| | 像容&信仰 | 説 明・他 |
| 如来 | 仏の尊称。頭部に螺髪(ラホツ)がある。 |
| 阿弥陀如来 | 無量寿如来、無量光如来。最も多く見かけるのは墓地内で、その多くは立像で両手とも親指と人差し指で輪を作り(来迎印)臨終の亡者を迎える印相をしている。 |
| 大日如来 | 真言宗の本尊で、金剛界と胎蔵界の二像がある。金剛界大日如来像は智拳印、胎蔵界大日如来像は法界定印を結んでいる。※この像だけが宝冠をかぶる。 |
| 薬師如来 | 薬師経に説く東方の浄瑠璃世界の教主。菩薩であったとき12の大願を発して成就し、衆生の病苦を救い、無明の痼疾を癒すという如来。手に薬壺(ヤッコ)を持つ。 |
| その他の如来 | ※如来部の見分け方は、頭が大仏様のような螺髪の有無を確認。 |
| 観音 | 観世音菩薩、観自在菩薩ともいうように、菩薩の一員であるが、ここでは区別した。 |
| 聖観世音菩薩 | 正しくは、聖観自在菩薩という。石仏としては少なく、主に墓地内にて見られる。像容は、主に未開敷の蓮の花を持ち、静に眼を伏せて瞑想し、天冠には弥陀の化仏がついている。 |
| 千手観音菩薩 | 千手千眼観自在菩薩。千眼千臂観世音菩薩。大悲観音。六観音・七観音の一。千の慈手・慈眼をそなえて、あまねく衆生を済度するという変化観音。 |
| 馬頭観世音菩薩 ただ今、未掲載です | 最大の特徴は、頭上に宝馬を頂いていること。江戸後期以降、主に馬を扱う人々によって役馬の供養のために信仰されて今日に至るが、経典では阿弥陀如来の教令輪身と説かれる。数が非常に多く、その表記も多種多様である。 ※家畜信仰の「馬」に関する碑塔は全てここに収録する。 |
| 如意輪観音菩薩 | 六道の衆生の苦を抜き、現世利益を与えることを本誓とする変化観音の一。像容の特徴は、右膝を立てて右掌を頬に当てる思惟姿である。女性の盛んな信仰を受けて、女性の墓碑として最も多い。また、栃木県では十九夜信仰の本尊として造塔される。 |
| 子安観音菩薩 | 嬰児を抱く観音像で、子育て観音として信仰される。 |
| その他の観音 | 十一面観音・准胝観音・不空羂索観音・魚籃観音 |
| 菩薩 | 観世音・地蔵のように、仏に次ぐ崇拝対象とされる。 |
| 地蔵菩薩 | 釋迦入滅後、弥勒菩薩が出現するまでの無仏時代に、この世の現世利益と死後の世界の亡者も救済する菩薩とされる。石仏=お地蔵様と思われているほど、馴染みの深い菩薩である。 |
| 六地蔵(石幢を含む) | 「地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上」の六道に輪廻転生する思想を受けて発生した六地蔵信仰である。 |
| 子安地蔵 | 子安観音と同じ思想で生まれ、嬰児を抱く地蔵像で、子育て地蔵として信仰される。 |
| その他の地蔵 | 石仏として最もポピュラーなお地蔵様だけに、その種類は豊富である。 |
| 弥勒菩薩 | 釋迦入滅後、五十六億七千万年の後にこの世に出現し、一切衆生を済度するという菩薩。一般には、両手で仏塔を持つが石仏としては非常に少ない。 |
| 虚空蔵菩薩 | 虚空蔵様の乗り物は「ウナギ」とされているので、この虚空蔵様を奉信している人々はウナギを食べない風習がある。栃木県では、星宮神社の本尊とされている像容としては、右手の宝剣を持ち、左手には宝珠があるが、これも石仏としては非常に少ない。 |
| 勢至菩薩 | その多くは弥陀三尊の脇侍として見られる。また、七夜待本尊や十三仏としても見られる。像容は、観音像と似ているが宝冠上に宝瓶があることによって識別される。単独の場合は、二十三夜様の本尊としてまつられる。碑塔としては、文字塔が圧倒的である。 |
