ウエイトトレーニングを辞める

2003年の夏、知り合いのスポーツインストラクターに、

「どうしたら、速く泳げるようになりますか。」

と質問をしたら、

「水泳の練習は今までどおりで良いと思いますから、ウエイトトレーニングをしてください。するときは、最初は軽いものから始めてください。そして、その重さに慣れたら少しおもりを重くしてください。」

「どれくらいの割合でしたらいいですか。」

「週に2回くらいです。毎日しなくても構わないです。それと、ウエイトトレーニングをした後日は、ウエイトをしないでください。超回復能力を利用しますから」

と説明を受けました。

 それから、1週間の予定でウエイトトレーニングをするようにしました。ウエイトの種目は全部で10種類以上だったと思います。そのおかげで、持病だった腰痛が消えました。ベンチプレスは苦手なほうでしたが、何とか+20kgまで上げることができるようになりました。水泳も速くなり、自己ベストを更新することもできました。ただ、苦手な種目はなくなることはありませんでしたが、それらは筋肉で何とかなるだろうと思っていました。

 では、少しウエイトトレーニングをやめるとどうなったかというと、持病の腰痛が再発するのです。

 ウエイトトレーニング・ストレッチの効果を信じて約3年間続けました。

 2005年の9月の末、小学6年の女の子(身長150cm以下)と私(身長166cm)が200m自由形で勝負することになったのです。体格・筋肉量(私は成人男性)ともに私が勝るので、絶対に勝てるだろうと思い、勝負に挑んだのです。そしたら、あっさり私が負けてしまったのです。

 このとき、ウエイトトレーニングを疑うようになりました。本当にウエイトをすると強くなるのか。

 負けた理由を調べると、ある事実を知ることになりました。

「センター・ベスト・中丹田・下丹田・裏転子・レーザー・リバース」これらは、高岡英夫氏が学術的に発表した言葉です。これら7つの身体意識(今はこれ以上の数になっています)が、さまざまな競技などの強さになるということを知ったのです。そして、これらはウエイトトレーニングでは鍛えることができないことがわかりました。いや、ウエイト不要論が出てきたのです。

 伊藤昇氏の本に巡り会うこともできました。その書籍の内容にこんなことがかかれていました。

『重度の腰痛と疲労感に襲われ、髪はバサバサ、顔は土気色で生気を失い、周りの人間からは、原因不明の病で死ぬのではないか、とまで言われました。』

 ウエイトトレーニングをしていたとき、これと同じようなことを周りの人から言われるようになりました。そして、栄養剤をたくさんもらいました。だから、この文章を読んだとき「今の自分と同じ」だと思いました。

 このころ、たまたまマッサージに行って言われた言葉がこれです。

「このままの状態だと、すぐに命を落とすよ。もっと身体を大事にしなさい。」

元気にウエイトしている人が言われた内容がこれでした。

だから、私はウエイトトレーニングを辞めました。

身体意識を鍛えるのはウエイトトレーニングではない。

ウエイトトレーニングは不健康になる。

運動能力を低下させる。

以上2つのことを知りました。