ボタン
Link ボタン


北の国だから’88
北海道3/4位バイクツーリング

1988年7月23日から30日




ライン


〈北海道へのアプローチ〉

17:15家を出発する
今回の相棒はYAMAHA SEROW225
バイクの距離計は13,754kmを指していた
これから何km走るか楽しみ

出発時、雨は降っていなかったが、東北自動車道川口インターでは
地面がしっかり濡れ霧のような雨が一面を覆っていた
これからの天候が心配。7月なのに肌寒い

幸い川口インター以降雨は降っていなかった
しかし、寒さは身にしみる
オフロードバイクで高速道路を走るのは、風を
もろに受け疲れる。夜の高速道路は単調で飽き
睡魔にも襲われる
「バイクなら眠くならなくていいだろう」と一般的
には思われているようだが、十分眠くなる
眠くなるとパーキングエリアに入るが、そうす
ると眠さはなくなるが、走り出すとまた眠くなる
コーヒーも効かず、睡眠はとらず走り続けた
6時頃から、空が徐々に明らんできた
相変わらず雲は多い
秋田では一時青空が広がり、期待もふくらむ
上の写真右下の黒い点は、虫
小さな虫がたくさん飛んでいて、レンズに張り付
いてしまった跡(左)

パーキングエリアではテントを張っている
人がいる(左下)

たまにあるトンネル内は気温が高く、冷え切った
体を暖めてくれる(下)
9:40 青森インターに到着
川口インターからの距離は679.5km
所要時間14時間25分
東北高速だけで約12時間

青森から北海道の室蘭までは、フェリーを使う
予約は夜。それまで青森を走ることにした
北海道が目的のため、青森の地図は用意して
いなかったため、目的もなくぶらぶらする

幸い、青森の天候は徐々に回復し、昼前には
快晴になった
青森で給油するためにガソリンスタントに寄る
店員の「青森に来たのか」と言う質問に単なる
通過点とも言えず・・・
「青函トンネル開通記念博覧会を見たか」と言う
質問には、「やっているんですか?」思わず
と言ってしまい、「やっぱり知らないよな〜」と
ちょっと寂しそうでした
すみません!

麦畑の横に白い道が!
よく見るとホタテ貝の貝殻が敷き詰めてあるとこ
ろでした
左の写真ではわからないと思いますが、実際は
すごい迫力
これだけの貝殻どうしたんでしょう?
近くには誰もいなかったので訪ねることも出来
ませんでした



しばらく走ると下北半島の標識
「半島」とか「最○端」という言葉に弱く、
つい走りたくなってしまう
でも今回の目的は北海道
近場をとろとろと走り時間をつぶす

少し走ると未舗装の道や農道、林道が
たくさんある
青森も十分楽しめそう





<いよいよ北海道に到着>

午後9時30分 青森港から東日本フェリー
に乗る

少し仮眠をとる。前日は寝ていないので
暖かく寝られるのは助かる

午前4時 北海道が見えた
午前4時30分 室蘭港に到着

バイクはフェリーの中で固定される(左下)
ライトの下にあるのがカメラのハウジング
手作りで完全防水ではないけど、雨は防げる
コンパクトカメラを入れ、ハンドルの手元に
取り付けたレリーズでシャッターを切る(下)
フェリーの中
同じようにバイクツーリングをする人たちが
下船を待っている
みんな はやる気持ちを抑えられない様子
だった
この後、フェリーを出るとそれぞれの方向に
散らばっていった





<北海道を走る>


市街地を抜けて・・・

はじめの目的地 洞爺湖にて

早くもキタキツネ発見!


