム印。局によって記念押印は便宜的に応じている。
[の]
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のり落ち(のりおち)
裏のりを洗い落とした未使用切手。
のり無し(のりなし)
のりをつけないで発行された切手。
[は]
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はあとめーる
おじいさんやおばあさんに手紙を書きましょう、と呼びかけて発行されたはがき。
バイセクト(bisect)
半切り切手。1枚の切手を半分に切り、半額として使用したもの。その額面の切手の在庫が切れた時、行われた。
バインダー(binder)
アルバムリーフをとじ込み保存するための道具。
ハウイドマウント(Howid Mount)
米ハウイド社のマウント。
パクボー(paquebot)
公海上にある船舶は船の所有国の領土とみなされるため、その船内で受け付けた郵便物はその国の切手が使われ、受け付けた次の寄港地で受入郵便局に手渡される。この際、船内投函郵便物であることを示すために「paquebot」の表示のある印(パクボー印)が押される。
パケット(packet)
1種1枚ずつの切手が多数詰め合わされ売られているもの。袋入りで売られている。
バーコード(bar code)
日本で書留番号の自動読取りとして使われている。外国では販売数集計などのため切手の耳紙に印刷されている例も。
パソコン郵趣(ぱそこんゆうしゅ)
郵趣へのパソコン利用。
郵趣へのパソコンの利用を模索するために結成された日本郵趣協会の部会。「パソコン郵趣部会報」を年4回発行。
バックスタンプ(back stamp)
カバーの裏面に押されている印。中継印や到着印などが多い。展示にはカバーを広げるか、コピーなどを使う。
発光切手(はっこうきって)
郵便物の機械処理のため、切手に燐光、蛍光のインキを使ったもの。特に昭和41年、埼玉県大宮局で実験的に行った際に発行された燐光塗料印刷の7円、15円切手を指していう場合も多い。
ハト印(はといん)
初日用通信日付印。ハトの絵が入っている。
パーフ(perf.)
目打、あるいは目打入り切手の略。
パブリック・オークション(public auction)
誰でも参加できる公開のオークション
バラエティ(variety)
変種。
貼り込み帳(はりこみちょう)
切手を多数貼り込み、そこから客に抜きとってもらう形での販売。アプ帳。
春のおよろこびはがき(はるのおよろこびはがき)
さくらめーる。
万国郵便連合(ばんこくゆうびんれんごう)
ユー・ピー・ユー(UPU)を参照。
版式(はんしき)
印刷方式のこと。
板東収容所切手(ばんどうしゅうようじょきって)
第1次大戦の際、徳島にあった板東収容所でドイツ軍兵士によってつくられた切手。収容所内で使われた。
ハンドメイド(handmade)
4辺に目打のある切手を使って作られた切手帳。機械で作ったのはマシンメード。
版別(はんべつ)
実用版の特徴などを調べて、版を区別すること。
[ひ]
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B円(びーえん)
沖縄占領時に米軍が準備し、流通させた軍票の単位。昭和23年、沖縄の統一通貨となり、33年に廃止され米ドルが流通するようになった。B円流通時期の円表示の切手をB円切手と呼ぶ。
飛脚(ひきゃく)
江戸時代を中心に栄えた日本の信書送達制度。
ピクトリアル(pictorials)
絵画的な図案の切手。
美消(びけし)
上消しのこと。
BCOF(British Commonwealth Occupation Forces)
イギリス連邦軍の頭文字で、戦後日本で、オーストラリア切手にこの文字を加刷した切手を発行、使用した。BCOF切手と呼ばれる。
飛信逓送切手(ひしんていそうきって)
明治初期の反政府暴動に対処するため、電信に代わる緊急の連絡手段として用いられた公用切手。西南戦争の使用例が多く、陸軍用、海軍用、中央官庁用、府県庁用がある。
PVAのり
ポリ・ビニール・アルコールを使った化学のり。日本では1963年以降、全面的にこれを使用。
百枚束(ひゃくまいたば)
水剥がしした使用済の同一切手を百枚、糸などで束ねて販売する方法。バンドル(束物)ともいう。
