Sweden南部に秋の渡り鳥をねらって
現地滞在2000/9/23〜10/1の9日間
南部の南端Falsterboファルステルボ岬
岬ではワシタカの渡りのシーズンでBird Watcherは100人以上いたが風向きが悪くハズレ日 (T_T)。
アカトビ、ノスリ、ハイタカ、ヨーロッパハチクマが数分毎に数羽渡っていくのが見れた。
岬は干潟・草原にもなっててソリハシセイタカシギやアカアシシギ、アオアシシギ、コミミズクなどがみれた。近くの港でホンケワタガモの♀とエクリプス♂が結構いた。
渡りがいまいちだったので、森の小鳥を探すと、渡りで集まったGoldcrestキクイタダキがうようよいるではないか。すごくかわいい。
Goldcrestキクイタダキ Robinヨーロッパコマドリもあちこちにいた


当然ニシコクマルガラスやアカトビはどこでもいた
Blue titアオガラは水色の頭がかわいい。 牧草地にはRabitノウサギが多くイヌワシの餌とのこと。

←Falsterbo Bird Observatory & us
東端のolandエーランド島Ottennbyオッテンビー岬では
こちらも岬ではワシタカやガンの渡りのシーズンでBird
Watcherは100人以上いたが風向きが悪くハズレ日 (T_T)。
仕方なく周囲の草原や森を散策する。
この島では鳥見はかなり普通の趣味らしく、島じゅうに鳥見の案内カンバンがあって望遠鏡もった鳥屋がVOLVOに乗ってやっていた。
各々の看板では「○月に○○が繁殖してるから観察は良いが立ち入りは禁止」とか結構詳しく書いてある。
秋のここの名物はガンの渡りとクロヅルのねぐら入り。これは風向きが悪くても滞在個体がたくさんいるから見れる。
ガン類ではカオジロガン、シジュウカラガン、コクガン、コクガン、マガン、ハイイロガン等が見れた。
クロヅルは昼間は採餌で飛ばないので目立たないのですが
夕方になるとねぐらに向かってあちこちから飛来するので見やすかった。
九州の出水では、ナベクロヅル(雑種)が多いけど、ここのは本当のクロヅルだよ(^。^)
←Fallow Deerも森にいた
Swedenはとても良いところなので、もう一度、二度、三度と行かないと満足できない。
特に今回は、やっと良いポイントや出現時刻(クロヅルねぐらなど)が判ったところで時間切れ
現地バンダーにヒゲガラやクマゲラの巣、カンムリガラのポイント等を案内してもらったが、ハズレ日で見れなかったし(T_T)
渡りは風の向きが悪くて、タカの個体数はかなり少なかったし(T_T)
鳥図鑑については
現地で買った図鑑Collins[BIRD
GUIDE]1999(英語版)が便利
絵もきれいで精密で
これのSweden語版を地元の鳥屋は使ってて、ページが英語版と同じなので
現地の鳥屋さん(スウェーデン語)と話をするのには、これ以上の良い図鑑はなかった。\(^_^)/
なお、英語はハードカバーのみで、Sweden語はハードカバーとソフトの両方があった。
地元バーダーに「英語のソフトカバーがほしい」と言ったら、「SWEDEN語を覚えればいいだけだよ」
といわれた。トホホ (T_T)
Swedenの環境教育やバンディング(リンギング)について
結論
「鳥類学も環境教育も日本より進んでる」
Falsterboファルステルボのバンディングセンターでは
小学校の生徒が毎日何団体もバンディングの説明を受けに来る
学校の授業の1つで、その授業が終わると学校へ帰る。
日本の環境教育とは雲泥の差だ。
Ottennbyでもバンディングセンターがあって、小さな鳥博物館も併設してました。
私たちがいた日はちょうど収穫祭(ハローウィンみたいなカボチャの火祭り)の夜に重なり、地域住民向けにバンディング説明会をやっていた(我々も参加した)。
Ottennbyではバンディングの設備はものすごくいいです。
何たって、大きな常設の網が北向きと西向きに設置してあって
一番奥は籠になってます。ほとんど漁業の定置網です。
小鳥達は、渡りの向きにこの網に入り、だんだん狭くなるが渡りの宿命か
最後の籠近くでうじゃうじゃ群れてます。
そこへ、毎時間、職員がやってきて、一網打尽に採れます。
リングをつける作業部屋は常設なので色々便利になってた。
鳥箱も木の箱で取り出し口が2重のゴム板が張ってありました。
計測が終了すると、作業机にあいている穴に鳥を入れるんですが
その穴は、筒状になってて建物の壁の穴から外に鳥下出る仕組み\(^-^)/
鳥袋も違いました、
布は黒や濃い緑で、袋のそこにざる(プラスチック)がつけてありました。
フンをしても、プラスチックのざるなので、乾いたら外に落ちる、洗う必要なし。
色も暗い色で鳥が落ち着く。(と職員がいってた)
同じ考えで、体重計るときの日本の三角紙は、黒のビニールでした。
バネ計りではなく、薬品用のデジタル秤量皿で計ってました。
バネ計り目で読むのは、たくさんやるとつらいですからね。
Falsterbo岬でもそうでしたが、体脂肪Fatの測定を日本は5段階なのに
SwedenはFat0〜9の10段階評価(Enl. Petterssson1983)でした。