(番外編)K6Aエンジンのカムシャフトについて-その2
私のジムニーのK6Aエンジンのカムについて。
●カムカバーを開けたところ

↑私のクルマのヘッドカバーを開けたところ。 自分で言うのもおかしいですが、オイルメンテが良い
ためか、スラッジ等の付着もほとんどなく綺麗なアルミの地肌のままです。
良いオイルの使用と定期的なオイル交換をしっかりやっているとエンジン内部はほとんど汚れません。
●しかし、ここでちょっとした問題が。

↑じつは、私がパーツとして入手したカムシャフトとはスプロケットとの結合方法が違っていました。
私がパーツで入手したカムシャフトはスプロケットと3本のボルトで組み付けられていたのですが、
私のクルマのカムシャフトは見ての通り、カムシャフトとスプロケットが焼きばめによって一体化
されてるものに変更されていました。
その関係で、前面のフロントカバーも変更されていて、スライド用のボルトの頭部を出っぱらせる
余裕もなくなっていました。 これではボルトオンでのスライドスプロケットは難しいです。
考えてみれば、私がパーツで入手したエンジンはH8年式のもの、私のクルマはH9年のものなので
途中で小変更が行なわれていてもおかしくはないわけですが、ちょっと予想外でした。

↑フロントカバーが変更されており、四角で囲んだ部分に余裕がないため、マイナー前のスプロケット
&カムシャフトは使えそうにないです。
●その後ちょっと調べてみましたがやはりマイナーチェンジで、それまでカムシャフトとスプロケット
が別だったものが焼きばめによる一体となり、その関係でフロントカバー形状も変更されています。
つまりバルブタイミングの微調整をするためには、カムシャフトを外してからプレスで1回スプロケット
を抜き、角度をずらしてから再度焼きばめすることが必要になります。 この方法自体はオートバイの
エンジンではよく行なっている方法なので問題はないでしょう。 まぁ、これもたぶんコストダウン
のためだとは思います。
なおカムシャフトはエンジンNo.K6A-1028585から、フロントカバーはエンジンNo.K6A-1060037
から変更になったようです。
ということは、K6A-1028585からK6A-1060036までのエンジンはマイナー前のカムシャフトも使える
ということになるのでしょうかね?
●結局、スライドカムスプロケットによるバルタイを変更したい場合は、純正カムを何かしらの方法で加工
してオリジナルでスライドスプロケット加工するしかないということになります。
しかしながらわざわざこのために新品のカムを購入するのならワークスRカムを買ってしまったほうが
当然、利口なわけです。 因みにこのワークスRカムも後期のものでないとつかないでしょう。

↑ちなみにこれが前期型K6Aのカムシャフト。 このタイプだったらスライドスプロケットの加工もわりと
簡単なんですけどね。 カムのプロファイルそのものは前期も後期も同じだと思います。
●まとめ
とりあえず、カムを換えるにしても調べるにつれいろいろ考えなければいけないことが多くなってきたので
どうするかはすぐには結論は出ない状況です。
その前に、ノーマルカムとワークスRカムの作用角およびバルブタイミングについて貴重な情報を提供して
いただいたので、それについて後日まとめてみたいと思います。