| その他の菩薩 | 文殊菩薩・妙見菩薩・普賢菩薩・日光菩薩・月光菩薩・浄行菩薩・馬鳴菩薩 他 |
| 明王 | |
| 不動明王 | 大日如來の教令輪身(変化)した姿で、仏の教えを易しく説いても聞き入れない強情な衆に、忿怒身となって教化するとされる明王部最高の主尊です。矜羯羅童子、制た迦童子の二童子を脇侍とすることが多い。光背が火焔光となっていて、右手に宝剣、左手に羂索を持つ。 |
| 愛染明王 | 三眼六臂の忿怒相で、頭に獅子冠を戴く。また、宝瓶を置く。語呂合わせから、染色業の人々に信仰され、また近年では恋愛成就の尊としても崇められる。 |
| その他の明王 | 軍荼利明王・大威徳明王・降三世明王・金剛夜叉明王・烏枢沙摩明王・孔雀明王 他 |
| 天 | 仏様達を守る守護神や仏法を守る護法神達である。 |
| 大黒天 | 寺院の守護神。大国主命との習合で、近世になって七福神の一となり、福財・豊穣を司る福神となった。また、大国主神とネズミ(子)の故事から甲子を祭日として甲子講、子待講の主尊。 |
| 弁財天・弁才天 | 弁財天・弁才天 水の神様で、元々はインドの河を神格化したものである。河のせせらぎの音を基に音楽神ともなり、学芸の神ともなって、七福神の一となる。多くは水に関係する地で信仰されている。 |
| 七福神 | 恵比寿神・大黒天・毘沙門天・弁財(才)天・福禄寿・寿老人・布袋尊の七をいう。 |
| 宇賀神 | 宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)、倉稲魂神(ウカダマシン)等とも言われる。元々は、稲そのものをご神体としたが、民間祭祀としての宇賀神は水の神である。つまり、弁才天と同義語に扱われ、水の神となって蛇の姿が象徴化される。 |
| 毘沙門天 | 単独尊像として用いられる時の名称。四天王・十二天の一で、この時は「多聞天」となる。須弥山の中腹北方に住し、夜叉・羅刹を率いて北方世界を守護し、また財宝を守るとされる神。甲冑を着けた忿怒の武将形に表され、片手に宝塔を捧げ、片手に宝棒を持つ。日本では七福神の一。 |
| その他の天 | 梵天・帝釈天・摩利支天・地天・水天・他 |
| 祖師像 | 祖師像 一宗一派を開いた人。開祖。日蓮・達磨など。 |
| 弘法大師 | 空海の諡号(シゴウ)。平安初期の僧。わが国真言宗の開祖。讃岐の人。灌頂号は遍照金剛。 |
| 聖徳太子 | 一般に見るのは、両手で柄香炉を持つ太子十六才像=太子孝養像である。 なお、大工・左官・鍛冶を職業とする人々が集まって、その年の取り決め等を行う「太子講」も、この聖徳太子を崇める信仰である。 |
| 伝教太子(でんぎょう) | 最澄の諡号。平安初期、日本天台宗の開祖。近江の人。 |
| 達磨太子 | 達磨大師 禅宗の始祖。生没年未詳。南インドのバラモンに生れ、般若多羅に学ぶ。中国に渡って梁の武帝との問答を経て、嵩山の少林寺に入、九年間面壁坐禅したというが伝説的要素が多い。諡号は円覚大師・達磨大師。達摩。 |
| その他の祖師像 | 十六羅漢・五百羅漢・孔子・他 |
| 地獄 | |
| 十王 | 「十王経」や「地蔵給王經」に説く、地獄で亡者を裁く王の総称。初7日は泰広王(本地=不動明王)、二七日は初江王(本地=釈迦如来)、三七日は宋帝王(本地=文殊菩薩)、四七日は五官王(本地=普賢菩薩)、五七日は閻魔王(本地=地蔵菩薩)、六七日は変成王(本地=弥勒菩薩)、七七日は太山王(本地=薬師如来)、百ヶ日は平等王(本地=観世音菩薩)、一周年は都市王(本地=大勢至菩薩)、三周年は五道輪転王(本地=阿弥陀如来)。 |
| 閻魔 | 十王の中心をなす。仏教の閻魔と神道の神が習合して成立したという。 |
