薄型オイルフィルター
ホーシングとの干渉を防ぐのに有効です。
※以下で紹介している薄型フィルターとダイハツCOPEN純正のオイルフィルターは基本的
に同じ寸法です。 つまりK6Aエンジンにはコペン純正サイズのオイルフィルターが流用
できるということです。 ただし、使用にあたっては自己責任でお願いいたします。

↑薄型オイルフィルター。レイル(Beatrush)製。
●JA22ではサンドイッチブロック(オイルブロック)を挟んでオイルフィルターをつけた場合、
普段の走行ではまず問題になりませんが、イレギュラーなジャンプの着地や急制動時の大きな
ノーズダイブ時など、フロントサスがフルストローク近くなってバンプストッパーに当たるくらい
になると、ホーシングがオイルフィルターにぶつかり、オイルフィルターが若干潰れてしまうと
いう不具合が発生します。
これは減衰力の高い社外のショックに換えていれば、瞬間的な沈み込みストロークを抑えること
でかなり回避することができますし、車高を上げている場合もそこで逃げることができることが
多いのですが、ノーマル車高、ノーマルショックの車だと無視できない問題となります。

↑参考までに、実際にホーシングと干渉して潰れたオイルフィルターです。
これは私の車ですが、まだこのときはノーマルショック、純正サイズオイルフィルターでした。
現在はスズキスポーツのショックと薄型オイルフィルターにしてありますので、通常の走行で
あれば(大ジャンプでもしない限りは)まずぶつかることはありません。
●この対策として、薄型のサンドイッチブロックを使用することがありますが、これでもサス
ペンションがバンプストッパーに接触するくらいストロークすると、やはりオイルフィルター
にホーシングがぶつかりますので、根本的な解決にはなりません。
ですので、根本的な解決はやはりフィルター移動式のオイルブロックをつけて、オイルフィルター
を移動させるしかありません。
ですが、オンロードがメインでそれほどオフロードをハードに走らず、さらに薄型のサンドイッチ
ブロックを使用している方は、安全策として、今回紹介します薄型のオイルフィルターを使用して
みるのもいいと思います。 少なくとも通常の街乗りや林道走行程度ではこの対策で充分でしょう。
なお、この現象についてはJB23でも同様のようで、こちらのyasuさんのページでも紹介されており
ますので参考にしてみてください。

↑右が薄型オイルフィルター。 左は純正サイズのフィルター。
これは純正のオイルフィルターの高さ65mmに対して、50mmの高さしかなく、従って15mmほど
ホーシングとのクリアランスが稼げますので、そのぶんぶつかりにくくなります。
逆に言うと15mm程度の厚さのオイルブロックであればノーマルと変わらない高さになるということ
になります。
なお小型化されることによっての性能低下(濾過性能の低下よりも、流路抵抗の増加が心配されます)
が懸念されますが、このフィルターはGT-RのRB26エンジンをはじめ、容量の大きいオイルポンプの
エンジンにも対応していますので、ポンプ吐出量の小さな軽自動車のエンジンであるK6Aエンジンには
充分余裕があると思いますので、定期的な交換さえ怠ってなければ心配は要らないと思います。
もともと、最近のエンジンはオイルフィルター自体がかなり小型化してきているので、そのうちこの
くらいのサイズのフィルターも一般的になってくる可能性もあります。
ただ、厳密に言えばこうした消耗部品は純正部品を使用するのがもっとも信頼性が高いですので、
これに限らず、社外品を使用する場合はあくまで自己責任でお願いします。
この商品にも「競技、スポーツ走行専用のオイルフィルターです」とお約束のように書かれています。
●取り付けたところ。

●ご注意
今回の薄型オイルフィルターによるクリアランス稼ぎははあくまで限定的なもので、オンロード
メインや軽い林道走行程度ならまず問題ないのですが、オフロードをハードに走る方や激しい競技
での使用にはまだ不十分です。
前述してありますように、薄いオイルブロックと組み合わせてつけてもバンプラバーが半分まで
潰れるくらいフルストロークするとやはりぶつかりますので、根本的な解決はフィルター移動しか
ありません。 また、ジムニーではあまりいないと思いますが、車高を下げているクルマはこれでも
おそらくぶつかると思いますので気をつけてください。
なお、このオイルフィルターの購入はこちらからできます。この他にも数社から出ているようです。
センターボルトサイズ違いで2種類ありますので、 ネジサイズ3/4-16UNFのものを使用します。
なおオイルブロックによっては指定サイズのオイルフィルターを使用していることがあるので注意
してください。 あくまでこれは純正フィルターサイズ相当互換のものに適応します。
くり返しになりますが、使用はあくまでも自己責任でお願いします。
<参考1> →薄型オイルフィルターについてはこちらのページでも触れています。
<参考2> →薄型オイルフィルターについてはこちらのページでも触れています。