第5靴下 「冷めたコーンスープ」 〜イワッチ作戦決行まで後6日〜 屋上に二人の人影があった 岩田「フフフ、ロボはやる気を出したようですね。」 遠坂「そのようです。さすがに命がかかっていますからね。」 岩田「フフフ、イイ、スゴクイイィ。」 そのころ、滝川は一人戦車技能を取得すべく特訓していた。 滝川「ゼェ、ゼェ、ハー、くそっっ!! またダメか。」 相当バテている。その服の下には銀色に光るバネのような物が見える。 そこへ、昼食後らしい女生徒たちが近づいてきた。 原 「特訓とは関心ね。でも、朝から特訓していてまだLv1も取得していないの?あなたには失望したわ。」 森 「そうですよね。私でも、Lv1くらい直ぐに取れますよ。向いていないんじゃないの?」 滝川「うっうるせえ!俺はただ技能を取得するためだけにやっているんじゃないんだ!!あっ!」 言ってから、シマッタッという様子でそっぽを向いた。 原 「あら、そう。せいぜいがんばりなさい。・・・いくわよ。精華。」 森 「あっ、まってくださいよ〜。」 滝川(くそっ!なんで失望されなきゃいけないんだ。 ・・・こんな物さえ付けていなければLv1くらいとっくに取得してるっての!) 遠坂「しかし、昨日ロボに渡した物は何なんですか。これを付けて特訓しろと言った銀色のアレ。」 岩田「フフフ、アレは私が昔使っていた物です。あれを使えばロボは・・・イィ、スゴクイィィ」 くねくねとしている。遠坂は思わず一歩後ずさりした。 遠坂(いったい何がイイんだろうか?あまり聞かないほうがいいような・・・ でもすごい気になる。) 岩田「では様子を見に行きましょうか。・・・タイガァァァァァァ!!」 叫びながら屋根から落下していく岩田。 遠坂「・・・タイガァァァァァァ!!」 続いて遠坂も落下していく。 2回ベシャッという音がした後、静寂があたりを支配し青い空だけが残った。 ・・・数時間後 滝川「ゼェェェ・・・ゼェェェェ・・・もーダメ・・・限界・・・。」 まだ特訓していたらしい。そこへくねくねした人影がやってきた。 岩田「フフフ!!ガンバッテルヨウデスネェ。」 しゃべり方がいつもと違う。いや違うのはしゃべり方だけでは無い。 首を直角に曲げ、手足をありえない方向に曲げて歩いていた。 滝川「ゼェェェ・・・ゼェェェェ・・・」 (あー・・・なんか変なものが見える・・・これが臨死体験・・・ って、イヤ過ぎる・・・) いやなのは死ぬことか、それとも目の前の異様な物体なのか。 岩田「ソンナアナタニ レッツ、イワッチ!! コレヲアゲマショウ。」 差し出す手には、コップが握られているが、腕が肘と手首の間でぷらぷらしている為 中身はほとんど残っていない。 岩田「コレヲ ノメバ タチマチゲンキニナリマスヨ」 滝川(それならお前が飲めよ・・・っていうか中身無いじゃねーか・・・) 「ウグッ!!」 しゃべる元気もないため、心の中で突っ込むしかない滝川の口に 問答無用でコップが押し込まれ、滝川の意識は途切れた。 ・・・日付が変わったころ目を覚ました滝川のそばにはすっかり冷めたコーンスープと 『がんばれ』と書かれた紙が置かれていた。 滝川(・・・作戦実行まで後5日・・・) 滝川は、ソックスの魂を燃えあがらせた。 滝川が主役? 次の電波は受信中です![]()