非郵便印(ひゆうびんいん)
為替や貯金などの納付を切手で行った際、押された消印。現在は現金納付のため、この消印が切手に押されることはない。
評価(ひょうか)
切手の価格を定めること。評価された価格。
標語入り機械印(ひょうごいりきかいいん)
機械日付印にスローガンなどを入れ込んだもの。世界的に使われている。
標語印(ひょうごいん)
標語の入った消印。
ヒンジ(hinge)
のり引きされた小さな紙片でちょうつがいのようにして切手をアルバムリーフにとめる。
ヒンジあと(ひんじあと)
ヒンジをはがした時に残る跡。
ヒンジつき(ひんじつき)
(1)ヒンジ跡のある切手。(2)ヒンジがついたままの切手
ヒンジなし(ひんじなし)
ヒンジ跡のない未使用切手。
ヒンジレス・アルバム(hingeless album)
マウントつきの図入りアルバム。
ピンセット(pincettes)
切手の整理の際、切手をはさむ道具。先端が平たくなった収集家用のものを使う。
ピン・パーフ(pin perf.)
目打針が磨滅して不完全になっている目打穴。針でついたような状態になっていることからこう呼ぶ。
[ふ]
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ファースト・デイ・カバー(first day cover)
初日カバー。
ファースト・フライト・カバー(first flight cover)
初飛行カバー。
ふいぶる
日本郵趣協会のジュニア向け切手雑誌。
フィラテリー(philatery)
切手を収集する趣味。切手の収集や研究。
フィラテリー・センター(Philatery center)
切手の博物館。収集家の作品の展示のほか、郵趣図書の収集や研究雑誌「郵趣研究」を刊行。パソコンの郵趣利用の研究なども行っている。東京・目白駅前にある。
フィラテリスト(philatelist)
郵趣家、切手収集家。
フィラテリック・エージェンシー(philatelic agency)
切手普及課。
フィールド・ポスト(field post)
野戦郵便局。
封緘紙(ふうかんし)
封書を閉じるための専用の紙、シール。
封緘はがき(ふうかんはがき)
通信を書く用紙に第1種郵便料金の印面を印刷したもの。折り畳んで封をし、書状として差し立てる。現在の郵便書簡。
風景印(ふうけいいん)
名所、旧跡、記念物などを管内にもつ郵便局が、利用者の求めに応じて使う消印。直径36ミリのトビ色の印で、使用期間はなく、窓口の開いている時はいつでも使用できる。風景スタンプ。風景入通信日付印。
ブース
切手展などで切手商が一定の枠内で出している店。
付加金付き切手(ふかきんつききって)
公共的な目的の募金を切手額面に付加して販売する切手。切手額面に付加金額を+で表示しているものを指す。セミポスタル。
複十字シール(ふくじゅうじしーる)
結核予防のための寄付金を集めるために、結核予防会が発行するシールで、切手ではない。
福耳(ふくみみ)
紙が折り込まれたまま裁断されたために、余分についた耳紙。
付属品(ふぞくひん)
切手収集のための小道具。ピンセットなど。郵趣用品。アクセサリー。
不足料切手(ふそくりょうきって)
郵便物の不足料金を徴収するための切手。不足分の料金の不足料切手を配達郵便局が貼り、受取人から料金を徴収する。日本にはない。
普通切手(ふつうきって)
通常切手を参照。
ブックレット(booklet)
切手帳を参照。
ブックレット・ペーン(booklet pane)
ペーン。切手帳に綴られているペーン。
不発行切手(ふはっこうきって)
準備されながら発行されなかった切手。図案ミスが事前にみつかったり、天災で用意した切手の大部分が焼けたりして不発行になるケースが多い。
ふみカード(ふみかーど)
切手購入に利用できるプリペイドカード。全国版と地方版がある。
ふみの日(ふみのひ)
郵政省は毎月23日を「ふみの日」とし、文月の7月には記念切手も発行して手紙を書く文化の普及に当たっている。
フラマ(flama)
フラマ社による自動化切手。自動販売機で買いたい切手の金額を入力すると、その額面の切手を印刷して発券する機械。自動化切手全体を指していう場合もある。メータースタンプと違い、使用期限はない。
