フューエルリッドベゼルの製作とホイールの化粧直し
「ボロかくし」のための化粧リングです
●私のJA22ジムニーも新車で購入後、車齢14年ほどになり外装も若干の痛みがみられる箇所も出て
きております。 まだボディには酷い錆びとか塗装の浮き、剥がれなどはないのですが、ところどころ
ボディパネルの継ぎ目のコーキング(シーリング)部分には若干のヒビ割れが見られます。
今回はその中でもやや目立ってきた給油口まわりの補修とドレスアップを兼ねたパーツの製作です。

↑緑枠で囲んだ部分がわかりやすいと思いますが、給油口まわりの「クラック」です。
このようにガソリン給油口パーツの周りのコーキング剤の部分、ほぼ1周グルリとヒビが入っています。
現在のところ錆は出ていないのですが、とりあえず今はタッチアップペイントで適当に塗っていますが
さすがに見た目によろしくないので、なにかしらの方法で「ボロ隠し」ができないかと考えていました。
●市販品
じつはこの部分を隠すのにちょうどいい市販品が売られています。

↑APIO製の「FRPフューエルカバー」。 FRPグレーゲルコート仕上げ。
とりあえずこれを買ってつけてしまうのがもっともスマートだとは思いますが、お値段が微妙に高い。
すごく高いと言うわけではないのですが微妙にお高い感じがします。 送料込みで6000円を超える
のでちょっと躊躇してしまいます。 個人的にはあと1000円から1500円ほど安いと手を出しやすい
のですが。 ただ、APIOのことですから製品の品質は値段相応に良いのではないかと思います。
それで、今回は「オリジナリティ重視」ということでこのAPIOの製品は買わずに、自作品でそれなりに
かっこいいと思われるリング(ベゼル)を製作することにしました。
●製作したもの

↑名付けて「フューエルリッドベゼル」
材質は耐蝕アルミニウムA5056材から旋盤削り出し。 外径φ140mm、内径φ128mm、厚さ3mm。
アクセントとして円周上に皿モミを12箇所つけ、バフ仕上げ後、白(無色)アルマイト処理しました。
できるだけアルミの素地感を活かしたかったので、当初はバフ後クリアーも考えたのですが、この部分
は給油の際にガソリンがかかる可能性が高いのでクリアーではいくらウレタンでも次第に溶けてくる
可能性がありますし、かといってアルミ素地のままでは次第に酸化腐蝕してきます。
なのでアルマイトにしたわけですが、通常の厚みでかけるとやや白っぽくなっていかにもアルマイト
という仕上がりになりますが、今回はできるだけ薄くかけることで一見するとアルマイトがかかって
ないアルミ素地のように見える仕上がりにしたわけです。
●取り付け

↑装着は裏側に細く帯状に切ったエーモンの外装部品用強力両面テープを貼ってとりつけです。
目立ちすぎず、控えめすぎずにほどよい感じになったのではないかと思います。 APIOのFRP製品も
いいですが、こういう金属質感のもつ無骨さも旧型ジムニーのボディスタイルに合っていていいんじゃ
ないでしょうか。
●後日、もう少し目立たせたいと考えまして、結局メッキをかけてみました。

ただ、欲を言えばもうちょっと内径を小さくしてリングの幅を広くして自己主張させても良かった
かなと思いますので、機会があればまた造り直そうかなとも考えています。
以前に作った「メーターリング」もそうですが、こういうパーツがジムニー系のショップから出ても
いいんじゃないかという気がします。 今回私が造ったようなアルミ削り出しでは高くつくので、
たとえばステンレスSUS304の2mm厚くらいのミガキ板をレーザーカッターでリング状に切り出して
作ればかなり安価にできると思いますので。
●ホイールの化粧直し
化粧直しとは言ってもただステッカーを製作して貼っただけですが。

●ジムニー純正アルミホイールはJA11の時代から私のJA22、現在のJB23まで一貫してエンケイ製
です。 ということでワンポイントでENKEIのロゴステッカーを自作して貼ってみました。
じつはこのジムニー純正アルミはけっこう軽く(鉄ホイールよりも1本あたり約1.5kg軽い)意外と
高性能なのです。 社外アルミの中には純正よりも軽いのもありますが、リム強度を優先するため同じ
サイズでも純正より重いホイールもけっこうあるので注意が必要です。
参考までに、純正のスチールホイール(5J-16)が1本あたり約8.7kgなのに対して、純正アルミ
ホイール(5.5J-16)はタイプにより若干差はありますが1本あたり6.9kg〜7.2kgほどです。
社外アルミでもっとも軽いのは現在のところブラッドレーV Evo.(5.5J-16)の約6.1kgという
のが最軽量だと思います。 その次にレイズのTE37X(5.5J-16)の約6.25kgと続きます。
バネ下重量の違いは人によって、あるいは車種によって体感できるレベルに違いがありますが、
ジムニーの場合、個人的には「1kg/1本」軽くなると体感できるかなと思います。