美笛の滝という標識を発見!
名前の美しさに行ってみる
ことにしました。しかし・・・

徐々に道は狭くなり
土管が出てきたり
川を横切り滝が近いか?
と 思っていたら
やがて道はなくなった・・・
北海道の道はどこまでもまっすぐ
こういう道がそこら中にある

気分よく走っていると、どこか
らかサイレンが聞こえてきた
”つかまった!”と思ったが
どこからも警察は出てこない

時々サイレンを鳴らして
スピードの出し過ぎに注意させて
いるようだ
林道の入り口
「クマ出没注意」の看板があり
ちょっと怖くなる
ガソリンスタンドでポテト
チップとジュースをもらった
とれもうれしかった
札幌市内にあったホームセンター
あまりに寒いので上着を買おうと
思い、立ち寄った
バイク屋で尋ねたら誇らしげに
「あそこに行けば何でもそろうよ!」
と教えてくれた
ホームセンターで買ったのは、
ジャンパーではなくライフジャケット
防寒具代わりと今後予定している
カヌーツーリングにも使えると
思って購入した
泳ぐ機会があればとゴーグルも買う
バイクのシートは堅くて
おしりが痛くなる
そんなときライフジャケットは
クッション代わりになってくれた
川を見ると、やっぱりカヌーで
来ればよかったかなっと
少々後悔してしまう
(「北海道ひとりぼっち」に続く)
メーターの周りには、マップ・
ペン・時計を用意
位置の確認と走行ルートの
記録に使う
舗装道路ではロードバイク
には太刀打ちできない
でも、未舗装道路では
逆転するので気持ちいい!






<最北端を目指して>


札幌市内の大東旅館を後にして、
今日の目的地 稚内を目指す

海岸線に出ると昆布漁?の最中
1日400km前後走らなくては行けないが
林道の入り口を見ると曲がりたくなってしまう
牧草地帯を走る
北海道ではこういう景色に多く出会う
遠くに利尻島が見える
利尻富士といわれるように富士山ににている
本当にまっすぐの道。もう稚内も近い 遠くに稚内の町が見えてきた
小さな食堂を発見
いろいろなどんぶりメニューが並ぶ
期待して店内にはいると・・・
店の中はごちゃごちゃ
でもとってもおいしく、安かった
満足満足
いよいよ最北端に到着 映画「南極物語」犬 タロ・シロの子孫とか
稚内にある展望台から

展望室に上ると360度の視界が広がった
その展望の良さに感激はしたものの
展望室には他のお客さんもいて・・・

観光旅行のおばさんたちが大騒ぎで展望室を
歩き回っていて、ちょっとムカッとしていた
しばらくしておばさんたちは出て行った

やっと静かになったなと思い展望室を
見渡すと、20代半ばくらいの女性と目があった
「うるさかったね」と話しかけると「ほんとにね」と
返してくれて、お互いの旅の話になった。
彼女は大阪からの一人旅。前日からずっと
電車に乗りっぱなしだったとか
今日は稚内に泊まるといっていた
僕にも稚内に泊まりませんか?と勧められたが
「先を急ぐから」となぜか断ってしまった
そのまま稚内に泊まっていたら、
今頃人生は変わっていた?

しばらく楽しい時間を過ごした後、
一緒にエレベーターでタワーを後に
先を歩く彼女にクラクションを鳴らし、
手を振りお別れした(ちょっと後悔しながら)
クッチャロ湖畔にて

この後、トシカの宿というペンションに宿をとる
ペンションの露天風呂で記念写真! 
だが、一緒に入っている人がひどいあつがり
ホースを引きぬるくするので
とても快適とは言えませんでした





<洞窟探検・砂金取り>

トシカノ宿を後にする
一緒に泊まった人たちと記念撮影
この後、みんなで洞窟探検と砂金取りに
バイクできている人はバイクで
交通手段を持たない人は車で来ている人に
乗せてもらって、洞窟探検へ

中頓別鍾乳洞で洞窟探検をする
鍾乳洞といっても秋芳洞の様に大きなもの
ではなく小さな洞穴といった感じ

でも探検気分は十分
小さな穴の奥にコウモリも発見!

