ヘッドカバーの結晶塗装
化粧直しにヘッドカバーに赤の結晶塗装を施しました。

↑中古で入手したK6Aのヘッドカバーにパウダーコート(粉体塗装)により赤の結晶塗装をしました。
粉体塗装は通常の溶剤系の塗装と違い、溶剤を一切用いず、約180度の高温で塗料の粒子を焼きつける
ものです。 通常の塗装よりも耐熱性、表面硬さ、柔軟性や密着性などの特性に優れています。

↑これは裏側です。
中古で入手したのでオイルやスラッジがこびりついていましたが、お得意の超音波洗浄にて見えない
部分まできれいに洗浄しました。
なお、このヘッドカバーのように分解不可能なバッフルプレートがついているヘッドカバーの場合、
超音波洗浄機を使用できない場合はサンドブラストをかけるのは感心しません。
一般にパーツ洗浄に使用される高圧洗浄機だけではこうした接合部の隙間に入った砥粒までは取れない
ので、そのままエンジンに組み込んでしまうとオイルと一緒に残ったブラストの砥粒がエンジン内部に
まわって、エンジン各部を異常磨耗させたり、傷をつける元になります。
●さっそく交換しました。

●交換はインタークーラー、インタークーラーステー、その他周囲のものを外せばあとは簡単ですが、カバーを
開けるときにはエンジン内部にゴミが入らないように注意します。
また、ガスケット類は新品を用意します。 カバー周囲のガスケットが1つ、プラグホールのガスケットが3つ、
そしてブローバイガスのPCVバルブのシールが1つ必要です。 液体パッキンは基本的に必要ありません。
●ヘッドカバーの締め付けは6本のボルトでおこない、中心から対角線上に順番に少しずつ締めていきます。
締め付けトルクは100kg-cmを遵守してください。
●完成

●まさに「Testa Rossa」仕様になったK6Aエンジン(笑)
ちなみに赤の結晶塗装のヘッドカバーというと個人的には日産のFJ20がいちばん印象に残ってますね。
私はあまり性能に関係ない部分にはこだわらないほうなのですが、実際にやってみるとなかなか自己満足度
は非常に高いものだと感じました。
注)インタークーラーが変わっていることに気がつかれた方もいるでしょう。 これについてはまた後日
の更新にて記載しますので、お待ちください。
※ちなみにヘッドカバーの粉体塗装による結晶塗装は赤、黒、青、緑、白の5色が可能です。
その他にもバフ、メッキ等もできますので興味のある人はメールください。