職人が造るホッと心安らぐ空間
思い





日本には四季があり、地域によって少しずつ気候が違い、その気候とうまく付き合いながら暮らす先人達の知恵の集大成が日本の住まいでした。


最近では、住まいの大量生産、及び今の世帯だけが住めればいいという住宅が建設されるようになり、日本の気候とうまく付き合う知恵は忘れ去られて、地域の気候風土と付き合うというよりは、機械による空調設備に大きな力を借りる方式が主流になってしまいました。


日本全国同じような家を建てて。外気や湿度には影響されないようなハコをつくり、その中を空調することによって快適な室内環境をつくります。空調に頼っている結果、都市はヒートアイランド化し、人間も生体としての温度調節機能のバランスが崩れ季節の変わり目なんかに体調を崩されている方が多いように思われますし、体の弱い子供達も多くなっているように思います


そして、阪神大震災以降大きな地震が各地で起こっています。その度、木造家屋の倒壊という言葉を聞きますが果たして全部の木造家屋が潰れているんでしょうか?大正、明治、江戸時代に建てられている木造家屋で築100年以上経ってる家屋で地震に耐え今でも建っているものもあります。


地震で潰れる家屋と、潰れない家屋の違いは、柱や梁の太さや組み方にあると思います。それと日本全国どこに行っても変わらないモノそれは、屋根瓦(屋根材)の重さです。頭が重く下の構造がひ弱だと潰れてしまいます。建売住宅のように、低コストのことばかり重視、できるだけ安い家をと言ったような家はそれなりの対応年数しか求められません。また数年前から、自分たちの代だけ住めればいいといったような住宅が増えてますが、この先だんだん温暖化は進んでいくのに、何千万も払って使い捨て住宅でいいのでしょうか?子供や孫には幸せになってもらいたいと願っているのに、矛盾しているように思います


最後に


施主様あっての私たち職人、施主様の意見(思い)を最大限に聞き、施主様の幸福を第一に考えなくてはいけないなぜなら、そこに一生住んでいただくのだから、儲けに走るのはすごく簡単ですが、私たちは施主様の幸せを願って家を造り、直していきたいと思っております。