ARCインタークーラーの取り付け
IMPSよりリリースされているARCインタークーラーを装着しました。

↑左がIMPS(ARC製)のインタークーラー、右がノーマルインタークーラー。
このインタークーラーはIMPSから発売されているものですが、形状を見てわかる通り、ARCのOEM
製品です。
もはやARCのインタークーラーについては説明の必要はないと思います。 社外品のインタークーラー
の中ではトップクラスの性能だと言っていいでしょう。
ノーマルと完全互換タイプで、限られた寸法の中で最小の吸気抵抗と最大の冷却効率を求めたインナー
フィンタイプのコアを配置しています。
なお、ジムニーのインタークーラー本体はJA71からJA22まですべて共通で使用可能です。

↑吸気側のタンクからコアに入る部分は、抵抗が最小限になるようにテーパー状になっています。
コアの本数はノーマルと同じ6本。 コアサイズも長さ、厚さともほとんど同じですが、冷却フィン
の幅はめいっぱいまで広げられています。
●断面積を比較してみました。

これはあくまでも外寸から測れる寸法から書き出したもので、とくにコア部分の肉厚はわからないので
あくまで推測として1.5mm厚さで計算しました。
その結果は図の通りで、単純計算でARCはノーマルの1.8倍もの断面積を持っています。 ただし、ノーマルは
単純なチューブ(だと思う)なのに対して、ARCは内部にフィンを持ついわゆインナーフィンタイプですので、
その分のロスを見込まないといけませんが、仮にそれを30%ほどと考えても1.3倍の流路面積を確保している
ものと言えます。
これだけを考えても、タービン交換して風量が多くなった私のエンジンにとっては効果が大きいのではないかと
期待してしまうわけです。 今回の交換目的は冷却効率の向上よりも、この流路抵抗の低減が目的なのです。
●エアガイドの拡大

ジムニーのインタークーラーにはゴム製のエアガイドがついていますが、ARCのインタークーラーはこの幅
目一杯まで幅が広げられているため、そのままエアガイドをつけると写真の赤い部分の面積だけ風が当たらず
損をします。 ですので、この部分をカッターで切り取って右の写真のようにします。
なお、このエアガイドそのものを取ってしまうとインテークから入ってきた冷風がエンジンルームに逃げて
しまい、冷却効率がかえって落ちますので注意。
●取り付け状態 (注:写真はヘッドカバー塗装前に撮ったものです)

●交換作業は純正部品と交換するだけなので、簡単にできます。

●装着後のインプレッション
まずハッキリわかるのはアクセルのツキが軽くなり、ややトルクが厚くなったかな、という印象。
なんというかクルマがすこし軽くなったという感じです。
ブーストがかかってからの立ち上がりも速くなり一段と力強くなった感じです。 新品価格が92000円
しますので、コストパフォーマンスという点ではやや疑問は残りますが、いちおう体感できるレベルの
チューンだと思います。 ただ、ノーマルタービンだとあまり活かしきれないかもしれません。
ジムニーのインタークーラーは同クラスのターボ車と比べてもけっこう大きめのものがノーマルでついて
いますので、タービン交換等で大幅に風量が増えないとこうした社外インタークーラーの効果がどこまで
体感できるかは微妙です。
もしこのインタクーラーを新品で買うことを考えると、むしろ中古で1300ccから2000ccクラスの車の
ノーマルインタークーラー(ランエボとかのクラスではあまりにも大きすぎてレスポンスが悪化する
ので、せいぜいS13シルビアやR32スカイライン程度の大きさまででしょう)を買って、オリジナル配管で
ラジエーター前に持ってきたほうが効率はいいと思います。