ツーリングスーツ、ジーパン、トランクス姿
など、めちゃくちゃな探検隊でした
砂金取りの様子(左)

とれた砂金は赤い布に包んで
一時保管します

最後にキーホルダーに入れて
記念品に!(左下)

終了後、みんなすし疲れ気味でした(下)
砂金取りを終えて、
トシカの宿から一緒だったメンバーとも
お別れそれぞれの旅路につきました

僕は東に向かい、今日の目的地はサロマ湖
午前中走行距離が稼げなかったので
寄り道をしている時間はない
走りながら景色を楽しむ程度だった
サロマ湖の夕焼け
この日は、ゆっくり景色を楽しんでいる
暇がなかったので、この夕焼けは格別でした
宿は、ツーリングの途中で教えてもらった
「船長の家」というペンション
夕食は豪華!!

「船長の家」のオプションツアーに参加

早朝、船に乗ってサロマ湖へ
「散策とつり大会」が開催されました

右の花は「ハマナス」
花びらを懐に入れておくと
思いが叶うとか・・・
一応ポケットに入れておいたら
入れたことも忘れて
グシャグシャになっていました

参加してメンバーでつり大会
カレイやコチが釣れます

キャプテンがホタテ貝を捕ってくれて
その場でさばき食べさせてくれます
とても甘くておいしく感激です

みんなで釣った魚は
ペンションの朝食になります(右)

釣った魚の数により、表彰式
釣り名人という賞状をもらいました
ツーリング仲間おきまりの、
すれ違い際のピースサイン
林道を走ろうとちょっと脇道に入ったとたん
大クラッシュ!
ジャージはぼろぼろに
ニーパットを付けていたのでけがはなかったが
付けていなければ、ツーリングも中止だったかも
羅臼の峠越え
北方領土の案内板
晴れているときは見えるらしい
霧が上空から迫り少々息苦しい感じ
走っていても視界が悪く
徐行運転を余儀なくされる
サシルイ川?釣り人が二人釣りに行くところでした クマの足?ちょっと小さかったけど
羅臼 相泊、日本最北東突端地のお店
熊宿といいツーリングをしている人は
無料で宿泊させてもらえます
北海道にはこういう宿がたくさんあります
お店を利用するとこんな証明書を
もらうことが出来ます
知床熊ラーメンを食べました







<襟裳岬から千歳へ>

標津の浜茶志骨からは、
海岸線を走るのを止め内陸へ

この日は適当な宿泊場所を
見つけられず夜通し走り続ける

中標津→弟子屈→足寄→十勝→帯広

幸福バス停の待合所
待合所の中で仮眠をとろうと思ったが
あまりに寒く走り続けることに
そして襟裳岬へ
襟裳岬にて 襟裳岬という曲を思い出しました
本当に「なにもない」ところです
鵡川?河口付近
海鳥がたくさん飛んでいました
旅も終わりに近づき距離を稼がなくてよくなったので
食事をとりながら釣りをしました
小さなハヤみたいな魚とハゼみたいな魚が釣れました
魚を入れているのは食事が入っていた容器





<旅の終わりは・・・>

千歳空港近くにとった旅館「福島屋」
バイクを外に止めようとしたら
「大切なものだから」と、玄関の中に
入れてくれました
千歳空港前で ここでバイクはパネルに固定され
飛行機に積み込まれます
飛行機でひとっ飛び
わずか1時間30分
あっという間の帰路でした
半日以上かけて青森まで走って行ったのが
何だったんだろうと思うくらいあっけない
帰り道になりました
家に到着
メーターは16,714Km
総走行距離2,960Km




あこがれだった北海道
7月の終わりなのにとても寒い思いをしました
地元の人に聞くと、
「夏はほんの一時。お盆がすぎれば寒くなるよ」と
なんでも1年中ストーブは出しっぱなしとも言ってました
北海道ではどこでも雪がすごいイメージでしたが
稚内ではほとんど積もらないそうです
風が強く雪が吹き飛ばされるだとか
浜頓別では、「北海道は冬に来るものだよ」と言われました
流氷も見られるし、食べ物も遊びも、
冬の方がより楽しめるそうです
これからもいろいろな楽しみ方をしてみたいものです

このあと1992年、カヌーを持って釧路川に行くととになります


ライン



メールはこちら