ブランク・リーフ(blank leaf)
図入りアルバム用の追加リーフで、次の追加リーフが発売になるまでの間使うための、枠だけ印刷されたリーフ。
プリキャンセル(precancell)
あらかじめ消印を印刷・加刷した切手で郵便の大口利用者に使わせるもの。アメリカやベルギーのものが有名。
プリンツマウント(Printz Mount)
ドイツ・プリンツ社のマウント。
ふるさと絵はがき(ふるさとえはがき)
過疎地域の風景や動植物をはがき表面下部に描いたはがき。1991年より発行。
ふるさと切手(ふるさときって)
地方郵政局単位で企画した切手。発売も当該地域とその周辺地区、東京中央郵便局郵趣窓口に限定される。
ふるさと切手アルバム(ふるさときってあるばむ)
年賀はがき・切手の4等として1990年から93年まで発行されたタトウつき小型シートセット。小型シートは91年から一般窓口でも販売されるようになった。
プルーフ(proof)
試刷。
フル・セット(full set)
完全セット。
プレート(plate)
版。実用版。
プレート・ナンバー(plate number)
実用版管理番号。
プレートナンバー・ブロック(plate number block)
米国で収集が盛んな、実用版管理番号の書かれた耳紙のついた田型ブロック。プレートブロック。
フレッシュ(fresh)
その切手が発行された状態のまま、変色や色あせもなく保存されているもの。フレッシュ・ミント。
フレーム(frame)
(1)切手展などで使われる展示用パネル。(2)2色刷りの切手などで、切手の図案が図の部分と柄のついた枠の部分とに分かれている場合、その枠の部分を指していう。
ブロック(block)
たて、よこ、あるいはその両方につながった切手の塊。
プロパガンダ・ラベル(Propaganda label)
政治的な宣伝目的で、切手に似せて作られたラベル。
フロント・カバー(front cover)
封筒の宛名(表)の部分だけ切られて、裏の部分がない物。
中国で1967年から起きた「プロレタリア文化大革命」の時期に発行された編号のない切手。
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ペア(pair)
たてまたは横に2枚つながった切手。
平版(へいはん)
オフセット。
へげ
紙の一部がはぎとられ、薄くなった状態。
別納(べつのう)
郵便物を大量に出すとき、切手を貼らずに「料金別納」あるいは「TP」などの表示だけを行い、料金は別の紙に切手を貼るか、現金で納入する方法。
別納消(べつのうけし)
料金別納で納付された切手におされる消印で、普通は専用の消印を使う。ローラー印など、普通の郵便印も使われる。波消参照。
ペニー・ブラック(Penny Black)
1840年に世界で最初に発行された英国の切手。黒色印刷で、額面が1ペニーだったことからこの名で呼ばれる。ビクトリア女王の肖像が描かれている。
ペーン(pane)
(1)切手帳から表紙を除いた部分。最初から表紙なしで発売されるものもある。(2)窓口シートのことを印刷シートと分けていう場合にもペーンという。
ペン消(ぺんけし)
切手を消印のかわりにペンで消したもの。
編号(へんごう)
中国切手の下部に印刷された切手を整理するための番号。文化大革命の時期以外、記念・特殊切手のすべてにつけられている。
変種(へんしゅ)
用紙、目打、印刷の状態などで同じ切手の標準的なものと異なっている切手。1色漏れ、目打漏れなどのほか、印面にごみが付着したため印刷が抜けたものなど幅広い。定常変種、偶発変種を参照。
変色(へんしょく)
保存状態が悪いため色が変わってしまったもの。また、意図的な化学変化で色を変えたものを含む。
変造(へんぞう)
切手図案や文字などに変更を加えたもの。安い切手を高い切手にみせかけるため行うものが多く、ニセ目打などもこの例。
ペンパル(pen pal)
文通仲間。
[ほ]
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方眼リーフ(ほうがんりーふ)
切手のリーフに薄くます目の印刷されているもの。
ボーガス(bogus)
まやかし品。架空の国の切手や、架空の加刷など。南モルッカ共和国の切手などが有名。実際に存在しない国のため、偽造とは呼ばない。
