HKS EVC-EZ
EVC-EZをつけました。
●K6Aエンジンは純正のソレノイドによってCPUより直に過給圧コントロールされているのですが、この
純正のソレノイドは立ち上がりのゲインが甘くEVCのほうが同じブースト圧でも立ち上がりが非常に鋭く
なります。
また、これによって純正ソレノイドは物理的に殺しますが、この状態、すなわちEVCのスイッチをOFFに
しますとブースト圧は約0.7kになります。 これが本来のアクチュエーターの作動圧力ということです。
K6Aをはじめとする最近の小さいタービン、弱いアクチュエーターのターボの過給圧制御を安定して制御
させるのはけっこう難しく、この点においてはNEW EVCはかなり優れているブーストコントローラーだと
思います。 私は初代のEVCから使用していますが、ブーストコントローラーはソレノイドバルブで
はなく(ソレノイドバルブで小さいタービンをハイブーストで安定させようとすると、どうしてもゲイン
調整で反応を遅らせて甘くするしかなくなり、結果としてブーストの立ち上がりが遅れる)EVCのような
ステッピングモータータイプが安定性、立ち上がり、セッティング性ともに優れていると感じています。
ソレノイドバルブタイプはON/OFFの断続で流量をコントロールしますが、ステッピングモータータイプは
ニードルバルブで流量そのものをコントロールします。
ただ、初代のEVCは負荷の軽いギアだと設定ブーストまで上がらない等、ちょっと癖が強かったですが、
2代目、3代目になってかなり良くなっています。

私のジムニーのエンジンルーム。 EVCの装着に伴い若干配管の取り回しを変更。
因みにプラグコードはSplitFireのモノを使用。これは純正に比べ低速トルクの向上に効果的でした。

EVCバルブ付近。 バルブ本体はEZも通常のEVCも同じものなので性能に差はありません。
ブースト圧力の取り口はコンプレッサーハウジングではなくスロットル直前のインテークパイプから。
ブーストの立ち上がりと安定性を確保するための工夫です。

こちらは見にくいですが、コンプレッサーハウジング付近のメクラ栓。 EVCの取付けに伴い純正の
ソレノイドは殺します。 そのため、黄色の枠内の4本のホースをメクラします。
赤い枠のホースは本来ブースト圧を取るための6φホース。 これは前述の通りインテークパイプからに
変更しましたので、このホースもメクラ栓をします。
詳しくはこちらのページでも書いています。

室内ユニットはセンター部の灰皿をはずしてそのままビルトイン。 自然に収まってちょうど
いいサイズです。
使用してみての感想ですが、非常に安定しており軽自動車のようなハイレスポンスで小さなタービン
でもふらつくことなく制御してくれます。 もちろん、ブーストの立ち上がりもシャープです。
このへん、車両により個体差もあるでしょうが、私の場合はまったく問題ありませんでした。