オリジナルシフトノブ&トランスファーノブ
アルミ削り出しのシフトノブとトランスファーノブ。

A5056材より削り出したボールノブ。 長いほうがシフト、短いのがトランスファー用です。
ノブの位置はトランスファーはノーマルと同じ、シフトのほうは約15mmほど高くしました。
これはRECAROシートに換えてから、ヒップポイントが高くなったのでそれに合わせて使いやすい
高さにするためです。
●装着したところ。 最初はバフで鏡面に磨こうと思っていたのですが、旋盤の目があまりに綺麗な
ため、その旋削目をそのまま活かすようにしました。 表面には手の汗で酸化を防ぐ意味でクリアー
が吹いてあります。
このボールの形は、私が今まで数多く作ってきたシフトノブの形状の中でももっとも使いやすい形なの
です。 単純な形ですが、個人的にはシフトノブには球形がベストと考えています。
因みに球の径はともにφ50です。

●このノブには当然ながらシフトパターンは彫っていません。 このままでは車検も通りませんし
トランスファーのパターンは普段使わないので忘れてしまうといけないので、下のようなワッペン
状のシフト&トランスファーパターンをプリントしたラベルをつけました。

※居ないとは思いますが、もしこのノブが欲しいという方がおられましたら同じもの、あるいは
お好みの形状のオリジナルのものを製作いたします。 とりあえずメールください。
ちなみに、私も過去にいろいろな形状、材質のシフトノブを造ってきましたが、形状は個人の
好みやドライビングスタイルでもっとも使いやすい形状があると思いますが、材質については
とくに比重について考慮する必要があります。
たとえば、純正は樹脂製ですので比重は1〜1.4程度と非常に軽いのですが、これをそのままチタン
にするとそれだけで約4倍もの重量になります。
さらに重い真鍮などにしてしまうと、その重さは純正比で8倍にもなります。
ミッションの構造をご存知の方なら解ると思いますが、このことはミッションのフォークを支持
しているロッキングボールやそのスプリングに負担をかけ、さらにはシンクロにも悪影響を及ぼす
ことがありますし、走行中の大きな衝撃で、ギア抜けを起こす原因にもなりますのであまり重い
シフトノブはお薦めできません。
重いシフトノブにすると、シフトチェンジのときにその質量による慣性によって、感覚的にギア
が入りやすくなったように錯覚してしまいますが、これはまさに勢いでギアを入れているだけです
ので、シンクロに負担をかけます。
とくに、ジムニーのようにシフトレバーの長いミッションの場合はそのレバー比によってより先端
につくシフトノブの重さが影響しますので、よく考えたうえで材質を選択する必要があります。