保護ラップ(ほごらっぷ)
リーフから切手の脱落を予防したり、展示の際などに、リーフを包み込む透明な合成樹脂の薄膜製袋。
ポジション(position)
(1)シート上の切手の位置。100面シートの場合、シート左上の切手を1番とし右に数え、シート右下の切手が100番となる。(2)切手の印面上の位置を示す。ポジション・ファインダーと呼ばれる透明な目盛板を使い、版欠点などの位置を記号で示す。
補助貨幣代用切手台紙(ほじょかへいだいようきってだいし)
第1次大戦後、補助貨幣が不足した日本占領下の朝鮮、台湾で使われた切手を厚紙に貼った補助貨幣。
ポスタル・カード(postal card)
郵便はがき。米国では官製はがき。
ポスト・オフィス(post office)
郵便局。
ポスト・カード(post card)
郵便はがき。英国では官製も含めてはがき。
ボストーク(Vostok)
切手アルバムの商品名。ロシア語で「東方」の意味。
捕虜郵便(ほりょゆうびん)
捕虜が自国との通信を行うための郵便。その郵便物。
[ま]
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マウント(mount)
透明なフィルムと黒色あるいは透明なフィルムが合わさったものに切手を挟み込んで、それを切手のサイズに合わせて切り、アルバムリーフに貼る道具。ヒンジを使わないでアルバム整理が出来る。
マキシマム・カード(maximum card)
切手と共通の、あるいは関連がある絵はがきに切手を貼り、記念消印を押したもの。マキシム・カード。
マージン(margin)
(1)切手の印面周囲の余白部分。(2)耳紙。
マシン・メード(machine made)
切手帳ペーンで、4辺に目打のないもの。
抹消(まっしょう)
切手を消印すること。抹消印=消印。
マテリアル(material)
収集対象になる切手、カバーなどの郵趣材料。
窓口シート(まどぐちしーと)
シートを参照。
マルチプル(multiple)
2枚以上つながった切手でシートは含まない。
満月消(まんげつけし)
単片切手上に消印の印影全体が表れるように消された状態。
[み]
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三日月印(みかづきいん)
昭和27年から使われた外信用の消印が、日付をはさんで上下に三日月型の空欄があることからこう呼ばれた。
ミクスチャー(mixture)
種類の重複を無視して、多数の切手を袋や箱に詰め合わせ販売するもの。目方で売られるものが多い。
未使用(みしよう)
使用されていない切手。
水原明窓(みずはら・めいそう)
日本の著名な切手収集家で日本郵趣協会前理事長。中国切手の収集家として、中国、モンゴルなどで個展を開く。朝鮮郵便史をまとめた著書「朝鮮近代郵便史」は韓国でも評価が高い。1993年没。
ミッヘル(Michel)
ドイツの地域別世界切手カタログ。図版や内容が豊富。ドイツのテレホンカードのカタログなどもある。
三星印(みつぼしいん)
櫛型印のC欄が「★★★」となっているもの。非郵便印だが、終戦前後は郵便印としても使われた。
ミニチュア・シート(miniture sheet)
小型シート。
ミニパック(minipack)
切手のブロックをポリエチレン製の袋にいれて、封をし、販売したもの。日本では1968年に15円切手10枚入り、1972年に20円切手10枚入りのパックが発売された。これらは4辺に目打がない。
ミニレター(miniletter)
郵便書簡の愛称。郵政省がつけた。
みほん切手(みほんきって)
新切手を周知するために、「みほん」の字を加刷して発行される切手。
耳紙(みみがみ)
シートの周りについている余白。
耳紙付き(みみがみつき)
耳紙がついた状態の切手。
ミンクス(Minkus)
アメリカのミンクス社から発行されている世界カタログ。図案説明は詳しいが装丁が雑。
ミント(mint)
未使用切手でヒンジ跡のないものを指す。
[む]
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無加刷使用(むかさつしよう)
占領地など本来加刷切手を使用するようになっているところで、加刷のない切手が使用された例を指す。