| 奪衣婆 | 閻魔王の妹とされ、三途の川のほとりで亡者の着物を奪い取り、衣領樹の上にいてその着物の軽重によって罪の量を量るという懸衣翁に渡す鬼婆で、葬頭河の婆ともいわれる。 |
| その他の地獄 | 十王以外には、懸衣翁・司命・司録・倶生神などがある。 |
| 諸 神 | |
| 役行者(役小角) | 奈良時代の山岳修行者。修験道の祖。多分に伝説的な人物で、大和国葛城山に住んで修行、吉野の金峰山・大峰などを開いたという。諡号は神変大菩薩。役の優婆塞。 |
| 天照大神 | 伊弉諾尊のむすめ。高天原の主神。皇室の祖神。日の神と仰がれ、伊勢の皇大神宮(内宮)に祀り、皇室崇敬の中心とされた。 |
| 猿田彦大神 | 日本神話で、瓊瓊杵尊降臨の際、先頭に立って道案内したという神。中世に至り、庚申の日にこの神を祀り、また、道祖神と結びつけた。今では各地の祭礼などで御輿などの先導役をすることから多くの人に親しまれている。別名が沢山あり、興玉神・八衢神・岐神・幸神・大田神等。 |
| 天鈿女命 | 日本神話で、天岩屋戸の前で踊って天照大神を慰め、また、天孫降臨に随従して天の八衢にいた猿田彦神を和らげて道案内させたという女神。鈿女命。猿女君の祖とする。猿田彦大神と一緒にまつられることが多い。 |
| 木花開耶姫 | 富士山を祀る浅間神社の祭神。 |
| 山の神 | 山を守り、山を司る神。また、山の精。民間信仰では、秋の収穫後は近くの山に住まい、春になると里へ下って田の神になるという。 |
| 三宝荒神 | 仏・法・僧の三宝を守護するという神。宝冠を戴き三面六臂、怒りの相を示す。近世には、竈の神として祀る。荒神。※馬頭観音や青面金剛像と間違えられやすいので像容判断には要注意。 |
| 牛頭天王 | もとインドの祇園精舎の守護神とも、薬師如来の垂迹ともいわれる。除疫神として、京都祇園社(八坂神社)と愛知県津島市の津島牛頭天王社の二系統がある。頭上に牛の頭を持つ忿怒相に表される。 |
| 飯綱権現 | |
| 淡島様 | 和歌山市にある加太神社の俗称。祭神は少彦名神。各地に分祀。婦人病に霊験があるとされる。また神の名を針才天女とも伝え冬に針供養が行われる。淡島神社。淡島(粟島)明神。 |
| その他の諸神 | 八坂大神、蔵王大神、妙義大神、八満宮、疱瘡神、 |
| 動物(狛犬以外) | ※狛犬は神社・仏閣の項を参照。 |
| 軍馬 | 日清・日露・第一次・第二次戦争の軍馬として徴発された馬の供養塔。 |
| 狐 | 稲荷の神使。 |
| 狼 | 秩父三峯神社は山岳信仰の神社で、狼を眷属神としている。また、木曽の御嶽神社も同様。 |
| その他の動物 | |
| 信 仰 |
| 月待 | 特定の月齢の日に集まって、月を拜したり礼拝本尊を祀る信仰 |
| 七夜 | 月齢十七日から二十三日までの七日間。「七夜待之大事」によると、其の本尊は十七夜が聖観音、十八夜が千手観音、十九夜が馬頭観音、二十夜が十一面観音、二十一夜が准胝観音、二十二夜が如意輪観音、二十三夜が勢至菩薩となっている。儀軌によって配列が異なる。 |
| 十六夜 | 旧暦十六日の月。月の出が満月より遅いため「いざよいの月」ともいう。 |
| 十九夜 | 旧暦十九日の月。別名「寝待月」「臥待月」。主尊としては如意輪観音が多いが、大日如來や馬頭観音などもある。 |
| 二十二夜 | 旧暦二十二日の月。主尊として如意輪観音が多い。 |
| 二十三夜 | 旧暦二十三日の月。勢至菩薩を主尊とするが数は少なく、圧倒的に文字塔となる。 |
| 二十六夜 | 旧暦二十六日の月。愛染明王を主尊とし、主に語呂合わせから染色業の人々に信仰される。 |
| その他の月待 | 十三夜・十五夜・十七夜・十八夜・二十夜・二十一夜・ |
| 日待 | 特定の仲間(講中)が、一定の日に集まって行う信仰行事 |
