医学・医療知識

  総論

  医療制度

  医療・病院管理

  社会医学

  臨床医学

  リスクマネジメント
   と適切な医療

  医療情報の標準化

  医療情報処理

  先進技術

  患者情報の管理

総論

☆ 基本と社会における役割

● 社会における健康の意義

  高齢化社会で意義増大
    加齢 → 生活習慣病の予防と治療対策
    社会の複雑化 → 精神ストレスの増大


● 保健、医療、福祉

  保健 → 病気になる前の段階
    予防接種、住民検診、健康セミナー、生活習慣病学習会
  医療 → 病気が発見される
    急性期医療から慢性期医療へ
  福祉 → 介護を対象


● 患者と医療者の関係

   パターナリズム
     → 医師は親心で患者に接し、患者は医師を父と思い全面的に任せる
   インフォームドコンセント → 説明と納得
  パートナーシップ → 医師と患者は対等な関係


● チーム医療と情報の共有

  チーム医療の効率化 →正確と迅速
  正確な情報伝達と情報の共有化
  オーダリングシステムと電子カルテの導入
  包括医療の実施 → 地域での共有化


● 医療改革の目標

  医療の透明性 情報公開と開示 → 改革の鍵 医療者の意識改革
  医療の安全性と質の向上
  医療の効率化


● 医学研究と医療

  臨床試験 倫理性、透明性の確保、人権とプライバシー保護の担保
  診療情報 個人情報に止まらず公益性を有する情報
  プライバシー保護と公益利用の社会的な合意形成


☆ 医の倫理

ヒポクラテスの誓い

  患者(弱者)と医師(強者)の間の契約関係
  医師集団に特別な地位を保証する一方で、強い倫理的制約を課す


ジュネーブ宣言

  1948年 第2回世界医師会総会で採択
  「ニュールンベルグ綱領」が基礎
  医師が主体で、患者を第一義としていない


● 患者の権利

  1973年 アメリカ病院協会が「患者の権利章典」を公表
  1981年の「リスボン宣言」に引き継がれる


● 生命倫理

   「ヘルシンキ宣言」 人体実験に焦点を当てたもので、
   インフォームドコンセントの概念がここから始まった。


● IT時代の医療倫理

  診療データの機密保持
  1999年 厚生省が提示 「診療記録等の電子保管について」
  (真正性、見読性、保存性) 電子カルテの倫理規範
  医療情報の取り扱い → データ交換の安全対策、開示の基準、
              医療データの2次利用などへの原則必要


インフォームドコンセント

  医師が治療法を十分に説明し、患者が十分に自分の病状を理解したうえで
  医療行為を行うことに同意すること


セカンドオピニオン

  他の専門医からの意見を聞くこと
  患者の自己決定権の尊重


リスボン宣言

  1981年の「リスボン宣言」 患者は医師からICを受ける権利がある。


● 患者のQOL

  リビングウィル
   回復の見込みがなくなり、かつ意識不明な状態に陥ったとき、
   延命処置の中止を求める意思表示を、
   本人の判断力のある間に文書化して要請しておくことである。