無集配局(むしゅうはいきょく)
窓口業務のみでポストの郵便物の回収や保険金の回収などを行わない郵便局。
無目打(むめうち)
目打のいれられていない切手。同じ図案で目打のある切手が発行されている場合、耳紙つきかペアで集めるのが好ましい。
無目打エラー(むめうちえらー)
製造中のミスで目打が入らないまま発売された切手。
村送り切手(むらおくりきって)
明治5年に高知県庁が発行した県内だけに有効な切手。明治8年ごろまで政府の郵便と併存した。
[め]
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メイド・カバー(made cover)
郵趣家が収集品とするために作った実逓カバー。
銘版(めいはん)
切手の製造所などを示した文字。印面下、または耳紙に印刷されている。インプリント。
メイン・ナンバー(main number)
カタログの切手に付けられた基本的な番号。
目打(めうち)
つながった切手を切り離すためにつけられた切手の周囲の連続した小穴。
目打ゲージ(めうちげーじ)
目打数を計るための道具。
目打数(めうちすう)
目打のピッチ(間隔)を示すための道具。20ミリの長さの中に目打がいくつあるかで表示する。横とたての目打数が違う場合、横Xたてで表示する。
目打ずれ(めうちずれ)
目打がガッター(切手と切手の間隔)の部分にないもの。
目打漏れ(めうちもれ)
目打の入れ忘れ。全部入れ忘れたのは無目打エラー。
メーター・スタンプ(meter stamp)
郵便料金計器によって印刷される、料金別納印、または証票。PBメーターもこの一種。郵便局と契約した企業が使用するものは広告などが一緒に印刷されるものがあり、テーマチク収集家に人気がある。
メール(mail)
米国で郵便。
メール・オーダー(mail order)
通信販売。
[も]
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模刻(もこく)
本物に似せて彫刻、作成された凹版切手。郵政省の贈呈用官製模造もこれに当たる。
模造(もぞう)
本物に似せて作った切手。
モダン(modern)
20世紀に発行された切手。
文位(もんい)
(1)日本最初の竜切手。(2)韓国最初の切手。
[や]
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野戦局(やせんきょく)
野戦郵便局。戦地に設置された軍事郵便取扱局。
[ゆ]
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郵趣(ゆうしゅ)
切手を集め楽しむ趣味。フィラテリー。
「郵趣」(ゆうしゅ)
日本郵趣協会発行の月刊誌。
「郵趣ウィークリー」(ゆうしゅうぃーくりー)
日本郵趣協会発行の週刊切手新聞。新発行の切手、風景印の速報など。
郵趣サービス社(ゆうしゅさーびすしゃ)
日本最大の切手販売会社。切手の博物館内に世界の切手ショールームがある。本社・東京都杉並区下高井戸。
日本の郵便・電信電話・無線の監督官庁で、郵便事業も営む。
ゆうペーン(ゆうぺーん)
切手帳の愛称。地方単位で次々と発行されている。
U小判(ゆーこばん)
UPU会議で外国宛料金の切手の色の統一が決められたため、改色した小判切手。
ユーズド(used)
使用済切手。
UPU(Union Postal Universal)
万国郵便連合。世界のどこへでも、郵便が送達できるように1874年設立された国際機関。日本は1877年に加盟。
郵便印(ゆうびんいん)
郵便物に使われる諸々の印。
郵便書簡(ゆうびんしょかん)
1966年、封緘はがきをこの名に改めた。
郵便貯金切手(ゆうびんちょきんきって)
1941年から50銭以下の少額貯金はできなくなったことから、10銭切手を5枚貼り貯めたものを50銭として受け付けるサービスを開始、10銭切手1枚のついた貯金台紙を発行した。この切手は切り取って使うこともできたが、使用例はほとんどなく、貴重。
郵頼(ゆうらい)
郵便局に直接手紙で風景印の押印などを頼むこと。
[よ]
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用紙(ようし)