| 庚申 | 十干十二支の巡り合わせによって六十日あるいは六十年に一度巡ってくる「庚申」に行われる行事。三年一座として庚申塚を築いたり、庚申当たり年には碑塔を造塔する事が多い。 内容は多岐に渡るので、ここでは省略する。 |
| 甲子待 | 甲子の日に講中の人々が集まって、大黒天の掛け軸を掛けて礼拝し子の刻頃まで歓談する行事。豊作祈願、招福がその信仰目的。 |
| 巳待 | 己巳の日、あるいはその前日に講中で集まり、弁才天などの掛け軸を掛けて礼拝し、家内安全や五穀豊饒を祈る行事。 |
| その他の日待 | |
| 念仏 | 念仏には、僧侶専修念仏と僧侶指導のもとに行われる在家念仏とに大きく分かれる。 |
| 念仏供養塔 | 念仏と明記されていながら、その念仏の名称などが不明な相対的な念仏塔をここに入れる |
| 寒念仏 | 寒の入りから開けまでの寒中三十日間、山野に出て声高く念仏を唱える僧侶の専修念仏だったが、後には、在家も加わり寒夜に鉦を打ち叩いて仏寺に詣で、または有縁の家や付近の地を巡行することとなった。 |
| 月念仏 | 毎月一定の日に集まって、念仏を唱名する。「月並念仏」ともいう。 |
| 百万遍 | 多数の人が、大数珠を手繰りながら唱え、その念仏の総和数が百万遍になるまで行われる融通念仏のひとつ。数量念仏としての代表例。 |
| 四十八夜 | 阿弥陀如来の四十八願にもとづく念仏で、一日一願を四十八日続ける僧侶専修念仏だった。 |
| 天道 | 「お天祭」と呼ばれる信仰で、太陽信仰と念仏信仰が一つに結びついたもの。 |
| その他の念仏 | 踊念仏・隔夜念仏・夏念仏・釘念仏・日記念仏・彼岸念仏・ |
| 真言・経典・読誦・名号 | |
| 光明真言 | 「オンアボキャ…」で始まるこの真言を誦すれば一切の罪業を除くという。土砂加持に用いる。そしてその多くは、読誦した回数が重要となる数量信仰である。 |
| 庚申真言 | |
| 大乗妙典 | 大乗妙典とは衆生を迷いから救い、悟りの世界に導いてくれる経典で、一般的には法華経、すなわち妙法蓮華経をさす。これも数量信仰として、読誦回数が刻まれることが多い。 |
| 普門品 | 「妙法蓮華経観世音菩薩普門品」の略称。観音が衆生の諸難を救い、願いを叶え、あまねく教化することを説く。 |
| 法華教 | 正法華経・妙法蓮華経・添品妙法蓮華経をいう。一般に、妙法蓮華経の略称。 |
| 宝篋印塔 | 宝篋印陀羅尼を納める塔のことで、本尊を象徴する塔身には四仏を表す種子がある。形態は、上から相輪・笠・塔身・反花・基礎で出来ている。しかし、江戸期になると塔形は大型し、ほとんどが宝塔型宝篋印塔となって、軸部が加わってそこには寶篋印陀羅尼經文が刻まれることが億なった。ここでは、その寶篋印陀羅尼經があるものを主に取り上げた。 |
| 名号 | 六字の「南無阿弥陀佛」と記された塔。高名な、例えば徳本上人が揮毫したものは特に信者に喜ばれた。当県では、他に妙哲尼行者の名号塔が有名。 |
| 題目 | 七字の「妙南無法蓮華経」と記された塔で、日蓮宗で用いる。独特なひげ文字。 |
| 読誦塔その他 | 般若心經・咒通經 |
| 廻国・巡拝・山岳 | |
| 大乗妙典 六十六部廻国 | 「妙法蓮華経」などの経典を、釋迦入滅後五十六億七千万年後に弥勒菩薩が現れるまでの間、日本各地の六十六州の聖地に一部ずつ納めて保管しておこという発想から生まれた信仰で、この納経行者のことを六部ともいう。大きく分けて、その廻国成就記念に成し遂げた行者名を入れて造塔するのと、不幸にして志し半ばで倒れた行者を弔うために造塔されたものとの二種類がある。 |
| 観音霊場巡拝 | 霊場を巡る信仰。西国三十三ヶ所・坂東三十三ヶ所・秩父三十四ヶ所・四国八十八ヶ所・その他各地に作られた観音霊場巡りもある。他に、善光寺などの一社を数多く巡るのも巡拝塔とした。 |
