ULTRAブルーポイントパワープラグコード
4年以上使ったSplitFireから永井電子のプラグコードに交換しました。
●私の車のプラグコードは今までSplitFireのツインコアを使用しており、2年ほど前にはサン自動車の
NOLOGYホットワイヤーも短期間ですが試したりもしました。 このノロジーホットワイヤーはまったく
効果ありませんでした。 <参考> →ノロジーホットワイヤーのページ
それで、そろそろ今のコードも交換するにはいい頃ですし、新しくすることにしました。
と言うのもSplitFireは芯線が銅線ではなく、カーボン系の繊維なので、ある意味純正コードと
似た構造のためどうしても経年劣化による性能低下は銅線を使用したものに比べると大きい傾向に
あります。 ですので、まだ使えることには使えるのですが、そろそろ性能が劣化してきた頃なので
交換するにはいい時期かと判断したわけです。
これは私の経験と考えですが、純正コードは3年もすれば初期の性能は発揮できなくなると考えています。
これはノーマルエンジンであれば問題はなくても、ターボエンジン、とくにブーストを上げたりして、
要求電圧が上がり点火パワーがより必要になっているようになっているエンジンでは、使用期間に関係なく
高性能なプラグコードへの交換は効果的なためです。
それで、今回選択したコードですが、結局、もっとも基本性能にこだわったものがいいだろうということで
昔からの定番である永井電子のULTRAプラグコードにしました。
●私は過去に乗っていた車でもパルサーGTi-RとプリメーラオーテックバージョンでULTRAコードを
使用しており、その性能と信頼性は充分感じております。
とくに、パルサーGTi-Rはエンジン内部も一通り手を入れて乗ってましたが、ハイブースト時に純正コード
ではプラグコードの性能不足からのミスファイアーを経験しており、それがULTRAのコードで解消された
ことから、同社の製品にはわりといい印象を持っています。
そこで今回はまた原点回帰ということで、同社のコードを購入しようとしたわけですが、どうせつける
ならラインナップ中のハイエンド製品であるブルーポイントコードのほうをと思い購入しました。

↑ULTRA ブルーポイントパワープラグコード。
昔からあるULTRAのシリコーンコードのいわば「上級グレード」です。 銅芯線を使用した高効率
コードで、通常の同社シリコーンコードとの違いは、内部のレジスターの性能にあるようで、とくに
最近の主流であるイリジウムやプラチナプラグとの相性を重視した設計のようです。
プラグコードには大別して2種類あり、この製品のようにコード自体は極力低抵抗で作りターミナル
部にレジスターを仕込んだものと、レジスターは使わずにコード自体が一定の抵抗値を持ったもの
とがあります。
前者は、コードとは別にレジスターをつけるわけですのでコストはかかりますが、基本的に抵抗値が
コードの長さに左右されないので、各気筒で性能のバラつきの少ないコードとすることができます。
また、レジスターの特性や性能をコード本体とは別に設定しやすいという設計の自由度もあります。
対して後者はレジスターが必要ないのでコストは抑えられますが、コードの長さによって抵抗値が
バラつき、なおかつ芯線の材質や構造から、経時変化による劣化が比較的早いというのがあります。

↑キャップ内部のコネクター部分。 しっかりした造りになっています。
●取り付け

↑取り付けは純正と同じですので、とくに注意点はありません。
コードの太さも8mmですので、純正のコードホルダーにもそのまま収まります。
3気筒しかありませんし、コードの長さもピッタリですので、取り付くようにしか付かないので
気筒ごとに間違えることもないでしょうが、基本的にプラグコードというのは1本づつ交換する
のがミスを防ぐ意味では基本です。

↑コイル〜デスビ間のコード。
エキマニおよびターボアウトレットのすぐそばを通るため、保護の意味でコルゲートチューブを通し、
さらに遮熱の意味で断熱シートを巻いておきました。
気休めですが、コード自体の温度上昇による電気抵抗の増加を防ぎたいという意味もあります。
●走行してみて
「たかがコード、されどコード」という訳ではありませんが、これは予想した以上にハッキリと
わかりました。
全回転域でよりアクセルのツキが良くなり、スムーズかつトルクフルになった感じです。
ブーストの立ち上がらない領域ではトルクが厚くなったようになり、今までと同じ程度の加速を
しようとしたときにも、今までよりもアクセルを踏み込む量が少なくても済むという感じです。
これは燃費にも貢献するものと思います。
一番ありがたいのは、信号などでの出足が楽になりました。 これは極低速域でのトルクの
細いエンジンには嬉しいことです。
また5000rpm以上など、ブーストが立ち上がってからも明らかにより吹けあがりが速くなった
印象です。
この変化は今までつけていたSplitFireが劣化していたのか、それとも素直にこのブルーポイント
コードの実力なのか、また、両方の要因なのかはわかりませんが、明らかに全域で「走りが元気」
になりました。 もちろんノイズの発生などもなく印象は良好です。
これはあくまで私の車両の場合ですが、以前、SplitFireからNOLOGYホットワイヤーに換えたときは
違いが感じられずすぐに外してしまいましたが、今回のこのブルーポイントコードはわりとハッキリと
違いがわかる良い結果となりました。
ただし冒頭でも書きました通り、私がNOLOGYを試したのは2年前です。 ですので、この2年の間に
SplitFireコードの劣化分もあるでしょうから、イコールコンディションでの比較とは言えません。
これはどんな製品にも言えることですが、とあるパーツをつけて「◯◯に換えたら良くなった!」と
いう場合、重要なのはそれまで何を使っていたか、あるいはどういう状態だったのかということです。
新品どうしの比較ならまだしも、何年も使った中古の製品と新品の比較では正当な評価というのは
かなり難しいものがありますので。
一例ですが、たとえば5年間使った純正パーツを新品の純正パーツに換えただけでも、体感できる場合
も多いわけです。
それに加え周辺パーツおよび関連パーツとの相性もあるので、一概に「この製品がベスト!」というの
は難しいものです。
いずれにしてもハイテンションコードは消耗品と割り切ったほうがいいと思いますので、走行距離
などにもよりますが、カーボン繊維の芯線のものでおおよそ3年、銅芯線のもので5年をメドに交換した
ほうがいいと考えています。