切手を作るときに使われる紙。
横紙(よこがみ)
切手の印刷面に対し、紙の抄き目が横になっているもの。
[ら]
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ライトアップ(write up)
アルバム・リーフに切手名称などを綺麗に書き込むこと。デジタル・リーフでは文字の打ち込みと配列作業。
ラスト・デイ・カバー(last day cover)
使用有効期限の最終日の消印の押されたカバー。
[り]
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リ・イッシュー(reissue)
再発行。再版。
リガム(regum)
裏のりを補修するために再び塗ったもの。
リコンストラクション(reconstruction)
シートの復元。1枚1枚の切手をそれぞれの特徴を調べてシート上のポジションを割り出し、再構築する。
リソグラフ(lithograph)
平版、石版。
リタッチ(retouch)
補刻、再刻。凹版印刷などで画の一部が薄くなるなどした時、また版の欠点が見つかったときに印刷所が修正を加えること。
立体切手(りったいきって)
プラスチックの板を貼った切手で、見る角度によって図案が変わる。ブータンなどが発行した収集家目当ての切手。
リパーフ(reperf.)
目打の不完全を補修するため、収集家によってなされる目打。後目打。
リーフ(leaf)
アルバム・リーフを参照。
リプリント(reprint)
すでに通用停止になった切手の版などを使って、贈呈用や収集家向けのに作られた切手の複製。
料金別納(りょうきんべつのう)
別納を参照。
燐光切手(りんこうきって)
蛍光切手を参照。
米国の週刊切手新聞。
輪転版(りんてんばん)
高速印刷のために、円筒形に作られた実用版。
[る]
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ルレット(roulette)
刃物で用紙に傷を付けて切手を切り離しやすくする目打の方法。
[れ]
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レギュラー(regular)
通常の。
レコード切手(れこーどきって)
ブータンが発行したソノシートに額面をつけて切手にしてしまった切手。実際演奏もし、国歌などが収録されている。
切手としての収集価値は疑問符だが、初日カバーは存在し、現在、評価は高い。
連合はがき(れんごうはがき)
外信用はがき。万国郵便連合加盟国間にのみ使用が限定されていることからこの名がある。
連刷(れんさつ)
図案や額面、刷色などが異なる切手が隣同士つながっている切手。
[ろ]
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ロット(lot)
オークションにおける一つの出品物。よせ集め。一山。
ロット番号(ろっとばんごう)
オークションにおける個々の出品物につけられた番号。
ロットもの(ろっともの)
一山いくらで売られる物。
ローラー印(ろーらーいん)
小包や大型郵便物など、手押の消印で押印しにくいものに使われる消印。国内用の漢字表記のものを和文ローラー、外国郵便用の欧文表記のものを欧文ローラーと呼ぶ。
ロール切手(ろーるきって)
コイル切手を参照。
ロング・セット(long set)
(1)切手の枚数が多いセット。(2)完全セット。
[わ]
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和文印(わぶんいん)
外信用の消印に対して内国郵便用の消印をこう呼ぶ。
参考文献ほか:「日本郵趣百科年鑑」1983年版 / 日本郵趣協会、ホルヌンク「図解切手収集百科事典」 / 日本郵趣協会、月刊「郵趣」 / 日本郵趣協会、季刊「パソコン郵趣部会報」日本郵趣協会パソコン郵趣部会、「さくら切手カタログ」/日本郵趣協会、「日本切手専門カタログ」 / 日本郵趣協会、PC-VAN / SIG切手クラブ、Nifty-Serve / PATIO「パソコン郵趣部会会議室」
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