ラジエータークーリングパネルの製作とエアスクープの改良
走行風による冷却効果を促進させるための改善をいくつか
●ラジエータークーリングパネル(ラジエータークーリングプレート)というのは一般的に
フロントのコアサポートとラジエターの間の空間を埋める(蓋をする)ことでフロントグリル
から入った空気がエンジンルーム内に逃げずにラジエーターコアを通過するようにエアガイド
をしてラジエーターの冷却効率を上げるパーツのことです。
私のJA22ジムニーも今まで自作したパネルをつけていましたが、ちょっとアルミ板の厚さが
薄すぎて長年の使用でヨレヨレになってしまったため、今回は新たに製作し直しました。
<参考> →過去のクーリングプレート、フードトップモール等の製作の記事
●今までの状態

↑厚さ0.7mmのアルミ板で製作したこともあって、10年近い年月の経過で見てのようにヨレヨレ
になって見るも無惨な状態になってしまいました。 今回はこれを新規製作しなおします。
●製作

↑今回は厚みを1.0mmのアルミ板で製作。 大きさは幅約520mm、奥行き約65mmほどです。
仕上にクリアーレッドを塗ってアルマイト風に仕上げました。 とにかく今回はできるだけ安価
につくることを第一にしましたので、材料を含めほとんどを手持ちの余り物で済ませました。
●取り付け
↑取り付けは以前と同じく、ホームセンターに売っていた適当な段つき曲げのある金具を使い、それで
パネルを15mmほど浮かしたかたちです。 ご覧のようにちょうどラジエーターコアの最上段にフタを
するようにつきますのでちょうどいい具合です。

↑こんな感じです。 今までと比べると見違えるようになりました。 アルミの厚さも厚くなり
剛性も上がったのでペラペラしません。 化粧として適当にステッカー類を貼りました。
これだけで、いかにもチューニングカーのエンジンルームのようで一気に雰囲気が華やかになります。
かなりミーハーなパーツにも見えますが、ちゃんと機能部品ですし、ドレスアップ効果も満点ですね。

↑ボンネットを閉めるとちょうどこのボンネットにあるスリットからフードトップモールで集め
られた空気が入り、そこからストレートでクーリングパネルでラジエターコアに誘導されるという
感じになります。 ラジエーターコアの面積を最大限に利用して冷却効率を高めるのです。
●2013年8月現在のエンジンルーム全景

↑なんかよりいっそう賑やかなエンジンルームになりました。
まぁ、実際にこれで水温がどれくらい下がるのかはまったく未知数ですが、少しでもラジエーター
の効率を上げて水冷効率を活かすには有効なパーツではあると思います。 もちろん、目立つ部分
につきますのでドレスアップ効果も非常に高いです。 DIYで比較的簡単に作れるパーツですし、
予算に余裕があればカーボンファイバー板で造るのも渋くていいかもしれません。
●ついでにボンネットインタークーラーエアスクープ(エアインテーク)の改良
この加工はじつはだいぶ前におこなっていたのですが、今まで単独で載せる機会がなかったので
ここでついでに紹介しておきます。

私の車のボンネットエアスクープはTAC製のFRPのものを使用しており、もう10年以上になります。
<参考> →TAC製FRPボンネットエアスクープ(ビッグエアインテーク)装着の記事
しかし、使用に伴い、次第にFRPに微細な割れが目立ってきたため、大きな割れに繋がる前に修正も
兼ねてエア取り入れ口の形状をめいっぱい拡大加工し、より高効率にインタークーラーの冷却風を取り
込み、少しでも吸気温度を下げられるように改善してみました。

↑加工前の開口部の高さは50mm程度でしたが、加工後は70mm程度に上げました。 これにより開口部
の面積は一気に30%近く広がりました。

↑その他、割れた部分や気泡のある部分にパテを盛って整形します。 ゲルコートがクモの巣状に割れ
ているところもあり、場所によっては裏からも補強しておきました。

↑裏側はお約束のアルミ製エアガイドを装着。取り込んだ走行風を余すことなくインタークーラーコア
へ導きます。

↑スズキ純正カラー1VNで塗装後、2液ウレタンクリアーを塗って完成です。

↑装着したところ。 おそらく社外品のJA系ジムニー用製品の中でもこれ以上大きな開口部を持っている
エアスクープは存在しないのではないでしょうか。 もちろん吸気温度の冷却効果はてきめんで、
高速走行時などは最大でインタークーラー通過前と後では70度以上もの温度差が確認できるほど冷却効果
が高まっています。 決して見た目だけのパーツではありません。