ヘッドライトシールド
ヘッドライトの保護のためのものです。
●ガラス製レンズのライトであればさほど気にならないのですが、樹脂レンズの場合はどうしても
走行中の飛び石などによる傷がつきやすいですし、とくにこれからの季節は高速を走った後など、
付着する虫の死骸も気になります。
実際、私のクルマのライトも若干傷がついていましたので、それの防止のためと、あとは
若干でも空気抵抗の減少も兼ねてライトシールドを造ってみました。
ジムニーのグリルはわりと平面に近いので、こうした類のものは造りやすいと思います。

↑製作したライトシールド。
●素材はホームセンターで調達した1.5mm厚のPET板です。
その他にもアクリル、塩ビ、PPなど使えそうな素材は何種類かありますが、アクリルが透明度が
もっとも高く強度も高くて良いのですが、常温加工では慎重にやらないと割れやすいです。
PPは柔軟性はありますが透明度がやや劣ります。 これらを総合して考えた結果、柔軟性があり
扱いやすい塩ビかPETになりましたが、今回はとりあえず試作(初作)ということもあり、
もっとも加工しやすい1.5mm厚のPET板にしました。
これでうまくいったら、次はアクリルの2mm厚できちんとしたものを製作しようかと思います。
加工は現物合わせで型紙を作成し、それにあわせて切り出したあとに切断面をペーパーで整え、
デザイン的なアクセントとして5本ばかり横にラインを入れました。
このラインはペーパーを折り曲げてサーッとスジを入れる感じで裏面からおこないました。

↑詳細はこんな感じです。
4隅に近い部分に4mmの穴をあけてあります。 グリルに取り付けるための穴です。
↑ウェルナット。
取り付け方法はいくつか考えました。 いちばん簡単なのはタッピングビスによる取り付けですが
このシールドはライトの光軸合わせなどの際に取り外す必要があるし、内側が汚れた際にも洗うの
に取り外すことがあるので、タッピングビスでは何度か取り外ししているとネジ穴がバカになって
くるのでこの方法はパスしました。
他の方法は、ブラインドナットによる取り付け、プッシュリベットによる取り付けなども検討しました
が、もっとも取り付け取りはずしが容易な方法で考えた結果、ウェルナットにしました。
ウェルナットはネジを締め込むことでゴム部分が潰れて、挟み込むことで固定するものです。
ゴムですので、密閉性や振動吸収性が高いのが特徴です。

↑ナノハードクリアー
樹脂は紫外線などの影響で次第に黄ばんできますので、取り付ける前に予め塗っておきました。
10年ほど前のクルマになると、樹脂レンズのクルマなどはよく黄ばんでしまっているのを見ます。
この製品はそういった場合、レンズに塗布することで少しでも透明感(あくまで透明「感」で、決して
透明度が蘇るわけではありません。 透明度を復活させるにはやはり研磨してからでないとダメですが、
それでも樹脂内部まで劣化してしまっていると限界があります。 最近は業者で樹脂ライトの研磨を
しているところも多いですが、この場合も樹脂内部まで曇ってしまっている場合は元どおりにはなり
ません)を復活させるとともに黄ばんでしまった色を淡いブルーの膜で被うことで、視覚的なクリアー
感を高めるものです。
私の場合は、とりあえず経年変化の変色予防の意味で先に塗っておきました。 これにより保護効果
が約6ヶ月持続するそうです。
成分的には、最近のボディコーティング剤に多いガラス繊維系コーティングに類似したもののようです。
ですので、完全に素材に定着するまでには3日ほどかかります。
なお、これにより若干ブルーっぽく着色されますが、ほんの僅かですので見た目のライトの明るさに
影響を与えるほどではありません。
●取り付け

↑取り付けたところ。
シールドはグリルの角度に合わせて温めながら若干の曲げをつけてから取り付け。
これは単に面をあわせる意味だけでなく、面剛性を上げる効果もあります。
なお、フロントグリルに穴をあけるわけですので、純正そのままの部品に加工をすると
もう元には戻せないので、スペアの中古グリルに加工しました。
グリルの色は今までつけていたグリルよりもやや濃いめにして、純正グリルの色と
中間程度の濃さのトヨタ純正カラーのグレーメタリックに塗ってあります。

●フロントグリルの脱着について
フロントグリルの脱着方法について、いまだにメールをいただくことが多いので、くり返しになります
が載せておきます。
フロントグリルを留めているネジはグリルの網の部分にある3本だけで、あとは4箇所の爪によって
ボディに取り付けられています。
下の写真の矢印の部分の4箇所がその位置で、掴みにくいですがこの4箇所を思いっきり前方に引っぱって
取ります。 けっこう固いので最初は割れるかと思うかも知れませんが、1度コツを掴むとスムーズに
できるようになります。

※変な方向に力をかけると割れる可能性もありますので気をつけてください。 上下方向に捻るの
ではなく素直にまっすぐ前に引っぱることがポイントです。