| 富士山 | 角行(長谷川角行)を開祖とし、食行身禄を中興の祖として発達した冨士信仰講社による造塔。 |
| 出羽三山 | 山形県(出羽国)にある月山・羽黒山・湯殿山。修験道を中心とする信仰の山。奥羽三山。 当県では、寛永時代に日光に勧請されて発展した。特に「湯殿山」が中心となる。 |
| 男体山 | 日光の主峰で日光山岳信仰の中心。 |
| 白雲山・妙義山 | 群馬県の西南部にある山の上野三山の一つで、北峰に当たる。妙義大権現を祀る。 |
| 愛宕山 | 愛宕大権現の本地は、勝軍地蔵。火伏のご利益で信仰される。勝軍地蔵像容は、馬(時に猪)に乗って甲冑をつけた地蔵の姿で表される。 |
| 御嶽山 | 木曽御嶽山。山岳修験の山で御嶽講が発達した。 |
| その他 | |
| 家畜 | |
| 牛 | |
| その他の家畜 | |
| 神社・仏閣 | |
| 手水鉢 | 神社仏閣に参拝するとき、まずは身体を清浄にする意味で口を漱ぎ、手を洗うための水槽。 水船・水鉢・手水石・手洗石・水盤などと沢山の名前がある。 |
| 灯篭 | 灯篭は、仏に灯明を献じる為のもので、そこには功徳の意味がある。そして本来は、塔や堂の前に一基だけ奉納されたものである。それがやがて神社にも奉納されるようになった。 |
| 狛犬 | 高麗犬。印度亜大陸生まれで、宮殿や寺院の前にそれらを守護する獅子の像を置いたことに始まる。日本では、阿吽の一対の形が普遍的だが、これは日本だけである。 |
| 鳥居 | 神域や祭場の入口に建てられ、そこからが聖域であることを表す。最も多い明神鳥居を覚えてから明神鳥居との違いなどを判別しよう。ここでは真心の採寸だけに留めた。 |
| 筆子 | 寺子屋の手習師匠などの遺徳を偲んで、教えを受けた人々(筆子)達が建立したもの。明治以降の頌徳碑や懐徳碑などの顕彰碑もここに入る。寺院の歴代住職墓に多い。 |
| 石祠 | 神仏を祀るために作られた小さな祠。また、墓碑としても作られる。 |
| 霊神碑 | 木曽御嶽山の講中者が、自己の霊魂の安住の地として御嶽山の山中に求め、霊神号を刻んで建立したものをいう。たま、各地に霊神地を祀り、そこに祀った。これは墓碑とは、また異なる。 |
| その他 | |
| 板碑 | 板碑 |
| 十三佛 | 初七日から三十三回忌まで13回の追善供養仏事に配当した仏・菩薩。地蔵十王経に説かれる十仏事に、室町時代に後の三仏事が加わって成立。 |
| 道祖神 | 道路の悪霊を防いで行人を守護する神。日本では、「さえのかみ」と習合されてきた。 |
| 萬霊塔 | 「三界万霊」。万霊とは、有縁の肉親眷属の霊に無縁の霊、更には非業の死を遂げて怨霊となった霊のこと。盂蘭盆に寺院で行う施餓鬼会がこれら三界万霊を回向する。 |
| 道標 | 道路を通行する人の便宜のために、方向や距離などを記し路傍に立つ。みちしるべ。 |
| 結界石 | 修行や修法のために一定区域を限り、その区域に仏道修行の障害となる者立ち入ることを許さないことを表したもの。 |
| 力石 | 力試しにかかえあげる石で貫目等が記されたものもある。神社の境内などに置かれる。 |
| 標石 | 神社仏閣などの名前を記したもの。 |
| 町石 | 路傍に立てて1町ごとに道程を記した石。仏名・仏像などを刻したものもある。 |
| 記念碑 | ある物事を記念し、後世に伝えるために建てた碑。 |
| 不明塔 | 像容が分かっていても、信仰内容が不明なものもここに収録する。 |
| その他の供養塔 | 石橋供養塔や参詣供養塔、敷石供養塔など。 |
| その他の石造物 | 各項目に該当しない石造物をここへ入れる。例;御供水など |