牛乳は体力を弱め、健康を害する
この内容は、信用できない人が多いと思うので、信用できない人は信用しないでください。逆に、信用できる人は、信用してください。
2007年2月、水泳の県マスターズが行われました。そのとき、その会場の一角で、牛乳を普及させることに働いている方が、ボランティア活動の一環として、骨密度の検査を大会関係者の皆さんにしていました。
「私、骨密度の検査を初めてしてきた。運動している割に低いと注意された。骨密度は1500やったけど、私は牛乳を飲まないから低い結果が出たんよ。やっぱりカルシウムを取らないと駄目ね。」
と30代の女性が愚痴をこぼしているのを、私は耳にしました。『そっか、骨密度の検査をしたことがないな。高い値が出ると思うけど、実際に計ってみるのも悪くない』と思い、女性に向かって言った。
「僕、毎日牛乳を飲んでいますから。絶対に高い値が出ますよ。」
「そうよな。毎日運動をしているし、酒もしないんでしょ。絶対に高い数字が出るよ。」
骨密度の検査会場に向かいました。そこで、骨密度に関する検査を行いました。
検査をするに当たって生活習慣の資料となる、簡単なアンケートに答えました。1日の平均睡眠時間は7〜8時間、酒は月に一回程度、運動は週に5日、一日平均運動時間は1〜2時間、牛乳は毎日2回飲み、食事の好き嫌いなし、野菜は多く食べている、朝食は抜かない、食事は一日3食。と医者の指導を受けた、いや手本のような回答をアンケート用紙に記入しました。そして、骨密度の検査をしました。
「1300ですね。ちょっと骨がもろいですね。このままだと骨粗しょう症になります。まだ若いですから、しっかりカルシウムの多い食品、例えば牛乳や魚介類をとってください。特に牛乳はカルシウムが多いので、しっかりと飲んでください。生活習慣はいいですからね。」
牛乳を飲んでいるのに何故、こんなに低い数字が出るのでしょうか。不思議でした。結果を見ると、
「理想の骨密度よりはるか下のほうではないですか。60歳の人と同じ骨の強さ?」
ショックで言葉を失いました。
30代の女性のかたに、
「結果どうやった?」
「いや思ったより低かったです。(数字なんて言えるわけない)」
本当に思ったより低かったのです。
この数日後、書店で「牛乳は危険」という書籍を発見しました。その一文に『牛乳を飲むと骨粗しょう症になる。』がありました。このとき、自分のみに起きていたことと、その書籍に書かれている内容を比較しました。確かに牛乳を飲んで運動もしています。それなのに、低い数字が出ているということは、牛乳を飲むこと自体が間違いではなかったのかと思うようになりました。だから、自分に起きた出来事の書籍に書かれている内容から判断して、牛乳を飲まないようにしました。ただし、絶対に飲まなければいけない場面も生じることもあります。それは仕方がないので、牛乳を飲まないことにしました。
「牛乳を飲むと疲れがとれる」と言われています。実際に、牛乳を飲むのを辞めると疲れがとれにくい身体になるのかなと思っていたら、牛乳をやめて2〜3日後には胃腸の調子がよくなったのです。身体も楽だし、呼吸も楽になった。「牛乳を飲むと疲れがとれる」というのは嘘で、牛乳をやめると疲れがとれるということがわかりました。
牛乳はたんぱく質が多い食品です。そのことについては、別のところで述べます。
「牛乳を飲むと便秘が解消される」という一文を聞いた事がありますが、先ほどにも記したように牛乳をやめると胃腸の調子が良好に向かうのです。だから、便通に関して言うと、牛乳を飲もうが飲まなかろうがあまり変わらない。むしろ、飲まないほうが便通は良いと思います。
2008年、たまたま骨密度を計測する機会が訪れました。前回と同じようにアンケートに答えましたが、1日に牛乳を飲む回数は0回のところを、何か言われたらイヤだなと思って『1回』と嘘の回答を書きました。実際に骨密度の計測を行いました。
「これはすばらしい数値ですね。1600です。驚異的な数値ですね」
と言われました。私自身も嬉しかったです。骨密度が低下すると言われている年齢であるにもかかわらず、骨密度がアップしたからです。その後、生活習慣・食事などに関するアドバイスを頂きました。
「いい数値ですから、このままの生活を続けてください。また、牛乳もカルシウムが多い食品ですから、しっかりと取ってください。」
骨密度のアドバイスってマニュアル通りですね。この後、「牛乳をやめると骨密度が上がる」という事実を皆さんに報告しました。
この後、おもしろい事実を目の当たりにしました。それは、規則正しい食事と・生活をしていて牛乳を飲まない人は、骨密度が高い傾向にあることを突き止めました。逆に牛乳をよく飲む人は低くなる傾向にあることがわかりました。
牛乳を飲めば骨が強くなるとよく言われていますが、それは牛乳の中にカルシウムが多いからなのです。つまり、骨の主成分であるカルシウムが多いから牛乳を飲めと言われるのでしょう。ここで、疑問が生じました。本当に牛乳を飲めば骨は強くなるのですか。それを誰かが、人体実験をして「乳を飲めば骨は強くなる」証拠を掴んでいるのでしょうか。
これらの出来事から、完全栄養食品といわれている牛乳が、「危険食品」として位置づけるようになりました。肥田式強健術の中に「牛乳を飲むと頭の回転が悪くなる」「身体が衰弱し、思うように動かなくなる」という一文がありました。栄養・運動・心理・脳科学・健康に関することで最高と言われている伝説の肥田式強健術の中にそう書いているのですから、間違いがないのでしょう。